シリーズ 若返りの匠 Vol.11 シリーズ 若返りの匠 Vol.11

Vol.11

第11回

湘南美容クリニック医師
 × 
木村結子さん(37歳・会社員)

シリーズ 若返りの匠 Vol.11

二重瞼、目の下のクマ、フェイスラインのたるみを
形成外科のプロフェッショナルが改善する!

執刀医:
赤坂見附院 医師

綺麗になりたいという前向きな気持ちが若さを保つ秘訣

中高年のお客様で一番多いご相談は、加齢とともに変わってきたところを「元に戻したい」というご希望です。これは20代の女性と決定的に違う点で、決して「違う自分になりたい」というわけではないのです。私自身も30代後半なので大変共感できるのですが、加齢とともに昔の自分とは明らかに違ってくるので、特別に変わりたいわけではないけれど、むしろこれ以上変わらないために何をすればいいのか、ということをご相談にいらっしゃるお客様が多いです。
若さの維持・老化防止のために日常的にできることで、絶対に行うべきなのがUVケアです。紫外線はシミが増えるだけではなく、小じわや肌の老化、たるみにもつながってくるので、オールシーズンで実践されたほうがいいと思います。
また、お客様と接して学んだことですが、美をあきらめないという心持ち、その姿勢が一番大切だということです。どうしても子育てや仕事で忙しいなど、良いことばかりではなく、ストレスが溜まってくることもたくさんあります。そんな時には色々なことが「もういいや」となってしまいがちですが、お客様の中には「諦めないで綺麗になろう」と頑張っていらっしゃるお客様がいらっしゃいます。私たちは美容整形というツールを使って、見た目を綺麗にすることは出来ますが、やはり内面から綺麗になりたいという気持ちが強い方は、それだけでも生き生きと綺麗ですし、手術を受けられるとより綺麗になるんですね。やはり前向きな気持ちが一番大切ではないでしょうか。

形成外科医として14年間の知見が生んだMD式(ミニマムダウンタイム式)手術

美容医療の外科手術で大切なことは3つあると思っています。1つはお客様が望んだ通りの形になること。 もう1つは傷がキレイなこと。最後の1つはなるべく腫れない、すなわちダウンタイムが少ないことです。
私の場合、形に関しては術前のデザインをしっかりやるようにしていますが、残りの2つ、なるべく傷がキレイになることと、ダウンタイムを短くすることのために、MD式という方法で行っています。
具体的には、手術は出血が少ないほうがいいわけです。そのために特殊な電気メスを使うことで出血を最小限に抑えることが可能です。また出血の際の止血も、血が出ている血管のみをピンポイントで止血できます。あくまでもシンプルに、最低限のステップで必要なものを淡々と繰り返していき、一つひとつの手技を丁寧にやっていくということです。
これは私自身が形成外科医として生きてきた14年間、日々の手技で学んできたことであり、この技術をすべてのお客様にも提供できるように、シンプルだけど丁寧に無駄がないように行っています。

今回先生に施術してもらったのは…
木村結子さん(37歳・会社員)

今回美容整形を受けようと思ったきっかけは?

30代になり徐々に瞼が落ちてきて二重幅が狭くなってきたことと、
頬周りのたるみやもたつきと余分な脂肪、それにほうれい線と二重顎も気になってきて...。
今までは年齢より若く見られてきたのですが、いつの間にか年齢よりも見た目が追い越してしまって、加齢による変化に凄く悩んでいました。
顔をガラリと変えるのでは無く、20代の頃のように-5~-10歳若返りたいと思っていました。

クリニックの雰囲気はいかがでしたか?

とても安心できる雰囲気でした。また、同じ女性なのでスタッフさんも先生もとても気が利く方ばかりで、とても居心地が良かったです。
先生に関しては、同世代ということもあり、とてもフレンドリーで親しみやすく話しやすかったです。施術に関してとても不安だったのですが、細かいこともきちんと説明してくれましたし、
何よりも「絶対大丈夫!」っておっしゃって頂いたので、本当に安心して施術を受けることが出来ました。

木村結子さん(37歳・会社員)

施術内容

MD式眉下リフト(眉下切開)
目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り
SBCリッチフェイス法
ナノリッチ脂肪注入
ゴルゴライン・ほうれい
SBCリッチフェイス法
ヒアルロン酸(テオシアル ウルトラディープ)
エラ
韓国製ボツリヌストキシン
頬・フェイスライン
シルキーリフト(10本)
頬・顎下
美ボディ脂肪吸引
ヒアルロン酸(テオシアル ウルトラディープ)
韓国製ボツリヌストキシン
SBCリッチフェイス法

Monitor Interview

上瞼の皮膚のたるみによって二重瞼がはっきりとしなくなってきたため「MD式眉下リフト(眉下切開)」によって眉下ギリギリの目立たないラインを切開し、余っている皮膚を取り除くことにより本来の二重幅を取り戻す。
目の下のクマの部分は、「目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り」によって目の下の余分な脂肪を取り除き、凹み部分には「SBCリッチフェイス法」でご自身の脂肪を注入。さらに、黒グマとちりめんジワを改善するため「ナノリッチ脂肪注入」で眼輪筋と皮膚の間にナノクラスの脂肪を注入した。

エラ

小顔効果を引き出すために、「韓国製ボツリヌストキシン」をエラに注入し、筋肉の動きを抑えることでボリュームをなくす。

頬・顎下

脂肪量が多くなってきた頬と顎下は、「美ボディ脂肪吸引」によって余分な脂肪を取り除く。

顎の筋肉によってできる梅干しシワを解消するために「韓国製ボツリヌストキシン」を注入して改善。また加齢によって顎の骨がボリュームロスして立体感がなくなってくるため、「SBCリッチフェイス法」で脂肪を注入して少し盛り上げることで全体的なバランスとEラインを整える。

