肩こりのボトックス注射は保険適用になる?費用目安やクリニック選びのポイントを解説
美容医療で人気のボトックス注射ですが、実は肩こりの緩和にも効果が期待できることをご存知でしょうか。「肩こりボトックス」として、慢性的なこりや張りの緩和が期待できるとされています。この場合、保険適用の対象になるのか、費用の目安も気になるところです。
本記事では、肩こりボトックスの効果や費用目安、メリット・デメリット、クリニック選びのポイントまでわかりやすく解説します。
肩こりにボトックスを注射すると得られる効果
肩こりボトックスとは、肩のこりや張りの原因となっている筋肉に「ボツリヌストキシン製剤(ボトックス)」を注射して、筋肉の働きを抑える施術のことです。肩こりは、長時間のデスクワークや運動不足などで筋肉がこり固まり、血行不良を起こすことで生じます。
ボトックス注射では、肩のこりを触診したうえで、左右5〜10箇所程度を目安に製剤を注入します。筋肉の過度な緊張がやわらぐことで、肩こりや張り、それに伴う頭痛の緩和が期待できます。また、張り出していた筋肉がゆるむことで、肩まわりが引き締まって見え、首やデコルテラインが美しく整う、見た目改善の効果も期待できます。

施術の説明:神経からアセチルコリンが出るのを抑え、筋肉の過剰な動きをやわらげることにより、しわを軽減します。
施術の副作用(リスク):疼痛・腫れ・内出血・アレルギー・表情に違和感を生じる可能性があります。
施術の価格:3,500円

施術の説明:神経からアセチルコリンが出るのを抑え、筋肉の過剰な動きをやわらげることにより、しわを軽減します。
施術の副作用(リスク):疼痛・腫れ・内出血・アレルギー・表情に違和感を生じる可能性があります。
施術の価格:8,000円~33,000円
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肩こりにボトックスを注射する際の費用目安
ボトックス注射は美容医療のイメージが強い施術ですが、注入部位や目的によっては健康保険が適用されるケースもあります。
肩こりボトックスを含むボトックス注射は、どのような目的・部位で受けるかによって「自由診療」になるか「保険適用」になるかが分かれます。それぞれの費用目安を紹介します。
自由診療の場合
まず、肩こりボトックス注射は保険適用外となります。病気の治療ではなく、美容や見た目の改善が主な目的とされるからです。しかし、自由診療だからこそつらいこりの緩和とすっきりとした肩のラインの両方にアプローチできる点が、肩こりボトックスの大きな魅力です。
肩こりボトックスの他、ボトックス注射が自由診療となる代表的なケースと費用の目安は以下の通りです。
- 肩ボトックス:両側15,400~44,000円程度
- しわ取り(おでこ・眉間・目尻など):1部位3,500円~8,000円程度
- エラボトックス(咬筋):両側8,800~35,000円程度
- ボトックス痩身(ふくらはぎ・二の腕など):ふくらはぎ20,000~75,000円程度、二の腕54,000円程度
- 脇ボトックス:両脇15,210~46,850円程度
なお、使用する薬剤や注入量、クリニックによっても取り扱いの内容や費用は異なります。
保険適用になる場合
一方で、ボトックス注射が保険適用になるのは、病気の治療の一環として行われる場合です。3割負担で受けられますが、注射薬が高価なため数万円程度かかる傾向にあります。
保険適用となる主なケースと各費用の目安は以下の通りです。
- 重度の多汗症・ワキガ(原発性腋窩多汗症):両脇15,000~30,000円程度
- 脳卒中の後遺症緩和(上肢・下肢の痙縮):15,000~80,000円程度
- 眼瞼痙攣・片側顔面痙攣:13,000~25,000円程度
なお、保険適用には医師による診断や所定の条件を満たす必要があります。症状やクリニックによって費用は変動します。
肩こりにボトックス注射をするメリット
つらい肩こりの対処法にはマッサージやストレッチなどがありますが、効果が一時的で根本的な緩和に繋がりにくい場合があります。
肩こりボトックスは、こりの原因に直接アプローチできる施術です。他にも、以下のようなメリットが期待できます。
ピンポイントで痛みにアプローチできる
肩の炎症が起こっている部位に直接ボトックスを注射することで、痛みにもピンポイントでアプローチが可能です。
