症例写真(No.351119)

当院の症例写真は、画像処理により形や大きさをかえるような処理は一切おこなっておりません。

岡秀樹(歯科) 医師

No.351119【美容歯科】【ヒデキ感激セラミック】6本セラミック治療/20代女性/叢生

施術前

高い位置に生えていた八重歯とガタつき
→

施術後3ヶ月後

上の歯6本をセラミック治療で歯列矯正!
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施術した院

部位

施術

施術回数

数量

性別

施術担当者からのコメント

八重歯と叢生(そうせい)は、どちらも歯並びが乱れている状態を指します。
八重歯は特に犬歯が歯列から飛び出して生えている状態を言い、叢生は歯がデコボコに重なり合っている状態を指します。
このような歯並びは見た目だけでなく、口腔全体の健康に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

・虫歯や歯周病、口臭
歯が重なり合っている部分は歯ブラシが届きにくく、食べかすやプラーク(歯垢)が溜まりやすいため、虫歯や歯周病になりやすいです。清掃性が悪くなることで、口臭の原因にもなります。
・噛み合わせ
八重歯の犬歯は本来、顎を横に動かした時に奥歯が当たるのを防ぎ奥歯への負担を減らす「犬歯誘導」という重要な役割を担っています。しかし、八重歯が飛び出しているとこの機能が果たせず、他の歯や顎に過度な負担がかかる可能性があります。
これにより、歯が削れたりヒビが入ったり、顎関節症などの問題が生じることもあります。食べ物をうまく噛み砕けないため、消化にも影響が出ることがあります。

健康面において、八重歯や叢生に明確なメリットはほとんどありません。
文化的な側面や個人的な感覚として、『八重歯はかわいらしい』と言った特に日本で八重歯は魅力的として捉えられる風潮がありました。
アイドルなどが八重歯であることから、そのようなイメージが広まった時期もあります。
しかし、これらの「メリット」はあくまで見た目や主観的なものであり、口腔衛生や機能面でのメリットは伴いません。
歯科医師の立場からは、虫歯や歯周病のリスク・噛み合わせの問題などを考慮すると矯正治療で改善することが推奨されることが多いです。
もし八重歯や叢生でお悩みであれば、ぜひ一度ご相談いただければと思います。