ゴルゴライン

目の下のクマから続く凹んだゴルゴラインには「SBCリッチフェイス法」でご自身の脂肪を注入して自然なふくらみを持たせる。

センターラインを美しくするために鼻筋にヒアルロン酸(テオシアルウルトラディープ)を注射器でバランス良く注入して整える。

ほうれい線

くっきりと出てきたほうれい線にはヒアルロン酸(テオシアルウルトラディープ)を注入して改善。

頬・フェイスライン

脂肪吸引とボツリヌストキシン注射の後、下がってしまう皮膚を持ち上げるために、「シルキーリフト」(左右各5本)を行い、頬全体を引き上げて定着させる。

施術POINT

木村さんの施術を行ううえで、ポイントはどこでしたか?

木村様のお悩みは、元々はパッチリとした二重の目でいらっしゃったのですが、瞼の皮膚がたるんで、これまでの二重のイメージとは違うというのがまず一つです。次は加齢による目の下のクマ。私たち女性なら誰しもが気になることですね。
最後にフェイスライン。たるみが気になってくるお年頃ですし、少し脂肪もついていたので、それを改善することにしました。

まず二重の幅や形を変えてしまった瞼のたるみですが、瞼のたるみを取る方法は大きく分けて2つ、眉の下で余った皮膚を切り取る方法と、二重自体を広げて糸で固定する埋没法があります。お客様の場合は、埋没法で二重の幅を広げていくともっこりとした不自然な二重になってしまうので、余っている皮膚を切除する「MD式眉下リフト(眉下切開)」を行いました。
この方法のメリットとしては、切り取った皮膚の分は戻りませんから、一生モノの財産になるということが一つ。そして、たるんできた部分を切り取るだけなので、今まで皮膚がかぶさって隠れていた本来の二重がきちんとあらわになるという意味で、作られた二重ではなく、若い頃の二重に戻すための手術ということです。

次に、目の下のクマに関しては、目の周りを覆っている眼窩脂肪が加齢によって突出していたことから、瞼の裏側・結膜側から余分な脂肪を取り除きました。また、目の下の部分がやせてくぼみになっている部分には「SBCリッチフェイス法」によって脂肪を注入してふっくらさせて、さらに「ナノリッチ」と呼ばれるナノクラスの幹細胞が含まれた極小脂肪を眼輪筋と皮膚の間に注入することにより、黒グマと小じわの改善を目指しました。
最後にフェイスラインですが、たるみと脂肪への対応として脂肪吸引を行いボリュームを減らしました。

ただし、顔は脂肪だけでできているわけではありませんので、脂肪を減らしただけでは効果はありません。脂肪の上には皮膚がありますし、脂肪の下には筋肉があります。ですので、筋肉に関しては手術の二週間前にエラ部分への韓国製ボツリヌストキシンの注射によって筋肉の働きを弱め、エラをスッキリさせる施術を行いました。この脂肪吸引とボツリヌストキシンによって脂肪と筋肉を減らすことでかなりの小顔効果になります。次に、脂肪の上にある皮膚ですが、脂肪と筋肉を減らした分だけ相対的に余ってきます。その余った皮膚を放置するとどうなるかというと、上に持ち上がることはなく、重力によって垂れたままくっついてしまいます。それを予防するために「シルキーリフト」という溶ける糸を入れました。糸で引っ張り上げて持ち上がったところでくっつけていくわけです。

つまり、フェイスラインは一番奥の筋肉を減らして、その上にある脂肪も減らして、余った皮膚は上に引き上げて、持ち上がったところで固定させるという、小顔&リフトアップのための施術を行っています。顎の梅干しジワはボツリヌストキシンの注射によって改善させました。また、年齢とともに頭蓋骨や顎の骨は痩せてきます。木村様の場合、顔立ちとして顎が小さい方でしたので、加齢とともに二重顎が目立つようになります。そこで「SBCリッチフェイス法」によって脂肪を顎に注入し前側に出して上げることで、全体的に立体感を整えEラインもキレイに見せるようにしています。さらに、顔の中心ラインは一直線になったほうが美しいので、鼻筋にヒアルロン酸(テオシアルウルトラディープ)を注入して、縦のラインをキレイに整えました。同時にほうれい線と、ボリュームダウンした上顎の骨の部分にも注入しました。

先生がお客様をカウンセリングするときに心がけていることはなんですか?

常に心掛けていることは、「自分がお客様だったらどういうふうに説明してほしいか」、ということです。不安なことは何か、何を聞いてほしいのか、というようなお客様のことを考えながら、お客様が望むものを説明しようと思っています。治療内容はもとより、手術を行うのであれば、お客様が望む結果をどうすれば提供できるのか、を考えながらカウンセリングを行っています。
また美容外科医となって14年目になりますが、これまでの知見と経験を活かしながらも、お客様の目線で同じ方向を見るように心がけています。

若返りたい女性へのメッセージをお願いします。

当院では、特に女性器の治療と、若返りの施術を得意としています。スタッフともども同じ女性ということで、お悩みを抱えていらっしゃる皆様のお力になれるよう、日々頑張っております。
女性特有のお悩みや、若返りのことなど、どんな小さな事でも結構です。少しでもお悩みをお持ちの方は、カウンセリングも無料で行っておりますので、是非お気軽にご相談にいらしていただければと思います。皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。