症例写真（No.281127）

No.281125の症例写真でご紹介いたしました、シルファームについて深堀していきますね。
シルファームはマイクロニードルRFが基底膜や血管内皮増殖因子へアプローチし基底膜修復・毛細血管数減少・老化した線維芽細胞数減少をきたすのですが、そう、毛細血管数が減るので肌の赤みの改善も効果としてあります。

20代女性の症例写真を、皮膚分析機器VISIAでのヘモグロビンという項目を用いて赤みの改善度合いを評価してみます。左が術前写真、右がそれから２週間毎に４回通っていただいてから2ヶ月経過した後の写真。（敢えて術直後ではなく2ヶ月ほど経過した写真で評価することで本当に肌質改善したかをみています。）
額・こめかみ・フェイスライン・顎・鼻と赤みが改善しております。スコアでいうとヘモグロビン値が27%も改善していました。術後肌全体的に赤みがなくなっただけでなく、ニキビ跡の赤みや色素沈着も改善しております。
ただし、あれ？数箇所赤みが増しているところもある？と思い、再度標準写真を見比べてみると、どうやらニキビが新しくできて治りかけのところのようですね。ただし、以前よりもニキビができにくくなり、ニキビの治りも早くなっていることを考えると、やはり肌全体でみるとだいぶ綺麗になってらっしゃいます。
また、こちらのお客様は眼瞼はシルファーム照射しなかったため、眼瞼は術後も赤みが残存しています。これをみて、私はシルファーム照射した範囲の赤みの改善を確信できました。ちなみに、シルファームは眼瞼もご希望あれば照射できます。オプション料金など発生しませんので、まぶたのシワや赤みや色素沈着やタルミ気になさってる方には朗報かと！

こういう血管性の悩み（つまり、肌の赤み）に対しては特殊な波長域の光治療機器を用いたりVビーム等のレーザー機器を使用したり当院にも色々とメニューがございましたが、効果を求めるとダウンタイムが長引いたり症状が悪化してしまったりしてなかなか一般運用しにくいところもございました。シルファームですと、効果と安全面のバランスがよい印象を受けています。