脂肪吸引の合併症が心配な方へ美容外科医が伝えたい大切なこと
本記事は、脂肪吸引の合併症が心配な方必見の内容です。
先日、SBC(湘南美容クリニック)のドクター向けに、脂肪吸引トップエキスパートとして講演する機会がありました。
実際にどういったことをドクター向けに話したのか、皆さんに共有したいと思います。
今回の講演テーマを簡単に言うと「脂肪吸引の最新戦略と合併症対策」です。
脂肪吸引の合併症とは、内出血や血腫などのことをいいます。
脂肪吸引の手術を安全に受けたい方は、今回の内容はかなり参考になるのではないかと思います。
脂肪吸引で失敗したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
2026.4.22


本記事は、脂肪吸引の合併症が心配な方必見の内容です。今回は、ドクター向けに「脂肪吸引の最新戦略と合併症対策」について講演したときのことをお話します。脂肪吸引を安全に受けたい方や、失敗を避けたい方にとってとても参考になるので、ぜひご覧ください。
講演を行った経緯
POINT 01
脂肪吸引トップエキスパートとして依頼を受けた
脂肪吸引トップエキスパートというのは、
・お客様に対してハイクオリティな施術をたくさん行っている
・学会で講演している
こういった先生だけに与えられる、特別な称号です。
SBCは400名以上先生がいますが、その中で、今年脂肪吸引トップエキスパートドクターは私だけです。
SBC側から「ドクター向けに脂肪吸引をわかりやすく解説してください」と講演の依頼がありました。
講演前の様子
POINT 01
トークテーマは脂肪吸引の最新戦略と合併症対策について
講演では、何の話をするんですか?
くずしま先生
脂肪吸引の最新戦略と、合併症対策です。
初心者の先生から、上級者の先生まで、全員が聞いて非常に学びのある内容です。
脂肪吸引を安全に行うために、ぜひ知っておいてほしいことを、今回みんなにシェアしたいと思います。
インタビュアー
緊張していますか?
くずしま先生
あまりしていないです。
インタビュアー
すごいですね。
喋るのは得意ですか?
くずしま先生
苦手ですが、脂肪吸引は得意分野なので緊張していません。
インタビュアー
学会もたくさんされていますもんね。
楽しみにしています。
くずしま先生
よろしくお願いします!
脂肪吸引の失敗が増えている理由
POINT 01
美容外科医を目指す先生が見よう見まねで脂肪吸引しているから
くずしま先生
脂肪吸引は最近どんどん需要が増えており、多くのお客様が脂肪吸引の施術について知るようになっていると思います。
ただ一方で、脂肪吸引をしたのに良くならず、悩んでしまうお客様がすごく増えているんです。
それを私自身も体感しておりまして、カウンセリングをするお客様の約4人に1人が修正手術の相談なんです。
「過去に脂肪吸引を受けたが全然細くならなかった」
「脂肪吸引を受けたがボコボコになってしまった」
このような相談が本当に増えてきていて、私は非常に悲しいです。
せっかく細くて綺麗な体になりたくて脂肪吸引を受けているのに、理想とは逆の方向に行っているわけじゃないですか。
どうして脂肪吸引の失敗が増えているかというと、美容外科医を目指す先生が、あまり脂肪吸引のことを知らずに見よう見まねで脂肪吸引しているからです。
脂肪吸引は、上達するのに時間がかかります。
10件行っただけではだめですし、100件行っても良い成績は残せません。
1000〜10000件と件数を重ねるにつれてどんどん上達していき、技術職のようなものなんです。
あまり行ったことのない先生が、攻めすぎたり取りすぎてしまうことが起こってしまいます。
美容外科医になる先生が増えているのに教育が進んでおらず、悲しい思いをするお客様が増えています。
・正しい脂肪吸引とは
・安全な脂肪吸引とは
・脂肪吸引における合併症対策
脂肪吸引はやって終わりではなく、アフターケアが非常に大事です。
どんな手術においても、合併症のリスクはゼロではありません。
このことを踏まえて、ドクター向けに講演しました。
脂肪吸引の最新戦略に関しては、別記事で、私が学会活動で行っている内容を紹介しています。
時代とともに脂肪吸引の仕方を変えていかないと、一番良い治療は提供できません。
「こういうのが新しい施術なんだ」ということがわかると思いますので、ぜひ別記事もご覧ください。
脂肪吸引の合併症対策について
POINT 01
高頻度で起こるのは内出血・血腫・輪郭不整
合併症は、一番しっかりと対応すべきです。
SNSで「私は脂肪吸引の合併症を起こしたことがありません」と言う先生もいますが、それは嘘です。
5〜10件しかやっていない先生だったら起きていない可能性もありますが、100〜10000件と行っていく上で、数%は必ず合併症が起きてしまいます。
これは確率の問題で、執刀件数が増えるほど、さまざまなトラブルが起きることもあります。
10件しか行ったことのない先生は、100件行った世界がわからないと思いますし、100件しか行ったことがない先生は、10000件行った世界がわかりません。
数を重ねることでしか経験できないことがあります。
私はかなり色々なことを経験しています。
皆さんがまだ経験していなくてこれから経験するであろうことを、ドクター向けにわかりやすくまとめてお伝えしました。
合併症の中にも、さまざまな合併症があります。
