症例写真（No.277663）

この方は20代男性です。

徐々に進行してきた前頭部の薄毛を主訴にご相談に来られました。

元々生え際中央に傷ができてから、その部分は毛が生えなくなったが、周囲の毛で昔は何とか隠せていたとのことでした。

お写真を拝見すると、中央に線状の瘢痕を認めます。また周囲のヘアラインは不明瞭になり軟毛が目立つ状態になっています。

M字部分もラウンド形に広くなり、平均のヘアラインより約２センチくらいは後方に下がって見えます。

マイクロスコープでは、平均のヘアライン付近には産毛しか存在せず、瘢痕部位の改善も期待して植毛術を選択しました。

ハミルトン&ノルウッド分類）　２〜３型

治療）植毛術（スマートFUE）1000グラフト、タブレット&スプレー

経過）治療前→6か月後

結果）

術後6か月で、移植した毛根から発毛し伸びてきています。太くてしっかりとした毛が生えると変化が分かりやすいですね。中央の瘢痕部も目立たなくなってます。

確実に変化させるならば植毛術が一番です。