2025.05.19
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  • 顔のたるみ

30代から始めるたるみ予防

高橋承子医師
監修医新宿本院高橋承子医師
若返りエキスパートドクター
【ポリシー】
お客様の「いま」だけではなく「未来」を見据え「なぜ」から始める美容医療を通して二人三脚で歩んでいけるパートナーでありたいです。

”たるみ治療”はまだ早いと思っていませんか?

「鏡を見た時に前よりほうれい線が気になる」
「周りの人から最近疲れている?と言われた」など、30代のあなたも少しずつ顔のもたつきを感じていませんか。

たるみは、30代から静かに進行を始めています。実は、気になりだした今がたるみ対策の始めどきです。
このまま対策をしなければ、40代になったときに悩みが大きくなり、改善するまでには必要以上に時間とお金がかかってしまいます。

しかし、たるみ対策を始めたい気持ちはあっても、情報が多すぎて「何が自分に必要なのかわからない」と迷ってしまう方も少なくありません。

今回は、たるみの原因や初期サイン、おすすめのたるみ治療と日常のケアについて解説します。

仕事や家事、育児で忙しい毎日でも、取り入れやすいたるみ予防で理想のキレイを叶えましょう。

顔のたるみはなぜ起こる?知っておきたい原因と初期サイン

顔のたるみの主な原因_インフォグラフィック

年齢とともに起こる顔のたるみは主に「脂肪のたるみ」と「皮膚のたるみ」が原因です。

脂肪のたるみは、顔にある皮下脂肪のボリュームダウンや変形によって起こります。

頬や口周りなどの皮下脂肪が減ると、滑らかな状態の皮膚に凹凸ができ、影になってしまいます。
特に骨がない頬は皮下脂肪が下垂しやすい部分です。ほうれい線は、頬下に皮下脂肪が溜まり、ボリュームが出ることで現れます。

皮下脂肪の変化は、目の下や頬骨周辺がくぼむところから始まります。
現時点で目の周りに変化を感じている方は、早めの対策を検討しましょう。

皮膚のたるみの原因は「表情筋の萎縮」と「日常的な表情のくせ」です。
顔には30種類以上の表情筋があり、皮膚や組織を支える役割を担っています。
しかし、加齢によって表情筋が萎縮すると、骨に皮膚や筋肉を繋ぐ靭帯にゆるみが生じます。
皮膚や組織を支えきれなくなることで、たるみに繋がるのです。

また、表情筋の動きやくせでも皮膚のたるみが起こります。
皮膚はゴムのように伸縮する性質を持つため、伸びやすい傾向があります。
仮にしわが現れても、若い頃のようにハリがあれば元に戻りますが、コラーゲン不足の柔らかい肌では簡単に元には戻りません。

ケアを行わず放置し続けると、しわが深く刻まれ、常にしわが入った状態になってしまいます。

顔のたるみの初期サイン

美容・スキンケア・女性

顔のたるみのサインは、鏡を見ることや触ることで確認できます。
次のようなサインが現れたら、たるみ予防を始めるタイミングです。

  • ほうれい線やマリオネットラインが深くなってきた
  • フェイスラインがぼやけて輪郭が四角くなってきた
  • 周りの人から疲れていると言われることが増えた

年齢とともに、肌はだんだん柔らかくなります。
触り心地を例えるなら、赤ちゃんが「こんにゃく」、30代〜40代の方は「豆腐」、さらに年齢を重ねると「スポンジ」のようなイメージです。

赤ちゃんのように弾力のある肌が、年齢とともに柔らかくなるのは、コラーゲンが減ってハリや弾力が失われているからです。

30代から顔のたるみはゆるやかに始まっています。
将来後悔しないためにも、たるみの初期サインを察知し、早めに対処しましょう。

たるみによるデメリット

ゆるやかに進行していく顔のたるみは、加齢による自然な変化だとつい見過ごしがちです。
たるみが進行すると、外見や印象にさまざまなデメリットが現れます。

  • 輪郭と首の境目がなくなり顔が大きく見える
  • ほうれい線やマリオネットラインが目立ち老けて見える
  • 目元や口元にたるみの影が入り疲れて見える

輪郭はやや丸みを帯びた卵型が理想と言われています。
特にフェイスラインのたるみは遠目でも目立ちやすく、進行するとセルフケアでは対処が難しくなるため、早めの対処が必要です。

