ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因とは?最新の美容医療と症例も紹介
2025.06.04
  • 老け顔

ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因とは?最新の美容医療と症例も紹介

自分の顔を見たときに、なんとなく疲れて見えたり、老けて見える気がする・・・その原因は、目頭から頬の中央にかけて斜めに伸びるくぼみ”ゴルゴ線(ゴルゴライン)”かもしれません。本記事では、ゴルゴ線ができる原因や予防方法、おすすめの美容医療についてご紹介します。

ゴルゴ線を消して若々しい印象になる、あなたにぴったりの方法がきっと見つかるはずです。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)はどこのしわ?

ゴルゴ線とは、目頭から頬の中央にかけて入る直線的な溝やくぼみのことです。皮膚の一部がへこみ影ができることで、目立ってしまいます。この名称は、漫画「ゴルゴ13」の主人公の頬にある線に由来しています。

目頭から頬にかけて影があると、疲れて見えたり、老けた印象を与えます。ゴルゴ線は30代後半から少しずつ現れ、50代からはっきりと目立ってくるケースが多いです。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)ができる原因

ゴルゴ線ができる原因には、先天的な要因と後天的な要因があります。

先天的な要因(生まれつき)

10代、20代の頃からゴルゴ線が目立っている方は、先天的な要因かもしれません。

一般的には加齢により形成されるケースがほとんどですが、先天的な骨格や肌の厚み、脂肪のつき方などによって、ゴルゴ線が生まれつきある方がいらっしゃいます。特に、頬骨が平らな方や肌が薄い方、目元の脂肪が少ない方はゴルゴ線が目立ちやすいです。この場合は、遺伝的な要因が関係しているため、自力での予防・改善は難しいでしょう。

後天的な要因(加齢・生活習慣)

ゴルゴ線ができる後天的な要因としては、加齢や生活習慣が挙げられます。

加齢により脂肪が減少したり、肌のハリや弾力を保つコラーゲンや、コラーゲンを支える成分のエラスチンが生成されなくなると、目元にたるみができやすくなります。たるみができると、ゴルゴ線が目立ちやすくなってしまいます。

また、デスクワークなどによる目の酷使も、後天的にゴルゴ線ができる原因となります。視覚のピントを合わせるための筋肉である毛様体筋が緊張したままの状態が続くと、眼精疲労が起こり目元にくぼみができるリスクが高まります。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)を予防するには

ここでは、今日から自宅でできるゴルゴ線を予防するセルフケア方法を紹介します。ただし根本的な改善には美容医療がおすすめです。おすすめ施術も後ほどご紹介しますので、ぜひご覧ください。

保湿ケアと紫外線対策を欠かさない

ゴルゴ線を予防するには、肌のハリを保つ役割のあるコラーゲンの減少を防ぐ必要があります。

紫外線のダメージを受けるとコラーゲンが減少し、肌のハリが失われるため注意が必要です。日焼け止めや日傘、UVカット帽子などを活用して、季節を問わず紫外線対策をするよう心がけてください。

また、肌の乾燥もしわの原因となります。化粧水や乳液、クリームで十分な保湿を徹底しましょう。

表情筋のストレッチやマッサージをする

表情筋のストレッチで筋肉を鍛えたり、マッサージで筋肉を和らげることで、ゴルゴ線の予防効果が期待できます。
ただし、肌に強い刺激を与えるとたるみの原因となり、ゴルゴ線を悪化させてしまう可能性があるので注意してください。

十分な睡眠で目を休める

前述したとおり、目の酷使による眼精疲労も目元のしわやゴルゴ線の原因になります。

また、十分な睡眠がとれていないと肌のターンオーバーが正常に機能せず、ハリが失われていくことでゴルゴ線が目立つリスクが高まります。
そのため、目をしっかり休めて、十分な睡眠をとることが大切です。

