肩ヒアルロン酸20ccの1か月後|ガンダム肩の形は維持できる?実際の経過を脂肪吸引エキスパートドクター小野聡真医師が紹介


自然な肩だけが正解じゃない。本人の理想から逆算して作った「ガンダム肩」の1か月後
「先生、自然じゃなくていいです。ガンダムみたいな肩になりたいです!」
今回ご紹介するのは、30代前半の女性。肩ヒアルロン酸で、角がしっかりした直角肩を目指したお客様です。
もともと有名人の肩を見て、「自分もこんな肩になりたい」と思ったことがきっかけでした。
理想の写真を見せてもらうと、かなりはっきりとした直角肩。一般的にイメージされる自然な肩のラインよりも、肩の外側にしっかり高さがあるデザインでした。
本人の希望は、いわゆる「ガンダム肩」。
僕は美容医療で大切なのは、医師が考える自然な美しさを全員に押し付けることではなく、本人がどんな身体になりたいのかを理解することだと考えています。
今回は、術後2週間から1か月の経過と、肩ヒアルロン酸で僕が大切にしているデザインの考え方をご紹介します。
01
「自然じゃなくていいです」本人が希望したのは、しっかり角のある直角肩
ただし、同じ「直角肩」という言葉でも、実際に目指している形は人によって大きく違います。
なで肩を少し整えたい方もいれば、肩の骨っぽさを目立たなくしたい方もいます。
そして今回のお客様のように、肩の外側にしっかり高さを出し、はっきりとした角を作りたい方もいます。
今回のお客様は、有名人の肩を見て理想の形を決めていました。
「自然な感じがいいですか?」と確認したところ、返ってきたのが、
「自然じゃなくていいです。ガンダムみたいになりたいです!」
という言葉でした。
ここまで理想をはっきり伝えてもらえると、僕もデザインの方向性を決めやすくなります。
今回使用したのは、The Chaeum Shape 10というヒアルロン酸製剤で、注入量は両肩合計20cc。
肩の骨格や筋肉の形を確認しながら、肩峰から三角筋周囲のラインを整え、特に外側へ高さが出るようにデザインしました。
ただ横幅を広げるのではなく、首から肩、肩から二の腕へと続くラインまで考えています。
僕は脂肪吸引を専門にしていますが、身体のデザインは脂肪を減らすことだけではありません。
脂肪吸引は、余分なボリュームを減らす「引き算」。
肩ヒアルロン酸は、必要な部分へボリュームを加える「足し算」。
取る・残す・足す。
方法は違っても、目指しているのは同じです。
その人が理想とする身体へ、できる限り近づけること。
今回は、自然な肩ではなく、本人が希望する強めの直角肩を目指しました。
02
肩ヒアルロン酸20ccのダウンタイムは?2週間・1か月後のリアルな経過
「肩は動かしにくくならない?」
「腫れはどれくらい続く?」
「注入直後は綺麗でも、腫れが引いたら形が変わる?」
こうした不安があると思います。
今回のお客様は、術後2週間の時点ですでに仕上がりを気に入ってくれていました。
本人によると、施術後2〜3日程度は肩を動かしにくいような感覚があったものの、それ以外はダウンタイムをほとんど感じなかったとのことです。
もちろん、これは今回のお客様個人の経過です。
肩ヒアルロン酸では、痛み、腫れ、内出血、違和感などが生じることがあり、症状の程度や持続期間には個人差があります。
そして術後1か月。
本人が心配していたのは、腫れが落ち着くことで肩の形が変わってしまわないか、ということでした。
実際に1か月後の写真を確認すると、本人が希望していた直角肩のラインが保たれていました。
お客様からも、
「腫れが落ち着いたら形が変わるのかなって心配だったけど、綺麗なままで嬉しい!」
という嬉しい感想をいただきました。
肩ヒアルロン酸では、施術直後の見た目だけではなく、腫れが落ち着いた後にどのような形になるかも大切です。
今回、1か月後にも希望する形を気に入ってもらえたことは、担当医として嬉しく思います。
ただし、1か月の経過だけで長期的な形の維持まで保証できるわけではありません。今後も経過を確認していきます。
03
「もっとガンダムにしたいから貯金します!」段階的に肩をデザインする理由
ただ、理想のガンダム肩へのこだわりはまだまだ強いようです。笑
「もっと入れてガンダムにしたいから、貯金します!」
とのこと。
僕としても、最初から20ccで絶対に完成だと考えていたわけではありません。
今回のようにしっかりした直角肩を希望する方では、20ccで十分と感じる場合もあれば、もう少し角を強調したいと感じる場合もあります。
だからこそ、今回は最初から最大限の量を入れず、まず20ccで形を作りました。
ヒアルロン酸は、必要に応じて後から追加を検討できます。
一方、最初から入れすぎて希望と違う形になった場合には、修正や溶解などが必要になることもあります。
ヒアルロン酸を溶解できる場合でも、必ず簡単に元通りにできるわけではありません。
そのため僕は、注入量の数字だけを追いかけるのではなく、骨格や皮膚、筋肉の状態、安全性を確認しながら段階的にデザインすることを大切にしています。
今回のお客様は、まず20ccで作った肩を1か月間楽しんでくれました。
そのうえで、さらに角を強調したいという希望が出てきています。
今後追加する場合も、単純に何cc増やすかではなく、現在の肩の形を確認して、どこにどれだけボリュームが必要なのかを考えます。
美容医療は、全員を同じ「自然な美しさ」に近づけるものではないと思っています。
ナチュラルな肩が好きな方もいれば、今回のように強めの直角肩が好きな方もいます。
大切なのは、医師の理想を押し付けることではなく、お客様自身の理想を理解すること。
そして、その理想を安全性とのバランスを考えながら、どこまで実現できるか判断することです。
脂肪吸引で余分な脂肪を減らすことも、肩ヒアルロン酸で必要な高さを足すことも、僕にとっては同じボディデザインの一部です。
今回のお客様が次にどこまでガンダム肩を目指すのか、僕も楽しみにしています。笑
まずは今の直角肩を楽しんでもらい、追加については次回の診察で一緒に考えていきます。









