湘南美容の約束 湘南美容の約束

症例写真(No.355042)

当院の症例写真は、画像処理により形や大きさをかえるような処理は一切おこなっておりません。

岡秀樹(歯科) 医師

No.355042【美容歯科】【ヒデキ感激ホワイトニング】1回で効果を実感!医療ホワイトニング/30代男性

施術前

日本人らしい歯のトーンでした
→

施術後術直後

1トーン以上アップして清潔感アップ!
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施術担当者からのコメント

【ヒデキの解説】「日本人の歯は黄色い」とよく言われますが、これには生まれ持った歯の構造的な理由と後天的な生活習慣が関係しています。決して歯が不潔であるとか、手入れが悪いということではありません。

・最も大きな理由|歯の構造の違い
歯の色は表面にある半透明の「エナメル質」と、その内側にある黄色味を帯びた「象牙質(ぞうげしつ)」の色の組み合わせで見えています。すりガラス(エナメル質)を通して、中の色(象牙質)が透けて見えるようなイメージです。

人種によってこのエナメル質の厚さに違いがあると言われており、これが歯の色の見え方を大きく左右します。
欧米人:エナメル質が比較的厚い傾向にあります。そのため内側の象牙質の黄色が透けにくく、歯がより白く見えます。
日本人(アジア人): エナメル質が比較的薄い傾向にあります。そのため内側の象牙質の黄色が透けて見えやすく、全体的に黄色っぽく見えやすいのです。

つまり、日本人の歯が黄色く見えるのは病気や異常ではなく、元々の歯の構造的な特徴が大きな要因です。

・食生活や生活習慣
日々の食事や習慣も歯の色に影響を与えます。これらは後天的な「着色(ステイン)」の原因となります。
色の濃い飲食物:日本の食生活で馴染み深いものの中には、着色しやすいものが多く含まれます。
飲み物:緑茶、紅茶、コーヒー、赤ワインなど(タンニンやポリフェノールを多く含む)
食べ物:カレー、醤油、味噌、ケチャップ、チョコレート、ぶどう、ブルーベリーなど
喫煙:タバコのヤニ(タール)は歯の表面に強力に付着し、黄ばみや黒ずみの原因となります。

・歯への意識の違い
欧米、特にアメリカなどでは、「歯の白さ」が社会的ステータスや自己管理能力の高さを示すものとして非常に重視される文化があります。そのため、幼い頃から歯列矯正を行い、ホワイトニングを日常的に行う人が多くいます。
一方、日本では近年、歯の審美性への関心が高まっていますが、欧米ほど「真っ白な歯」を追求する文化はまだ浸透していません。どちらかというと「自然な白さ」が好まれる傾向にあります。

日本人の歯が黄色く見える最大の理由は生まれつきエナメル質が薄く、内側の象牙質の色が透けて見えやすいという人種的な特徴によるものです。それに加えて、食生活や加齢といった要因が重なることでその傾向が強まることがあります。