症例写真（No.323207）

この方は、20代後半の男性です。

生まれつきの額の広さとM字の深さを気にされて、当院にて植毛術をご希望でご相談に来られました。

肉眼にて、平均より中央で約２センチ、M字部分で約４センチ、額が広くなっています。頭頂部などにも地肌が透ける部位がありました。

マイクロスコープでは、額の無毛部を確認し、植毛術の適応と判断しました。

また、全体的には軟毛化を多数認めましたので、再生治療により改善が出来る領域もありました。

ハミルトン＆ノルウッド分類 ）　4型

治療）植毛術（1612G）（スマートFUE法）

経過）治療前→1年後

結果）

元来の額が非常に広いかたをどうやって治すか？

無毛部は植毛の絶対的適応になります。

生え際の広い範囲を植毛で埋めるときに重要なのは、スリットの配列と密度のグラデーションです。

この方は順調に経過し、定着もよく、計画通りの完成になりました。

大変喜んでいただけました。