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2025.10.20
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「老け見え」の原因はまぶたのたるみ?滝澤先生が教える「年齢を感じさせない目元」へのアプローチ

50代半ば以降になると、「え、老けた?」と加齢による顔の変化をはっきりと自覚する人が増えていきます。

顔全体の輪郭がぼやけたように感じたり、目に力がなくなり疲れたように見えてしまったりして、「どこから対策すればわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、「老けて見えるだけではなく、目が開きにくくなり、視界が狭くなった」と感じている陽子さん(58歳)の悩みに、湘南美容クリニック表参道院の院長・滝澤宏明先生が答えます。

 

滝澤先生は「目元切開若返りエキスパートドクター」に選出され、特に目元の若返り施術については手技、症例数、こだわり共に日本トップクラス。

自然な若返りを目指す滝澤先生が、 “おばあちゃん”とは言わせない見た目の作り方を解説します。

 

※こちらの記事は大人の女性のためのムックシリーズ『reShine(リシャイン)2025年秋号』に掲載された広告記事、滝澤先生のインタビューの続きとなります。

 

相談者プロフィール

陽子さん

陽子さん 58歳
短大卒業後、食品メーカーに勤務し、26歳の時に寿退職。子育てがひと段落した40歳のときに旅行代理店に就職。2年前、近所に住む長女に孫が産まれ、夫と共に娘夫婦の子育てサポートもしている。

お悩みに回答するドクター

滝澤宏明医師

若返りトップエキスパートドクター 表参道院長 滝澤宏明 先生
弘前大学医学部医学科卒業後、東北大学病院形成外科などで約10年の臨床経験を積む。湘南美容クリニック(SBC)に入職後は、形成外科で培った経験を活かした施術を行う。

 

 

「視界が狭くなった」

 

陽子さん:アラカン(アラウンド還暦)世代になってから、全体的に老け込んだ印象になりました。体全体に脂肪がついて、顔の輪郭がボケてきて、シワが目立ってきたんです。おまけに目も開きにくくなった気がします。

 

滝澤宏明先生(以下・滝澤先生):そこでジョギングや筋トレを始めたのですね。

 

陽子さん:え? なんでわかるんですか?

 

滝澤先生:UV対策や保湿など手入れされているのはわかるのですが、紫外線のダメージでうるおいの保持力が弱くなっているように感じます。保水力が下がると肌のバリア機能も低下してしまうので、肌荒れしやすくなるのです。

 

筋トレについては、まず陽子さんの姿勢がいいので、体幹を鍛えていることがわかりました。また、ボディラインも引き締まっています。腕や肩、首の筋肉を鍛えていることもわかります。

 

だからこそ、それらの筋肉に引っ張られ、口角が下がり気味になってしまうのです。

 

 

陽子さん:すごい、体は連動しているのですね。筋トレを始めてから、口角が下がり、ほうれい線やゴルゴ線が深くなったことは感じていました。加齢だけでなく、筋肉の問題もあったとは……。

 

あと、口の周りといえば、あごのいわゆる「うめぼしジワ」も気になっています。無意識のうちに寄ってしまうのです。

 

滝澤先生:これは、オトガイ筋という口を閉じるための筋肉に力が入ることが原因です。筋トレは歯を食いしばりますから、そのほかにも表情筋が固定して、シワが目立ちやすくなってしまうのです。

 

陽子さん:おでこのシワの原因はなんでしょう。

 

滝澤先生:まさにこれが、陽子さんの主な悩み「目が開きにくくなり、視界が狭くなった」と関連しています。

 

年齢とともにまぶたがたるみ下がってきて、それを上げるためにおでこ全体を覆っている前頭筋を収縮することが増えます。それが原因で横ジワができ、回数を経るごとに固定してしまうのです。

 

陽子さん:ということは、まぶたのたるみを取れば、視界が広がるだけでなく、おでこの横ジワもできにくくなるということ?

 

滝澤先生:その通りです。私はまぶたのたるみを取る『眉下リフト』をはじめめとする、目元の施術を多く担当しています。

 

形成外科の臨床で得た知見と経験から、その方の筋肉や組織の特徴を踏まえ、自然に若々しく仕上げることが、好きで得意です。

 

ただ、「老けて見える」の原因には十人十色の背景があります。ですから、私はカウンセリングをとても重視しているのです。

例えば、まぶたのたるみひとつをとっても、体全体が連動し、多くの原因が複雑に重なっていると考えているからです。

 

まずライフスタイル全体を伺い、老化現象の根本を突き止め、必要最低限の施術を行うことが私のポリシーです。

 

 

 

滝澤先生の目元施術は唯一無二

 

陽子さん:まず、まぶたのたるみを取る「眉下リフト」についてもっと詳しく知りたいです。

 

滝澤先生:これは眉と目の間のたるみを切除します。縫合は眉の下のラインで行うので、傷が目立ちにくいという利点があります。眉毛にアートメイクをされている方も、目立たないように仕上げます

 

私は、この施術を含めた目元の若返り手術を重ねており、おそらく症例数、手技、知識ともに日本トップクラスだと自負しています。

 

陽子さん:どのあたりが特別なのでしょうか。

 

滝澤先生:どこの位置で、どのようにたるみを切除するか、見極めているところでしょうか。目の周りは繊細で複雑なので、単純にたるみを取るだけでは、突っ張るなど不自然な印象になってしまうからです。