今回は、4つに簡単に分類して、それぞれについて話していきました。
こちらが4つにまとめたスライドです。
その中でも、比較的高頻度で起こる合併症があります。
・内出血
・血腫
・輪郭不整
輪郭不整というのは、脂肪の取りすぎ・取らなさすぎ・取りムラがあるなどの場合に起こるボコつきのことです。
これは、施術を受けた方の多くが悩んでいることです。
輪郭不整にもさまざまな修正の仕方があり、非常に難しいんですよ。
そもそも脂肪吸引は、ブラインドの手術、要するに、どのくらい吸引できているのかを目で確認することができないため、手の感覚を頼りに進めていく技術です。
非常に経験が必要です。
あまり経験のない先生は、自分がどのくらい脂肪を取ったのかがわからず、吸い過ぎてしまうことがあります。
脂肪吸引で安全に綺麗に吸うためには、非常に薄い層を残さなければいけません。
残さないと、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
・ボコボコになる
・脂肪の下の筋肉が浮き出る
・色素沈着する
・肌質が悪くなる
それほど脂肪吸引は非常に繊細な手術で、細かく・綺麗に・安全に吸っていかないと、綺麗な仕上がりにはなりません。
万が一ボコボコになってしまった場合の修正の仕方を、皆さんに一部お伝えしました。
POINT 02
蜂窩織炎も一定の確率で起きる
蜂窩織炎に関しては、さまざまなリスクファクターがあります。
蜂窩織炎になりやすい人の特徴やどのような人に起きてしまうのかなど、蜂窩織炎に実際になった方の改善例を別記事でくわしく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ただ、あまり手術を経験したことのない先生の場合、蜂窩織炎のお客様が来ても診断ができないことがあります。
蜂窩織炎のお客様が訴えている症状を聞いても、それが蜂窩織炎であるとわからない先生が非常に多いです。
今回の講演で、蜂窩織炎の症状・診断方法・治療方法を発信しました。
それを知っているのと知らないのでは、対応力が大きく変わります。
お客様に安心して施術を受けていただくことに越したことはありません。
合併症の診断方法や治療方法などをすべて把握していないと、安全に正しく脂肪吸引できません。
脂肪吸引は吸って終わりではなく、アフターケアまで全部含めて脂肪吸引です。
そこまでしっかり行わないと、綺麗な仕上がりにはできません。
それをあまり知らずにSNS映えを狙って「カリカリ脂肪吸引」などを上げている先生が非常に多く、それは良くありません。
脂肪吸引を受けたのに、悩むお客様が増えてしまいます。
・安全な脂肪吸引
・正しい脂肪吸引とは何か
・合併症が起きた場合の対処法
これらについて講演を行う、本当に貴重な経験だったと思います。
POINT 03
講演に使用したスライドがこちら
講演に使用したスライドをお見せします。
講演後の様子
POINT 01
時間をたっぷり使った講演になった
先生今日はどうでしたか?
くずしま先生
スライドが150枚あって、1時間で終わらせたかったのに、1時間半くらいかかってしまいました。
インタビュアー
上手くできましたか?
くずしま先生
自分的にはできたと思います!
インタビュアー
お疲れ様でした!
まとめ
POINT 01
脂肪吸引について真剣に考えてくれる先生にお願いしよう
今回は「脂肪吸引の最新戦略と合併症対策」について、ドクター向けに講演し、
・脂肪吸引で失敗するのは先生が見よう見まねで施術をするから
・合併症はアフターケアが大切
このようなことをお伝えしました。
脂肪吸引に関してしっかり理解するための機会は、年に1〜2回あるかないかです。
このような勉強会に参加する先生は、脂肪吸引について非常に真剣に考えている先生です。
「もっと吸引が上手くなりたい」という先生だと思います。
そのような先生は早く上達すると思いますし、お客様に安心・安全な脂肪吸引を提供できます。
勉強会に参加しない先生がダメというわけではありませんが、学ぶ機会があったらちゃんと学ばないと怖いと思うんですよ。
脂肪吸引のようにブラインドの手術こそしっかり学ばないと、お客様に悲しい思いをさせてしまいます。
脂肪吸引をやっていきたいという先生は、勉強して正しい知識を身に付けてお客様に提供することが大切だと今回改めて感じました。
私は、脂肪吸引業界を盛り上げたいと心から思っています。
脂肪吸引の施術を受けることで、ハッピーになる人が増えていたらうれしいんですね。
私は毎日施術していますが、私が執刀できる数には限りがあります。
さまざまな先生がさまざまなお客様を幸せにできたら、全員がうれしいじゃないですか。
・安心安全な脂肪吸引とは何か
・脂肪吸引のテクニック
これらをシェアできたら、業界全体がもっと盛り上がっていくと思います。
また機会があれば私が講演を行って、美容外科業界や脂肪吸引業界全体を盛り上げていきたいです。
また、脂肪吸引について分からないことがありましたら、脂肪吸引完全攻略の動画を参考にしてみてください。
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監修医師紹介
■日本救急医学会 ICLS/immediate cardiac life support プロバイダー
■ボトックス 認定医
■VASER脂肪吸引認定医