マッサージやストレッチで一時的に楽になる方も多い一方、「すぐに痛みが戻ってしまう」と感じる方も少なくありません。ボトックス注射は、そうした繰り返すお悩みに直接アプローチできる医療ならではの選択肢です。
肩こりにボトックス注射をする場合、施術時間は約5分程度です。施術後2週間~1ヵ月程度で効果を実感できます。肩の筋肉に直接アプローチするため、緊張・こり・張りを改善し、慢性的な痛みを緩和する効果が期待できます。
肩こりによる頭痛が緩和できる可能性がある
肩こりに伴ってあらわれる不調のひとつに、頭痛があります。肩や首まわりの筋肉が緊張して血行が悪くなると、頭痛や重だるさを引き起こすことがあります。肩こりボトックスによって緊張していた筋肉がゆるむと、滞っていた血流が促されるため、肩こりを原因とする頭痛の緩和も期待できます。
ただし、すべての頭痛の症状を緩和できるわけではなく、効果に個人差がある点には留意が必要です。
首や肩まわりがすっきり見える
肩こりボトックスには、首や肩まわりの印象を整える効果も期待できます。張り出していた僧帽筋の緊張がやわらぐと、首から肩・背中までのもったりとした筋肉のふくらみが抑えられ、肩まわりがすっきりと引き締まった印象に近づきます。
肩や首のラインが整うことで首が長く見え、鎖骨やデコルテラインが華奢な印象になることもあります。オフショルダーのファッションを好む場合や、結婚式前などに合わせて、骨格矯正や華奢見えの目的で肩こりボトックスを受ける方もいます。
注射後の痛みや腫れなどがほとんどない
メスを使わない施術のため、身体への負担が少なく、痛みや腫れといったダウンタイムがほとんどありません。
症状や状態によって個人差はありますが、内出血が出た場合でも数日で落ち着くことが多いとされています。
3~4ヵ月程度の効果が期待できる
効果には個人差がありますが、1回の施術で約3~4ヵ月程度の効果の持続性があるのが一般的です。頻繁にマッサージに通う必要 wagon なく、効果が薄くなってきたタイミングで再度注入することで、長く効果を実感しやすくなります。
施術時間が短いうえ、効果は数ヵ月程度続くため、定期的にマッサージに通えない、仕事やプライベートで多忙な方にも、ご検討いただきやすい施術です。
肩こりにボトックス注射をするデメリット
一方で、肩こりにボトックス注射をするデメリットは、以下のようなものがあります。
注射の際に痛みを感じる場合がある
肩こりボトックスは注射によって薬剤を注入する施術のため、針を刺す際のチクッとした痛みは避けられません。肩の数ヵ所に注射するため、何度か痛みを伴うことがあります。
痛みが気になる場合は、笑気麻酔などで痛みを軽減できるクリニックもあるため、不安な方は事前に相談しておくとよいでしょう。なお、施術後に筋肉痛のような鈍い痛みを感じることもありますが、通常は時間の経過とともにやわらいでいきます。
人によってはダウンタイムがある
切開を伴う施術と違いダウンタイムは少ない傾向にありますが、人によっては注射部位の腫れや赤み、内出血などが3~7日間程度生じる場合があります。
また、筋肉の動きを抑える薬剤を使用するため、まれに肩の動かしにくさや筋肉痛のような鈍い痛みを感じることもあります。特に注入量が多いと腕が上がりにくいなどの症状が出やすいため、医師がリスクを極力抑えつつ注入量を調整する必要があります。
肩こりのボトックス治療をする際のクリニック選びのポイント
比較的手軽に受けられる施術ですが、効果や満足度はクリニック選びによっても変わってきます。ボトックス注射をする際に、確認するべきクリニック選びのポイントを紹介します。
治療経験は豊富か
筋肉は部位によって構造が異なるため、解剖学的な知識に基づいて適切な注入箇所・量を見極める必要があります。ボトックス治療の症例数が多く、実績のある医師が在籍しているかを確認することが大切です。ホームページに掲載されている医師の経歴や肩こりボトックスの症例数・実績の有無は、クリニックを選ぶうえでの判断材料になります。
なお、湘南美容クリニックはアラガン製ボトックスの豊富な使用実績があり、アラガンビューティーアワードを複数回受賞しています。実績豊富な医師により、患者様のご要望に応じて効き目の程度も調整が可能です。
製剤の種類について説明があるか