 

私が重視しているのは、目元のたるみやくぼみに関わる「眼輪筋」や「眼窩脂肪」などの関係性を読み解くこと。

 

加齢により、どのように変化しているのかよく見て、余分なものを的確に取り除くことに集中します。

 

 

陽子さん:なるほど、切除というより、お掃除という感じですね。

 

滝澤先生:まさにそのようなイメージです。年齢を重ねるとともに、蓄積した余分なものを取り除いて、元の状態に戻してあげる。それが私の目元施術が唯一無二と言われる理由かもしれません。

 

手術が終わり、ダウンタイムが落ち着いた後に「昔の私に会えました」という感想が何よりの喜びです。

 

私は形成外科医として病院勤務している約10年間、事故や病気で損傷した患者さまのお体を、元に戻す手伝いをしていました。

人の体全体の筋肉や脂肪つき方の特徴が叩き込まれているので、自然に仕上げることができるのだと思います。

 

「眉下リフト」の施術後に見た目がどう変化するかについてお話ししてきましたが、まぶたのたるみが取れるといいことづくめなのです。

 

視界が広がるので、危険の察知や安全な移動にもつながっていきます。また、距離感を把握しやすくなるので、観劇やスポーツ観戦などもより立体的に見えるはずですよ。

 

陽子さん:アイドルの推し活をしているのですが、ライブの見え方が変わりそう。

 

滝澤先生:はい。変わると思います。また登山やゴルフなど、体を動かすアクティビティを楽しんでいる方から「視界が広がり遠近感が明確にわかるようになり、パフォーマンスが上がった」と言っていただいたこともあります。

 

陽子さん:QOLも上がりそうです。ぜひ、やってみたいと思います。

 

 

 

目の下もクマを目立たなくするには

 

陽子さん:ついでに、この下まぶたのたるみとくぼみ、頬のこけもなんとかしたいです。どうせダウンタイムがあるなら、まとめてやっておきたいのです。

 

滝澤先生:目の下のクマやくぼみを目立たなくさせる「アイバックリムーブ法」があります。これは目の下の余計な皮膚を切除し、余分な脂肪除去を行う施術です。

 

陽子さんは下まぶたを支える筋肉におとろえが見られるので、眼輪筋の引き上げのほか、下瞼の短縮手術なども検討した方がいいかもしれません。

 

陽子さん:とても気になります。でも、下まぶたを切除したらどこで縫うんですか? 目の下には、傷が隠れるところがありませんよね。

 

滝澤先生下まぶたのまつ毛の下の皮膚を切開するので、傷はほとんど目立ちません。私はこの手術も得意なので、目立たないように仕上げますよ。

 

先ほど、目の下のくぼみや頬のこけが気になるとおっしゃっていたので、「ナチュラル脂肪注射ナノリッチ」という施術についても解説します。

 

これは、皮下脂肪が多い太ももなどから採取したご自身の脂肪を、気になる箇所に注入(移植)するという治療法です。ご自身の脂肪なので、アレルギー反応がなく安全です。

 

また定着もいいので、半永久的な効果があります。そうそう、これまで提案した施術は、効果が長い。いずれも、1回受ければ、その後メンテナンスが必要ないこともお勧めする理由です。

 

陽子さん:面倒くさがりの私にぴったりです。そういえば、カウンセリングの最初に、先生が気づいてくださった、日焼けによる肌荒れに働きかける施術はあるのでしょうか。

 

 滝澤先生:はい。人気なのは、多くの方に支持いただいている「女優注射®~リジュラン+ボトックス~」です。これは、肌のハリ、ツヤ、潤いを取り戻し、毛穴縮小、肌再生などをワンストップで改善に導く注射です。

 

「リジュラン」とは、組織再生作用・抗炎症作用がある成分で、「ボトックス」とは神経伝達物質の働きを弱める効果を持つタンパク質です。これらを真皮内に注入することで、肌質の改善や、毛穴の縮小などを狙えます。

 

ほかにも、レーザーなどのマシンを使ったシミ取りや肝斑対策などもあります。いずれも医療機関だから提供できるメニューばかりです。 

 

陽子さん:やはり、顔全体のたるみが気になるのです。長く効果が続くのはなんでしょうか。 

 

滝澤先生:それなら糸リフトがいいと思います。これは、コグ(棘)がある、溶ける糸を皮下に挿入します。

コグを皮膚内の組織に引っ掛け、固定することでたるみをリフトアップさせる施術です。

 

たるみだけでなく、ほうれい線、マリオネットラインを目立たなくさせる効果が期待できます。

さらに、フェイスライン全体が引き締まったと感じる人も。

 

また、糸を挿入すると、皮膚の組織が活性化しますので、コラーゲンも多く作られるようになる方が多いです。

 

肌の奥から持ち上がるような、若々しい見た目につながると、多くの方に支持されています。

 

私もこの施術を行いますが、湘南美容クリニックには、糸リフトの名医が多数在籍しています。気軽に相談してみてください。

 

 

 

――滝澤先生は、「生活全体の満足度を上げつつ若返るには、心身の健康が何よりも大切です」と続けました。

 

運動や食事、睡眠などの生活習慣に配慮しつつ、これからの人生を楽しむために、元気な状態を維持したいものです。

 

 


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