被災地に救援物資を届けてきました

4tトラック2台に物資を詰め込んで緊急車両の許可頂き、日光経由で宮城県石巻市に向けて出発!現地の夜は外に5分いるだけでも身体の芯から冷えてきます。車内にいても寒いので避難所の方は、相当厳しい環境のはず…

まずは石巻赤十字病院に抗生物質や点滴を届け…齊藤病院にオムツや薬剤を届けました。本当に喜んで頂きました。皆さんの思いは確実に伝わっています!ただ、街は津波の影響で泥や瓦礫が散乱しています。

小学校の避難所に救援物資を届けたあと一番孤立して困っている場所があると聞き小淵浜に毛布や残りの食料を届けにいって来ました。道も陥没している場所が多く街は壊滅状態と言ってもいい状態です。一日も早い復興を心よりお祈りしています。

今回、計6トンの救援物資+医療物資を石巻市の3つの病院と 避難所に提供させていただくことが出来ました。 正直、「 いらないと言われたらどうしよう? 」と心配していましたが、 皆さん「 ありがとう! 」と温かい言葉をかけてくださり逆に、勇気をいただいて帰ってきたように今感じています。 

ある避難所に物資を輸送した時の事です。 今回の津波で家を失くし家族が全員犠牲になった男性から「 この避難所は比較的物資があるので、小淵浜の方の様子を見に行って欲しい! 」と言われた時に、自分の境遇を嘆くより他の人たちを心配し一生懸命に活動されている姿に心をうたれました。

まさに 東北の方々は世界から称賛されるように「 日本の誇り!! 」そう再認識した瞬間です。今回、私が寄付だけではなく実際に行動をしようと思ったのは、テレビ報道を見る中でこんな悲惨な状況であっても口数少なく不平を言わずじっと我慢して、やるべき事をコツコツとこなし、仲間を思いやり、支援物資には笑顔で「ありがとう!」と言っていた被災地の方の姿を見たときにこの方達は 「 日本の誇りだ! 」何とか力になりたい!と思ったのが一番の理由です。

実際に被災地を回ってみても、皆さん本当に仲間を思いやり、表情に疲れは見えましたが周りを気遣い笑顔で活動されていました。 また、今回の物資や往復の燃料を確保するにあたり本当に沢山の方々にご協力いただきました。

実際に動いてみるとクリアーしなければならない事がいろいろあり、 私一人ではまったく実現不可能な事が皆さんのお陰で形になり心から感謝しております。皆さん、テレビの前で被災地の方々の状況を見て一人一人が「なんとか力になりたい!」と思っていたんですねー!

被災者の方々の一刻も早い復興を祈ると共に、今回の経験をふまえ、今後どのような活動をするのが一番被災者の方のためになるのか? 検討し実行していきたいと思っています。

津波の被害の大きさを目の当たりにしました

石巻赤十字病院にて


今回も皆さんの協力のおかげで
沢山の物資を運べました


一日も早い復興を願います


自衛隊の皆さんがお風呂を作っていました

石巻の避難所で「おしるこ」をやる事にしました。急遽、お餅を募集したところあっというまに2500食分のお餅とあんこがそろいました!あとは喉に詰まらせないように、四分の一に切る作業をしますが心配なのは、現地で美味しいお汁粉を作れるかどうかです。

こんな時こそ美味しいものを食べて元気になってもらいたい!!
29日の20時に新宿を出発!30日の朝にはおしることミカンやビタミン、消毒液を石巻市と東松原市の避難所に寄付してまいりました。

先日行った時とは大分様子が変わっていました。まず、緊急車両以外の一般の方も東北自動車道が通れるようになったので非常に多くのNPO団体が避難所にアポなしで炊き出しにくるそうで、かなりダブルブッキングをおこしていると言っていました。

また、私たちが回った避難所はすでに自衛隊の方が炊き出しをやっていましておしるこを作ることも出来ませんでしたし、物資も集まりすぎているようで仕分けする作業で一日がおわってしまうといった状況でした。事実、私たちがいた数時間でミルクやパンなどがどんどん運ばれてきていました。恐らく、物資が集まっているところと本当になくて困っているところの差が激しいのだと思います。現地のボランティアの代表の方に聞いても、電話がまだ不通で正確な情報がなくどこの避難所が困っているのか分からないようでした。

また、ガソリンは少ないようで石巻のスタンドには100台以上の車が並んでいました。すでにスーパーも開き始めているので、今後はお金があれば買い物もできるので実際はお金が必要だと感じました。(10日前はお金があってもモノがなかったので物資を持っていく必要性を感じましたが) あとは、災害孤児の方の支援などSBCが貢献出来ることを考えて実行していきたいと思います。

東松島市の海沿いで旅館を営むご夫婦とお話したのですが、「軽トラック一台以外のすべての財産が津波でなくなってしまった!」とおっしゃっていました。元気な企業がそういった方々の雇用をするように動けばいいですよね。我々も頑張ります!

「思いは見えないけれど、思いやりは見える!! AC」

まさに、そうですよね。 どんなに思いがあっても、行動がゼロではまったく意味がありません。 でも中には、こういった貢献活動って恥ずかしいとか照れくさいとか、何か偽善者みたいで嫌だ!!という感情を持ってしまいブレーキをかけている人って結構いるんですよね。

正直、私も「そういう活動は自己満足だ!!」みたいに言われた事があります。 確かに、現地に行って被災地の方々から勇気をもらいに行っているだけなので、自己満足なんですが…

そういう時に私が思うのは、もし私が自分を良く見せたいとか、単なる自己満足でやっていたとしても、逆に、超・貢献マインドでやっていても被災地でお腹を空かしている子供たちにとっては、目の前に食事や飲み物があることが重要であって、私がどんな気持ちでやっているかは現地の方々にとっては重要ではないと思っています。

だから、どんな目で見られようと何を言われようと社会貢献活動は続けていきます。 皆さんも、そんな批判を恐れずに今こそ行動を起こしましょう!! 今まで募金など全くしたことない人は、10円でいいのでしてみましょう!! そして、自分を褒めてあげてください。 そうすれば次の時は100円募金出来るようになるでしょう!!

SMAPとトータス松本さんの「強い日本を信じてる!」 いいメッセージですよね。泣けてきます。 今回の震災で日本人であることに誇りを持てました!!1年後には、あの時の地震で日本人はさらに強固な団結力をつけた国になった!!戦後と同じように驚異的な発展するだろうと!! 世界から言われるように頑張りましょう!!