症例写真（No.323137）

この方は、40代後半の男性です。

前頭部から後頭部にかけて広範囲の薄毛を主訴に、当院にて植毛術をご希望でご相談に来られました。

肉眼にて、前頭部中央にかろうじて毛を残し、頭頂部まで薄毛が進行しています。

マイクロスコープでは、同部位の毛数の減少を認め、植毛術の適応と判断しました。

ハミルトン＆ノルウッド分類 ）　2型

治療）植毛術（2000G）（スマートFUE法）

経過）治療前→1年後

結果）

広範囲の薄毛の方をどうやって治すか？

治療戦略を練るのがとても重要です。

植毛はマストで考慮しないといけませんが、どの部分にどれだけのグラフトを植えるか。後頭部から採れるグラフトにも限りがあります。また、植毛をしない場所の治療をどうするか。

最適な方法を考えていきます。

この方は前頭部を中心に植毛を行い、前髪を作りました。

印象の変化が絶大です。

頭頂部はAGA薬と再生治療にて回復が今後期待できます。