セルフケアでのゴルゴ線(ゴルゴライン)改善は難しい

ゴルゴ線を予防するセルフケア方法を紹介しましたが、予防効果が一定期待できたとしても、自力で改善することは困難です。

骨格や肌の厚み、脂肪のつき方など先天的な要因でできたゴルゴ線は、生活習慣やスキンケアの見直しなどでは治すことはできません。
根本的な改善には美容医療を検討しましょう。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)を改善できるおすすめの施術

セルフケアでは改善が難しいゴルゴ線を改善するには、美容医療がおすすめです。ここでは、ゴルゴ線を目立たなくさせるおすすめ施術を紹介します。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射とは、もともと人の体内に存在するヒアルロン酸を利用した施術で、肌の保水力を高める働きがあります。年齢とともに減少していくヒアルロン酸を注入することで、肌のたるみ・ボリューム改善などの効果が期待できます。

さらに効果を高めたい、長持ちさせたい方、という方は糸リフトとの併用がおすすめです。
まずは、加齢によるたるみを糸リフトで引き上げ、下垂脂肪を高い位置に再配置します。
そして、へこみをヒアルロン酸でふっくらさせることで、ゴルゴ線が改善され若々しい印象になります!

ヒアルロン酸注射の症例写真
施術名:ヒアルロン酸
施術の説明:ヒアルロン酸を気になる部位に注入し、シワやハリ・肌質を改善する方法です。注射で注入するだけという、安全性と手軽さを兼ね備えた施術です。
施術の副作用(リスク):疼痛・腫れ・内出血・血管閉塞・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。
施術の価格:18,330円~81,270円

ナチュラル脂肪注射(脂肪注入)

ナチュラル脂肪注射は、ご自身の脂肪をくぼみが気になる箇所に注入することで、肌にハリとボリュームを持たせる施術です。施術時間は30分程度と非常に短く、傷跡も目立ちません。
自分の組織を使うので異物反応が起きることもなく、安心して施術を受けていただけます。

ナチュラル脂肪注射の症例写真
施術名:ナチュラル脂肪注射
施術の説明:麻酔液や水分を分離したご自身の脂肪を注入して肌にハリを持たせ、しわを改善する治療です。
施術の副作用(リスク):だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・吸引部の皮膚が硬くなる、凹凸になる・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・皮膚の色素沈着などを生じることがあります。
施術の価格:61,870円~148,000円

クマ取り+脂肪注入

ゴルゴ線が目立っている方は、目の下のたるみ(クマ)を併発している場合が多く、その場合はクマ取りと脂肪注入の併用が有効です。

まずは、目の下のふくらみ(クマ)の原因となる目袋3脂肪を、クマ取りで除去します。まぶたの裏側からアプローチするため傷跡は残りません。
そして、目袋3脂肪を取ることで目立つようになってしまったへこみの部分に、ご自身の脂肪を注入します。ハリを蘇らせることでゴルゴ線が目立たなくなり、お顔全体が若々しい印象に変わります。

クマ取り脂肪注入の症例写真
施術名:目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り
施術の説明:お顔表面を切らずに目の下の余分な脂肪を取り除き、ハリのある生き生きとした目元にする施術です。
施術の副作用(リスク):だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・膨らみが残る・まぶたがへこみすぎたと感じる・膨らみやへこみ具合など、仕上がりに左右差があると感じる・目がゴロゴロする・若返り効果が物足りない・小ジワ・シワ・たるみが残る、または増加する・目尻がつっぱるなどを生じることがあります。
施術の価格:113,000円

ゴルゴ線(ゴルゴライン)を消したいなら美容医療が効果的

ゴルゴ線ができる原因は、骨格などの先天的な要因と、加齢・生活習慣などの後天的な要因があります。ゴルゴ線はセルフケアでの改善が難しいため、美容医療を取り入れる方が増えています。

湘南美容クリニックには、豊富な症例と高い技術を持つ医師が多く在籍しております。施術のバリエーションがあるからあなたに最適な方法でゴルゴ線を解消することができます。ゴルゴ線でお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

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