症例写真（No.269101）

多汗症治療に人気なボトックス治療。
どれくらい汗が減ったのか客観的に評価しにくいので、ヨードでんぷん法で汗の減り方を確認したビフォーアフターです。
ワキにボトックス注入して2週間後には、でんぷんが青紫色に変化しておりませんので、汗が減った証拠です。
さて、なんでこのような事をしたかというと、
ワキのボトックス注入に、この度、針を使わずにできる新しいメニューが登場しました。
「ノーニードルオプション」というメニューですが、特殊な注入機器を用いて針は使わずに、空気圧のみで薬剤を皮内あるいは皮下に入れ込むことができます。

通常の針を使った場合よりも、ノーニードルオプションであれば痛みはかなり軽減されます。
私も試しましたが、痛みはなくて押される感覚のみでした。

痛みが少ないのは良いことですが、果たして効果は針での処置と同等なのか。
その確認のためにヨードでんぷん法で確認したりしたのですが、はい、ご覧の通りノーニードルオプションでもキチンと効果出ていること確認できました。上段（右脇）がノーニードルオプション、下段（左脇）が通常の針によるボトックス注射のビフォーアフターです。

このタイプの機器は色々あるのですが、どれが一番適切なのかそれぞれ試して結果を確認して治療機器を選定しています。

現時点では、新宿本院で限定の新メニューです。
これは流行る予感。