《脂肪幹細胞注入(cell-assisted lipotransfer)による豊胸術》の課題 A |
2008年02月03日 |
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脂肪幹細胞注入法による豊胸術の利点としては、
@お胸の脂肪移植部の傷跡が目立たず、感触も自然であること
Aご自分の脂肪組織を用い、人工物を使用しないため、異物がお胸に入っているというストレスがないこと
B術中・術後の痛みも、シリコンバッグによる豊胸術に比べれば、かなり楽であること
C脂肪採取部の部分やせに繋がるということ などが挙げられます。
ただやはり大きな課題の一つが、以前ブログでも書かせていただいた、移植脂肪細胞が委縮する、ということです。是非ご参照ください。
そして二つ目の課題として、やせ型の方にはこの方法は適さない、ということです。一般的には、40kg未満の体重の方には厳しいと言われております。診察の時点であまりに厳しいと判断した場合は、施術をお断りする場合もあります。
脂肪を採取する部分のラインの美しさも追及いたします!ただ単に、無理矢理、脂肪を採取したらいいという訳ではありません。
基本的には、大腿後面・殿部外側から、脂肪を採取いたしますが、足りない場合は、大腿前面・お腹周りが候補にあがります。またある程度、採取する部位は、ご要望に応じさせていただきます。
また、三つ目の課題としては、一度に注入できる脂肪量に限界があるということです。乳腺下で約300mlが限界と言われており、それ以上の注入は、定着しないどころか、異物となってしまう可能性があり、逆にリスクを伴います。注入する層を工夫することにより、+αの脂肪注入が可能と考えます。
お写真は、お胸への脂肪注入直後です。注入箇所の傷口は約3mmで、写真に写ってる傷口の膨らみは局所麻酔によるものなので、すぐに消えます。
私中村は、とにかく、出来上がりの形にこだわらせていただきます!!
新宿ANNEX院で施術を担当させていただいております。豊胸術をお考えの方は、是非ご相談くださいね。
新宿ANNEX院院長 中村大輔 |
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