症例写真（No.270162）

この方は２０代の男性です。

前頭部の毛が伸びず、前髪が作れなくなり薄くなってきたとご相談に来られました。

お写真では、前頭部のやや広範囲で、短い毛が認められます。撮影用のカチューシャで持ち上げられない状態です。

前髪が伸びないために周囲の毛を短くして、目立たなくさせていると言われていました。

この部分はfrontal taftと呼ばれ、髪形を決める重要な場所です。

薄毛になるとかなり進行して見える場所です。

マイクロスコープでの所見は、同部位に軟毛化が多数認められ、正常な硬毛との比率で３割を超えていました。

比較的、前頭部に集中して存在している状態でした。

しかし、毛数の減少がなければ、年齢もお若いので劇的改善が期待できます。

ハミルトン＆ノルウッド分類）　４型

治療）スマートメソ６回、タブレット＆スプレー

経過）治療前→６ヵ月後

結果）気にされていた前頭部の毛は伸びるようになり、カチューシャで持ち上げられるようになりました。

横から見た写真でも劇的改善です。

大変喜んでいただけました。