太ももの脂肪吸引で歩けない?誰にでも起こり得るリスクを包み隠さず解説
本日は、クリニックのスタッフに協力していただき、脂肪吸引の手術で実際に起きてしまうリスクと対処法について紹介します。
今回のスタッフは太ももの脂肪吸引を受けたのですが、運が悪かったといいますか、リスクの一つが起きてしまいました。
痛くて歩けないほど、症状が出てしまったんです。
太ももの脂肪吸引を検討している方や脂肪吸引のダウンタイム中の方でも、歩けないなどのリスクが起きる可能性をゼロにはできません。
もしリスクが起きた場合、どういった対処法をすれば良いのか、そういったことを皆さんにお伝えします。
必ず参考になる内容ですので、最後までご覧ください。
2026.7.14


太ももの脂肪吸引後、歩けないくらいの症状が出ることがあります。今回は、太ももの脂肪吸引後に歩けない経験をしたスタッフに協力していただき、原因や対処法をお伝えします。太ももの脂肪吸引を検討している方は、ぜひ本記事の内容を知っておいてください。
太ももの脂肪吸引で歩けない?スタッフの体験談
QUESTION 01
術後8日目にソファから立ち上がれないほどの痛みが…
今回スタッフは、ふくらはぎの片方だけパンパンに腫れあがってしまったんです。
・むくんでいる
・赤くなっている
・腫れている
非常に痛々しいですよね。
片方だけ大きく腫れてしまったということが起きてしまいました。
脂肪吸引のダウンタイム中の左右差として片付けられたら良いのですが、左右差だけでは片付けられないケースがあります。
・なぜ起きてしまったのか
・起きた場合の対処法
これらを紹介します。
リスクが起きた時期・症状を教えてください。
スタッフ
私は術後8日目の夜に、ソファに座っていて立ち上がろうと思ったら、痛くて立ち上がれなくなってしまったんです。
右足で自分の体重を支えきれないぐらい痛みが出ました。
そのときはとりあえずもらった痛み止めを飲んで、なんとか左足を軸に引きずりながら歩いて、次の日病院で先生に診てもらいました。
9日目のお昼くらいに足の甲が腫れている感じがあり、ズボンを捲ってみたら、右足が1.5倍くらいパンパンに腫れていました。
その次の日くらいから熱感もどんどん出てきたので、心配になってまた先生に確認してもらいました。
くずしま先生
片足がパンパンに腫れ上がり、足を引きずるほどの強い痛みが出たという症状でした。
過去にも同じような症状になってしまった方もいます。
これは防げないことで、ある一定の確率で起きてしまう可能性があります。
もし起きてしまった場合の対処法がわかっていればすごく安心だと思います。
蜂窩織炎の原因とは?
POINT 01
傷から細菌が入ると蜂窩織炎になりやすい
今回の症状の病名は、蜂窩織炎です。
皮膚や皮下組織に細菌が感染して炎症を起こす病気です。
熱感・腫れ・むくみなどの症状が出ます。
蜂窩織炎が起きてしまうのにはさまざまな原因があります。
まず脂肪吸引をするときに傷を作ります。
小さな穴を開けて脂肪を吸引するのですが、切り傷があると細菌が入るリスクが上がります。
脂肪吸引した人だけではなく、
・遊んでいて切り傷ができた
・動物に噛まれてしまった
など、そういったことでも傷はできます。
傷口から菌が入りやすくなってしまいます。
POINT 02
アトピー体質の方や肥満の方は蜂窩織炎悪化のリスクが高くなる
また、これは皆さんには意外と知られていませんが、元々アトピー体質の方はなりやすいです。
今回のスタッフもアトピー体質でした。
アトピー体質の方がまったく脂肪吸引できないわけではありませんが、蜂窩織炎になるリスクが高くなります。
リスク因子があったとしても、症状は時間の経過とともに勝手に落ち着いてくるはずです。
しかし、脂肪吸引をすると蜂窩織炎が悪化してしまうリスクもあります。
どんな方がリスクが上がるのかというと、以下の2パターンです。
・肥満の方
・むくんでいる方
体重が重い人のことを肥満といいますが、BMIが25を超える方は、蜂窩織炎が悪化するリスクが高くなります。
また、むくみは避けられません。
脂肪吸引すると必ずむくみますが、
・猫に噛まれて傷ができて菌が入った
・脂肪吸引後にむくんで菌が入った
この場合、脂肪吸引後にむくんで菌が入ったときの方が悪化しやすいんです。
これはなぜかというと、むくんでいると血液などの流れが悪くなるので、溜まった菌を排出する能力が落ちるからです。
また、むくむと免疫力が低下します。
