【脂肪豊胸を初めて検討する方へ】外科専門医が解説する選び方と定着率の真実


「脂肪豊胸」という言葉を聞いたことはあっても、実際にどのような手術なのか、何から調べればよいかわからない方も多いのではないでしょうか。 ご自身の脂肪を活用するこの方法は、異物を使わない自然な仕上がりが魅力ですが、同時に「定着率」や「しこりのリスク」についての正しい理解も必要です。 本コラムでは、SBC豊胸準エキスパート認定、外科専門医の立場から、脂肪注入豊胸の基本的な仕組み・メリット・注意点を、初めての方にもわかりやすくお伝えします。
脂肪豊胸とは?仕組みをわかりやすく解説
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脂肪注入豊胸とは
ご自身の太ももやお腹などから余分な脂肪を吸引し、それをバストに注入することでサイズアップや形の補正を行う施術です。
シリコンバッグのような人工物を使用しないため、見た目や触り心地が非常に自然で、レントゲンに写る心配もありません。
また、「バストアップ」と同時に、脂肪を採取した部位の「部分痩せ」が叶うことも大きな特徴です。
外科専門医の視点:
脂肪豊胸は単に脂肪を移すだけの作業ではありません。血管や神経を傷つけないよう安全に脂肪を採取し、乳腺下・皮下・大胸筋内など複数の層に細かく分散して注入する、極めて繊細な外科的解剖学の知識が必要な精密手術です。
脂肪豊胸の種類:コンデンスリッチとピュアグラフトの違い
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1. コンデンスリッチ豊胸(CRF)
- 特徴:濃縮された健全な脂肪(コンデンスリッチファット)のみを使用するため、しこりのリスクを抑え、高い定着率が期待できます。
- おすすめの方:定着率にこだわりたい方、より自然で長期的な持続を求める方。
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2. ピュアグラフト豊胸
- 特徴:遠心分離に比べると処理時間が短く、脂肪への物理的なダメージが少ないとされています。コストパフォーマンスに優れています。
- おすすめの方:費用を抑えつつ、純度の高い脂肪注入を行いたい方。
定着率について正しく理解しましょう
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一般的な定着率は40〜70%
つまり、手術直後の腫れが引いた後、最終的に残るボリュームはこの割合になります。
例えば、片胸に250cc注入した場合、定着するのはおよそ100cc〜200cc程度(0.5〜1.5カップアップ相当)が目安となります。
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定着率を高めるための医学的根拠
学術遠心分離等で不純物を除去することで、移植された脂肪細胞への酸素・栄養供給が阻害されにくくなり、生着(定着)を助けることが報告されています。
また、一度に大量に注入しすぎると、脂肪の中心部に栄養が行き渡らず壊死(しこり)の原因となるため、「適切な量を、適切な場所に置く」医師の技術が非常に重要になります。
脂肪豊胸のメリット・注意点
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メリット
- ◼︎異物感がない:自分の組織なのでアレルギー反応がなく、触り心地も体温も自然です。
- ◼︎ボディラインも整う:太ももやお腹の脂肪吸引を同時に行うため、痩身効果も得られます。
- ◼︎傷跡が目立ちにくい:数ミリの切開で済むため、傷跡は時間の経過とともにほとんど目立たなくなります。
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注意点・リスク
- ◼︎個人差がある:脂肪の質や体質により、定着率には個人差があります。
- ◼︎しこり(石灰化)のリスク:稀に定着しなかった脂肪がしこりになる可能性があります。これを防ぐには不純物の除去と適切な注入技術が必要です。
- ◼︎ダウンタイム:胸だけでなく、脂肪を採取した部位(太もも等)に筋肉痛のような痛みや内出血が生じます(通常1〜2週間程度で落ち着きます)。
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よくある質問(FAQ)
Q.脂肪豊胸と豊胸バッグの違いは?
A.脂肪豊胸は「自然な触り心地」と「部分痩せ」がメリットですが、大幅なサイズアップ(2カップ以上)には限界があり、複数回の手術が必要な場合があります。一方、豊胸バッグは1回で確実に2カップ以上のサイズアップが可能ですが、異物感を感じる場合があります。ご希望のサイズや触り心地の優先度に合わせて選択します。
Q.痩せ型でも脂肪豊胸はできますか?
A.可能です。ただし、採取できる脂肪量に限界があるため、大幅なサイズアップが難しい場合があります。私は国際学会(IMCAS ASIA2025)にて「痩せ型アジア人女性における自家脂肪移植の最適注入量」について発表しており、痩せ型の方への効率的な注入法を研究しています。まずはカウンセリングで脂肪量を拝見させてください。
Q.ダウンタイムはどのくらいですか?
A.胸の痛みは数日で落ち着くことがほとんどです。脂肪採取部位(太もも等)は筋肉痛のような痛みが1週間程度続き、内出血は2週間程度で消失します。デスクワークであれば翌々日頃から復帰される方も多いですが、念のため2〜3日程度の休暇を推奨しています。
Q.施術後に授乳はできますか?
A.基本的に可能です。脂肪は乳腺内ではなく、乳腺の下や皮下、筋肉内に注入するため、乳腺機能を直接損なうことはありません。ただし、妊娠中・授乳中の手術はお受けできません。
Q.定着するまでどのくらいかかりますか?
A.術後3ヶ月程度でほぼ定着が完了します。術後1ヶ月目はまだむくみが残っている場合があり、3ヶ月目にかけて徐々に完成形へと落ち着いていきます。この期間、無理なダイエットは避け、栄養バランスの良い食事を心がけることが定着率アップの鍵です。
新宿で脂肪豊胸を検討される方へ
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〜最後に〜
患者様の体型、皮膚の厚み、授乳歴の有無、そして何より「どうなりたいか」という想いに寄り添い、
最適なバランスをデザインする技術が求められます。
私は外科専門医として培った解剖学的知識と技術をもとに、脂肪の採取から加工・注入までの全工程を私自らが責任を持って行っています。
特に2児の父として、産後の体型変化にお悩みの方や、家族の理解を得たいという方の気持ちにも深く共感しております。
「安全性」を最優先に、あなたが自信を持てるボディライン作りをサポートします。
まずは無料カウンセリングで、あなたの理想をお聞かせください。
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〜医師について〜
SBC湘南美容クリニック 新宿本院 / 技術教育トレーナー
◼︎資格
日本外科学会認定 外科専門医
日本美容外科学会(JSAS)会員
◼︎経歴
琉球大学医学部卒 → 日本赤十字社医療センター(外科専門研修) → 湘南美容クリニック入職
◼︎実績
2025年上半期 ピュアグラフト豊胸 グループ内症例数1位(SBC内)
2026年 SBC豊胸準エキスパートドクター認定
◼︎学会発表
IMCAS ASIA2025(国際学会)にて「痩せ型アジア人女性における自家脂肪移植の最適注入量に関する研究」発表
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監修医師紹介
湘南美容グループ統括院長








