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監修医:後迫春輝(うしろざこはるき)医師 SBCイテウォンビューティクリニック恵比寿院院長

「脂肪吸引後の拘縮がなかなか治らない…」その不安、正しい知識で解消しましょう
脂肪吸引を受けた後、「皮膚が硬い」「つっぱる感じがする」「これって失敗?」と心配になる方は少なくありません。
実はそれ、“拘縮(こうしゅく)”という自然な回復過程であることがほとんどです。
拘縮は「失敗」ではなく、むしろ治癒が順調に進んでいる証拠。
この記事では、イテウォン恵比寿院・後迫春輝医師が、脂肪吸引後の拘縮についてわかりやすく解説します。
拘縮とは?なぜ起こるのか

脂肪吸引の手術では、皮下脂肪を物理的に取り除くため、脂肪があった部分と皮膚の間に一時的な“空洞”ができます。
この空洞を体が修復しようとする過程で、周囲の組織が再生・収縮して皮膚を内側から引き締める反応が起こります。
そのときに感じる「硬さ」や「つっぱり感」が、拘縮(こうしゅく)です。
つまり拘縮は、脂肪吸引後の自然な回復反応であり、最終的に皮膚が引き締まり、美しいフェイスラインへ整っていく過程なのです。

🔹 拘縮が起こる原因
・吸引後の組織再生・修復反応
・炎症による浮腫(むくみ)や線維化
・圧迫固定の不足や過剰刺激
拘縮は術後2週間頃から始まり、3〜6ヶ月で自然に消えていきます。むしろ「患部が硬くなってきた=癒着がうまく進んでいるサイン」です。
脂肪吸引の拘縮はいつ治る?

術後すぐ〜1週間以内:まだ拘縮は起こりません。腫れ・痛み・むくみの時期。
術後2週間以降:患部が硬くなり、つっぱる感じが出始めます(これが拘縮)。
3ヶ月〜半年:徐々にやわらかくなり、すっきりした質感に。
もし痛みや発熱を伴う腫れがある場合は、拘縮ではなく「血腫」などの合併症の可能性もあるため、早めに医師へご相談を。
多くの場合、2週間から1ヶ月目あたりに拘縮が強くなり、2〜3ヶ月程度で硬さが落ち着いてきます。その後、約半年かかけて自然な柔らかさにもどっていきます。
拘縮が起きたときの正しい対処法
拘縮は3ヶ月〜半年で自然と消えます。
多くの場合、見た目にもわからない程度で、心配は不要です。
それでも気になる方は、以下の方法で改善を促しましょう。

【適切な圧迫固定】
→脂肪吸引の場合は施術部位に合わせて圧迫強度を細かく調整。固定が甘いとむくみや拘縮が強く出る原因に。

【睡眠・入浴・食事で体の回復力を高める】
→入浴で体を温めることで代謝を促したり、食事はタンパク質を多く摂取(肉・魚・豆腐・プロテインなど)、白湯を飲むことがおすすめです
※内出血が落ち着いた1週間以降を目安に湯船に浸かりましょう

【マッサージ・インディバなど】
→タイミングやマッサージの強さなどには要注意
拘縮部分を強くマッサージする → 再生中の組織を傷つけ、治りが遅くなります。
ダウンタイム・痛みのリアル

痛み:筋肉痛のような痛みが2~3日。鎮痛剤で十分対応可能

腫れ・むくみ:1~2週間で落ち着く
湘南美容クリニックイテウォン恵比寿院の後迫医師は「ダウンタイムが短い脂肪吸引」として、後迫医師の施術は高い支持を得ています。
よくある質問(FAQ)
- Q脂肪吸引のあとは強くマッサージしても大丈夫?
- A
術直後はお控えください。刺激が強いと治りが遅くなります。
術後2週間後から弱い力でマッサージしていくと治りもよくなるでしょう
- Q術前より大きく見えたり、ゴツゴツするのは失敗?
- A
多くは拘縮による一時的なふくらみ。
軽いマッサージをしていきながら過ごしていただくことで、3~6ヶ月で自然に改善します。
- Q後迫医師の施術はどこで受けられますか?
- A
湘南美容クリニック イテウォン恵比寿院(東京都渋谷区)でご予約可能です。
後迫医師は、美ボディ脂肪吸引・脂肪吸引注射ともに症例数全国1位を獲得している経験豊富な医師で、アフターフォローまで丁寧に対応いたします。
拘縮が終わるとこんな仕上がりに

まとめ|拘縮は“失敗”ではなく“回復の証”
・拘縮は脂肪吸引後の自然な経過
・正しいケアで3〜6ヶ月で改善
・無理なマッサージは逆効果
“医師の技術”と“アフターフォロー”が回復を左右する
「ダウンタイム最小・自然な仕上がり」で全国1位の実績がある後迫医師にぜひお任せください。