防衛反応が低下していると菌を防ぐことができず、増殖しやすくなります。
アトピー体質の方や肥満の方が脂肪吸引をすると、蜂窩織炎になるリスクや悪化するリスクが高くなります。
蜂窩織炎になった場合の対処法
POINT 01
冷やす・患部を心臓より高くする・飲酒を控えるを実践してみて
くずしま先生
まずはクリニックに来ていただければ良いのですが、すぐにクリニックに来られない方もいらっしゃると思います。
そういったときに家でできる対処法は3つあります。
まず1つ目は、患部を冷やすことです。
痛み・腫れ・痒みがあるところに対して冷やしてあげることは、症状を落ち着かせたり痛みを取る上でとても大事です。
2つ目は、むくんでいる箇所を高く上げることです。
これはなぜ大事なのかというと、足を上げることでむくみを減らせるからです。
脂肪吸引後にダウンタイムを抑える方法として、足を上げて寝てくださいということを別の機会に説明したことがありますが、足を心臓より高く上げてむくみを減らすことで、蜂窩織炎の悪化も抑えることができます。
3つ目は、飲酒を控えることです。
蜂窩織炎が出てくる時期はだいたい決まっていて、1〜2週間目です。
抗生物質を飲み終える術後約1〜2週間目は、免疫機能が落ちてきたり、むくみが酷くなったりして蜂窩織炎が悪化するリスクが高まります。
お酒は最初の1週間は控えてくださいとお伝えしていますが、1週間目くらいからお酒を飲みたくなる方もいます。
お酒はむくみを強くしてしまうので、飲酒は控えましょう。
・冷やす
・患部を心臓より高くする
・飲酒を控える
この3つを守っていただければ、基本的に症状が悪化することはありません。
クリニックに受診する前に、家である程度対処できることなので知っておいてください。
POINT 02
気になる症状があれば早めにクリニックへ相談を
その上でクリニックを受診して、先生に蜂窩織炎と診断された場合は、抗生物質を点滴や飲み薬で服用するとすぐに解消します。
抗生物質で治療をして、5〜14日間で蜂窩織炎は解消するというデータが出ています。
今は蜂窩織炎になってから約1週間目ですよね?
スタッフ
そうですね、今日で1週間になります。
くずしま先生
5〜14日目の間に入っていますね。
今はあまり左右差はありませんが、右足の方が少し赤いですね。
最初は足の甲がパンパンでしたが、腫れが落ち着いてきました。
完全に治るまではあと3〜5日かかるかもしれませんが、ある程度は良くなっています。
症状がすごく悪化してからだと、治るまでに時間がかかります。
なので、早期に治療を開始した方が治るのも早くなります。
「自分は蜂窩織炎に当てはまっているのでは?」と不安に思ったり、脂肪吸引をした場所に左右差があって片方だけすごく腫れているなど、似たような症状があれば、早めにクリニックに相談してください。
治るまでの期間も短縮できてとても良いです。
まとめ
POINT 01
脂肪吸引で起こるトラブルは早期の治療が大事
今回は、クリニックのスタッフに協力していただき、太ももの脂肪吸引などで起きてしまうリスクの一つ「蜂窩織炎」の原因や対処法をお伝えしました。
蜂窩織炎が長引くよりは早く治した方が楽です。
皆さんが脂肪吸引をする上で、リスクの一つとして知っていただくと良いと思いますし、起きてしまった場合の対処法もあわせて知っていただければ、より安心して脂肪吸引を検討できます。
脂肪吸引をして歩けない経験をしたスタッフの実際の治療法を、皆さんに包み隠さず紹介しました。
今回の内容が、少しでも参考になれば幸いです。
また、脂肪吸引について分からないことがありましたら、脂肪吸引完全攻略の動画を参考にしてみてください。
CLINICクリニック案内

駅チカ
| 所在地 | 東京都中央区銀座4丁目3番1号 並木館9階 |
|---|---|
| 診療時間 |
AM10:00~PM7:00 ※無し |
| アクセス | 銀座線 銀座駅 徒歩1分 日比谷線 銀座駅 徒歩1分 丸ノ内線 銀座駅 徒歩1分 山手線 有楽町駅 徒歩4分 |
湘南美容クリニック銀座院ではハイフ・ダーマペン・シミ取りなど、小顔や美容を中心とした幅広い施術に対応しています。
東京メトロ銀座線、日比谷線、丸ノ内線「銀座駅」C8出口よりすぐです♪
まずはお気軽に、お電話もしくはメールにてお問い合わせください。
監修医師紹介
■日本救急医学会 ICLS/immediate cardiac life support プロバイダー
■ボトックス 認定医
■VASER脂肪吸引認定医







