デリケートゾーンの乾燥によるかゆみやその予防目的で、ワセリンを塗ってもかまいません

ワセリンは肌の水分を維持し、乾燥を防いだり改善したりする働きが期待されるスキンケアアイテムです。

乾燥が原因のかゆみはデリケートゾーンへ薄く塗ることでやわらぐことがあり、ほかにもヘアを整える前にワセリンを塗っておくと肌への刺激をやわらげます。

もしワセリンを塗り続けてもかゆみが緩和されなければ、下着や衣服が体に合っていないか生地が刺激を与えている可能性があるため、見直しましょう。

それから電気シェーバーやヒートカッターを使う時にもワセリンを先に塗っておくと、肌保護に役立ちます。

ワセリンは肌の水分を維持し、刺激から肌を守る働きをします

ワセリンは赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い方に使われているスキンケアアイテムのひとつです。たとえば手指のあかぎれができたところへ塗ると改善を期待できます。

このワセリンとは石油から不純物を取り除いて精製し、高純度にしてつくられた製品で、ドラッグストアなどでも市販されている他、スキンケア製品にはワセリンを含むものも多いです。

ワセリンの使い方

デリケートゾーンの異常のない肌で、乾燥や荒れが気になる部分へ薄く塗りますが、粘膜部分は避けます。

たとえば入浴後水分をふき取った肌へ薄くワセリンをつけるとよいでしょう。またワセリンを塗った後、ティッシュで押さえておくとベタつきがやわらぎます。

デリケートゾーンの形を整える時にも

カミソリを肌に直接触れさせて使うと刺激が強く、傷つけたり黒ずみを引き起こしたりする原因になるでしょう。しかしワセリンを使って肌を守ることで、デリケートゾーンの肌トラブル回避につながります。

そのためデリケートゾーンのヘアを好みの形へ整える時、先に塗っておくと肌への負担を軽減します。

ワセリンを塗ってもかゆみが改善されなければ違う原因かもしれません

ワセリンは皮膚の保護の働きを期待された製品のため、適量をデリケートゾーンへ塗り続けていてもかゆみの改善が見られない時は別の原因を疑い、対処法を変えましょう。

下着がきつい

体に合わず、ゴム部分などが締め付けるような下着や衣服はその部分の刺激が強くなって黒ずみやすくなります。

そして強く締め付けているとその分生地と肌の摩擦も大きくなりやすいため、肌に負担が少なくサイズの合った下着を身に着けましょう。

肌に素材が合わない

化学繊維が肌に合わない、デザインによって肌がチクチクするなど下着の素材が肌に合わないことも黒ずみを引き起こす原因になります。

そのため直接身に着ける下着を選ぶ時は素材を確認し、肌に触れる部分に肌へ刺激を与えそうな飾りがないかをチェックしてから購入しましょう。

もし素材が肌に合わないとかゆみが起きやすく、ひどくかくことにより肌は強い刺激を受けるため、肌を守ろうとしてメラニンが発生し黒ずみとなってしまいます。

したがって肌に優しい素材、たとえば綿製の下着を選んだり直接下着全体を触ってからの購入がおすすめです。

ヘアのお手入れはワセリンを使うだけでなく他の方法もあります

ヘアの形を整えるために、ワセリンを塗ってからお手入れすると肌の保護になりますが、合わせてそれ以外の方法も行うと肌に優しいケアにつながります。

電気シェーバー

電気シェーバーもよく使われているケアアイテムですが、デリケートゾーン専用のタイプを用意しましょう。

この時、深剃り防止機能付きの製品を選ぶと肌に優しいヘアのお手入れが叶います。そして電気シェーバーを使ったお手入れの時も先にワセリンを塗っておくとよいでしょう。

ヒートカッター

カミソリなどでヘアを剃ると毛の断面が角張ってしまい、触れるとチクチクした感じがあります。その点ヒートカッターは熱で切るため断面が丸くなるため、肌に触れても優しい仕上がりが期待できるアイテムです。

またお手入れの際にですが、カミソリは頻繁に使わないよう心がけましょう。手軽で使いやすいカミソリですがワセリンで保護した上でお手入れしても、肌に少なからず負担がかかります。

そのため毎日使うと黒ずみを招く原因になることがあるため、間隔をあけて使いましょう。

(まとめ)デリケートゾーンにワセリンを塗ってもいい?

1.デリケートゾーンの乾燥によるかゆみやその予防目的で、ワセリンを塗ってもかまいません

ワセリンは、乾燥が原因のデリケートゾーンのかゆみにも役立ちます。その場合粘膜を避けて薄く塗りますが、続けても変化がなければ下着がきついなど別の原因かもしれません。

カミソリなどでヘアのお手入れする時にもワセリンを先に塗ると肌に優しくなります。

2.ワセリンは肌の水分を維持し、刺激から肌を守る働きをします

ワセリンは幅広い年代で使われているスキンケア製品で、肌の保湿に役立ちます。デリケートゾーンへ塗っても良く、その場合乾燥が気になるところへ薄く塗りましょう。

またカミソリでヘアの形を整えたい時、先に塗ってから行うと肌の保護につながります。

3.ワセリンを塗ってもかゆみが改善されなければ違う原因かもしれません

ワセリンを塗り続けても変化があまり見られない時は別の原因を考えましょう。その原因には下着がきつい、素材が合わないなどがあります。

改善方法は、サイズの合う締め付けない下着を選ぶことや肌ざわりが良く飾りも肌に刺激を与えないものを選ぶことです。

4.ヘアのお手入れはワセリンを使うだけでなく他の方法もあります

ヘアを整えたい時、ワセリンを塗って肌を保護したあとカミソリで剃るの他、電気シェーバーやヒートカッターがあります。同じように先にワセリンを塗っておくと、肌に優しいケアになります。

またカミソリを使う時は毎日行わず、間隔をあけるようにしましょう。

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