肩こりボトックスに使用される製剤には、いくつかの種類があります。なかでも主流となるのが、厚生労働省の承認を受けており信頼性の高いアラガン社製の製剤と、ジェネリック(後発品)にあたり価格を抑えやすい韓国製ボツリヌストキシンの2種類です。いずれも同等の効果が期待でき、クリニックによって予算や希望に合わせて製剤を選ぶことができます。
クリニック選びの際は、製剤の選択肢があるか、それぞれのメリット・デメリットを説明してくれるかどうかも見極めるポイントです。利益を優先して高額な製剤を無理に勧めてくるクリニックは、避けたほうがよい場合があります。
カウンセリングやアフターケアがあるか
肩こりボトックスを受ける際は、カウンセラーだけでなく、施術を担当する医師が直接症状を聞いてくれるクリニックが望ましいです。肩こりの原因となっている部分は人によって異なります。医師が直接症状などを確認し、注入する部位や量を判断することで、より適切な施術が可能になります。
また、施術後に「肩がだるい」「重い」といった症状が出た場合に、すぐに相談・診察してもらえるフォロー体制の有無も確認ポイントです。肩こりボトックスはダウンタイムが少ない施術とはいえ、まれに副作用が出ることもあります。症状が出た際の対応について事前に確認しておくと、万が一の時も安心です。
筋肉量に合わせてボトックス注射の量を調整できるか
肩の筋肉は範囲が広く大きいため、十分な効果を得るために適切な単位数で注入する必要があります。注入量が少なすぎると効果を実感しにくく、逆に多すぎると肩以外の筋肉への負担や、腕が上がりにくくなるといったリスクがあります。そのため、一人ひとりの筋肉量に合わせて注入量を調整できる柔軟なクリニックが理想的です。
湘南美容クリニックでは、肩のこりの程度に合わせて通常量と倍量を選択できます。また、患者様の状態や希望に応じて医師が微調整することも可能です。十分な効果が得られ、かつ副作用のリスクを抑えられる量に調整しています。
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注射の痛みやダウンタイムが不安な時には
肩への注射は複数箇所に打つため、痛みやダウンタイムが不安になるのは当然のことです。湘南美容クリニックの肩ボトックスは、注入する数ヵ所への注射のみで完結し、施術時間は約5分と短時間で完了します。
痛みに不安がある方には、笑気麻酔のオプションをご用意しています。リラックス麻酔とも呼ばれ、注射の痛みや不安を緩和することが可能です。また、内出血やダウンタイムが気になる方には、内出血を軽減するケア用品「セベリアL.C.E.バーム」もオプションでご利用いただけます。
不安なことがあれば一人で悩まず、まずは医師に相談してみましょう。
肩こりボトックス注射に関するQ&A
肩こりボトックス注射に関する、よくあるご質問にお答えします。施術の頻度や受けられない人についてなど、気になる疑問をまとめましたので、参考としてご覧ください。
肩こりボトックス注射の副作用のリスクを極力抑えることはできる?
湘南美容クリニックでは副作用のリスクを極力抑えつつも、効果を最大限期待できる注入量として、通常40単位/倍量80単位に設定しています。肩の張りの強さや状態に合わせて医師が診察し、適切な量を判断して施術を行います。
肩こりボトックスは定期的に受ける必要がある?
1回の施術で3~4ヵ月程度持続するのが一般的です。効果が薄くなってきたと感じたタイミングで再度注入することで、肩こりの症状をコントロールしやすくなります。
肩こりボトックス注射を受けられない人は?
ボトックス注射は、以下に該当する方は施術をお受けいただけません。
- 妊活中・妊娠を希望されている方
- 妊娠中・授乳中の方
- 産後3ヵ月以内の方
- アレルギーや疾患、既往歴をお持ちの方
上記の他、肌の状態、内服薬・外用薬の使用状況などによっては、医師が施術不可と判断する場合があります。
まとめ
肩こりボトックスは、緊張した筋肉に直接アプローチすることで、こりや張り、それに伴う頭痛の緩和が期待できる施術です。さらに、肩や首まわりがすっきり整う視覚的な効果も期待できます。ただし、保険適用外となる点には注意が必要です。
湘南美容クリニックでは、アラガン社製と韓国製ボツリヌストキシンの2種類を取り扱い、副作用のリスクを抑えた注入量で医師が調整します。また、痛みを緩和するオプション麻酔を選んでいただけますので、痛みが苦手な方でもご検討いただきやすいです。慢性的な肩こりや痛みにお悩みの方は、ぜひご相談ください。
