二重整形施術後すぐのまぶたの腫れには冷やすほうが良いです


二重整形に限らず、術後の傷は多かれ少なかれ腫れるものです。

手術では、針やメスを使って肌を傷つけることになるので、皮膚にとっては切り傷や擦り傷とさほど変わりがないのです。

傷とは、皮膚の細胞が切開によって損傷された状態です。

その時、細胞周辺の細い血管が切れて内出血を起こしたり、その後に細胞を修復するために血液が集まってきたりすることが、腫れの原因となります。

また、サイトカインと呼ばれる痛みや腫れを誘発する物質が細胞周辺に分泌されることによって、腫れと痛み、さらには発熱(熱感)が起こります。

そのため、術後の傷を冷やすことで発熱を抑えると、何もしない場合よりもやや早く腫れが引いていきます。

施術後の炎症には冷やすことが基本です

二重整形の施術には、まぶたの内側に糸を通す埋没法と、まぶたの表面を切り開く切開法があります。

どちらの場合も、手術においてはまぶたの組織や細胞、細い血管を傷つけざるを得ません。

その点では、擦り傷や切り傷とさほど変わりはありません。

二重整形の施術後、その部分には腫れが起こります。

これは、傷ついた血管から血液が組織に漏れ出す内出血が理由となります。

組織に漏れ出した血液は行き場がなく組織にとどまることで組織に腫れが起こり、細胞と細胞の間が広がって組織全体が腫れていきます。

また、腫れの原因には、漏れた血液や組織から分泌される炎症物質の存在もあります。

医学的に「サイトカイン」と呼ばれる物質が組織内に放出されますが、血管は切れて機能していないため組織内にとどまり、炎症による腫れを酷くしていきます。

どんな施術や手術でも必ず炎症は伴います


施術後に起こる腫れが嫌で、二重整形に二の足を踏む方は少なくないでしょう。

ですが、この腫れは炎症によるものが主で、施術部の皮膚や組織が正常に戻っていくためには、必要な過程なのです。

施術部では内出血が起こりますが、血管が傷ついたことによって血液が流れ込みやすくなったという理由と、施術によって傷ついた組織を修復するために血液が集まってくるという理由とがあります。

また、傷ついた組織に増えるサイトカインを組織から洗い流そうとする体の反応から、血液を多く流そうとする反応でもあります。

傷ついた組織を修復するためには、血液によって様々な物質が施術部に集まってくることが必要になります。

これは一方で、傷ついた血管から漏れ出す血液の量を増やすことにもつながり、いわば悪循環を引き起こします。

傷ついた血管は、時間をかけて血小板や凝固因子によって修復されていきます。

これが進む間、組織を冷やすことで血液の需要を抑えれば、内出血による腫れを最小限で抑えることができます。

施術後の痛みや腫れには冷やす、その後も続く腫れには温めるのが効果的です

施術後に術部が赤くなるのには、その部分で放出される炎症物質の存在も理由となります。

これは、痛みや発熱を引き起こします。

施術部を冷やすことでこの熱を抑えると、腫れが引いていきやすくなります。

一方で、施術から数カ月たっても腫れがなかなか引いていかないと悩む方もいらっしゃいます。

この場合は、温めることで効果を期待できる場合があるようです。

まぶたの腫れぼったさは単に脂肪組織が多いことにより、起こるわけではありません。

組織における細胞と細胞との間を満たしている水分、細胞間質液が溜まっていることが原因となっている場合があります。

これが起こると組織が腫れて血管を圧迫し、血液の流れが悪くなって、いつまでも腫れが引かないことになっていきます。

温めるとその部分の血管が広がり、血液の流れが良くなります。

その後に、まぶたを触る程度に軽くマッサージしてあげると、より効果的でしょう。

溜まっている細胞間質液がリンパに取り込まれ、腫れぼったさが少しずつ引いていき、改善が期待できると言えるでしょう。

(まとめ)二重整形の後はまぶたを冷やすほうが良いの?

1.二重整形施術後すぐのまぶたの腫れには冷やすほうが良いです

細胞に傷をつけるという意味では、手術も擦り傷や切り傷と大きな差はありません。

術後に起こる内出血や、傷周辺の炎症のために腫れが起こるため、冷やすことで炎症が治まると腫れが引きやすくなっていきます。

2.施術後の炎症には冷やすことが基本です

何らかの組織や血管の損傷を伴う施術後には、組織での炎症が必ず起こります。

傷ついた血管から血液が漏れ出すことによる内出血も、腫れを引き起こす原因となります。

施術部を冷やすことは、炎症による腫れや発熱を抑える効果があります。

3.どんな施術や手術でも必ず炎症は伴います

施術後に起こる腫れは、組織を修復する過程において必要であるものです。

しかしこれは、組織での血液需要を増やすことになり、内出血を悪化させる要因にもなります。

冷やすことで血液需要を減らすことで、内出血による腫れを抑えることが大切になります。

4.施術後の痛みや腫れには冷やす、その後も続く腫れには温めるのが効果的です

施術後の腫れには冷やすことが基本ですが、炎症が治まった後の腫れには温めたほうが効果を期待できる場合があります。

温めて血行を良くすることや、組織に溜まった水分をリンパに流すためにまぶたをマッサージすることなどが方法として挙げられます。