30代からのたるみ予防は、顔の輪郭を意識して整えることが大切です。
すっきりとした輪郭を維持することで、年齢を重ねても健康で若々しい印象を保てます。

日常でできるたるみ予防

鏡を見る若い女性

たるみの原因やデメリットを知り「すぐにたるみ予防を始めたい」と感じた方も多いのではないでしょうか。

日常でできるたるみ予防には、生活習慣の改善とエクササイズがあります。

生活習慣では、主に次のことを意識しましょう。

  • 紫外線対策を徹底する
  • 安定した体重管理をする
  • 1日6時間以上の睡眠時間を確保する*
  • スマホ姿勢の改善を心がける

特に気をつけたいのがあご下のたるみです。
二重あごになると首との境目がわかりづらくなり、老けた印象を与えてしまいます。

簡単にできるエクササイズとして、舌を上あごの硬い部分に押し付けるトレーニングがあります。
舌の奥の方からしっかり力を入れるように意識しましょう。

たるみ予防には日々のケアが欠かせません。
まずはできることから始め、毎日コツコツと積み重ねていきましょう。

若返りエキスパートDr.おすすめ!30代向けのたるみ治療

高橋承子医師

たるみはある日突然始まるのではなく、30代から静かに進行していきます。
だからこそ、今から適切なアプローチを行えば、加齢に伴う見た目や印象の変化がゆるやかになります。

たるみが深刻化していない段階だからこそ、美容クリニックでの予防治療が効果的です。
たるみを改善するには、肌を引き上げるだけでなく、引き締めることも重要です。
そのため、お肌の状態に合った治療を組み合わせると、たるみへの効果がより期待できます。

ここからは、若返りエキスパートDr.の高橋承子先生おすすめのたるみ治療をご紹介します。

「糸リフト」×「ヒアルロン酸」×「ボトックス」

30代の方におすすめのたるみ治療1つ目は、「糸リフト」「ヒアルロン酸」「ボトックス」の組み合わせです。

糸リフトとは、コグと呼ばれる棘がついた溶ける糸を皮下に通し、皮膚内の組織に引っかけることでリフトアップさせる治療です。
糸を通す際、皮膚内部の組織が活性化され、コラーゲンの生成が促されるため、お肌のハリやツヤの向上も期待できます。

ヒアルロン酸注射は、体内の成分として存在するヒアルロン酸を注入し、肌に自然なボリュームを与え、ほうれい線やしわを目立たなくする治療です。

注入する製剤は体内のヒアルロン酸となじみやすく、3〜4ヶ月ほどかけて吸収されていきます。
体内で分解された後も害になるような成分は残りません。ダウンタイムも短いため、初めての方でも始めやすい治療のひとつです。
ボトックス治療は、過剰に発達した筋肉の動きを和らげる注入治療です。
顔では、表情筋に対してボトックスを注入でき、表情のくせによるしわの改善、予防効果が期待できます。

3つの治療を組み合わせることで、たるみに対してバランスのよいアプローチが叶います。

年齢とともに下垂した脂肪を糸リフトで「引き上げ」萎縮していく脂肪や骨をヒアルロン酸の「足し算」で補い筋肉の強い収縮をボトックスで「引き算」します。顔の「どこか一部だけが若くなる」という違和感がでないように、頭の先から顎先まで滑らかに繋がる立体感のある輪郭をつくりましょう。日本人の骨格は顎が小さい方が多いので、輪郭の要となる「顎」の注入治療はとくにおすすめです。
高橋 承子 医師
高橋承子医師

「高周波」×「糸リフト」

30代の方におすすめのたるみ治療2つ目は、「高周波」「糸リフト」の組み合わせです。

高周波治療は、皮膚の表面や深部に高周波で熱を伝え、コラーゲンと繊維組織を収縮させることで、肌のしわやたるみを引き締める治療です。
なかでも、サーマクールは肌の引き締め効果と輪郭改善効果が期待できます。
高周波の熱によって、コラーゲン繊維と皮下脂肪の仕切りとなるものを収縮させる仕組みです。

コラーゲンの生成を促す糸リフトと組み合わせると、たるみにくい肌を作りながらコラーゲンを蓄えられます。

自然に若返る、そんなたるみ治療には「引き上げ」と「引き締め」治療が大切です。
年齢とともに起こる”たるみ”の変化には脂肪が下垂する「脂肪のたるみ」だけでなく、皮膚がコラーゲンを失いやわらかく、スカスカになることで「皮膚だるみ」も起こります。
家を建てる時に、地盤のゆるい場所を選びますか?それは、糸リフトでもおなじことです。糸リフトで顔に「柱」を立てる時は「土台」となる皮膚や脂肪の補強が必要です。
「お肉を焼くと縮む」その原理を用いた”高周波”による引き締め治療を併用することで、たるみにくい、強い、土台作りをしましょう。
高橋 承子 医師
高橋承子医師

30代からのたるみ予防で健康で若々しい美しさを

女性

顔のたるみは、症状が重くなる前に手を打つことが重要です。
30代から少しずつ自分の肌と向き合うことが、美しく年齢を重ねることに繋がります。

しかし、仕事や子育てに忙しい30代、自分のために時間やお金をかけられない方もいるでしょう。
そんな30代だからこそ、美容治療によるアプローチがきれいを叶える近道です。

当院では、お客様の顔の状態だけでなく、予算や生活背景、検討されている治療などを丁寧にヒアリングし、オーダーメイドの治療プランをご提案しております。

たるみ予防は、気になりだしたときがベストタイミングです。
まずは無料カウンセリングで、自身の肌の状態や適した治療を知ることから始めましょう。

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