症例写真(No.322764)

当院の症例写真は、画像処理により形や大きさをかえるような処理は一切おこなっておりません。

村松英俊 医師

No.322764【若返り】【技術統括医長の匠の技】切開ハムラ法 術後3ヵ月

施術前

術前の状態です。
→

施術後3ヶ月後

クマ、弛みが改善しお若くなられました。
すべての画像を見る

施術した院

部位

施術

施術回数

数量

性別

関連症例写真

術前
術後3ヵ月
術前
術後3ヵ月

施術担当者からのコメント

本日ご紹介する症例の患者様は40歳代後半の女性、下まぶたのたるみやクマを改善したいとのご希望でした。

最近クマ治療として皮膚を切らずに下まぶたの脂肪を取る手術(経結膜的下眼瞼脱脂術)が人気です。

適応を選べばもちろん素晴らしい手術ですし私もよく行いますがこの脱脂術には大きな問題もあります。

眼窩脂肪が張り出してくることで下まぶたが膨らむわけですがこの眼窩脂肪のみを取り除いた場合、皮膚がどうなるのか?を考えないといけません。

普通に考えれば出産後の女性のお腹の皮膚と同様に、脱脂後のまぶたの皮膚は萎れて弛んでしまいます。

もちろん皮膚の弾力等により、多少は引き締まりますが皮膚のたるみの増悪に伴い、ちりめんジワや小じわなどは増悪傾向となります。

更に一般的に改善が難しい茶クマなど色素に伴うクマに関してですが、例えば色の付いた風船を膨らませたときとしぼんだ時で比べると、膨らんだ時の色は明るく、しぼんだ時は色が暗くなります。

同様に脱脂により皮膚の張りが低下すると、色調系のクマは多少なりとも増悪傾向となるのです。

これらの問題は脱脂に限らず、眼窩脂肪を動かしてまぶたの部分のボリュームを減らす裏ハムラ法でも同様です。

今回の患者様も当初は脱脂をメインにした治療をお考えでしたが上記のデメリットをご説明させて頂き、結果的には切開ハムラ法による治療を選択されました。

術前→術後3ヵ月です。

クマも改善しつつちりめんジワも改善傾向となりお若くなられました。

まだ目尻の外側の傷が若干目立ちますがこれは術後6ヵ月から1年ほどでかなり目立たなくなります。

ご参考になりましたら幸いです。