症例写真（No.221770）

「ヒアルロン酸いれると不自然になりませんか？」と心配されるお客様もいますが、解剖学を理解して適切な位置に適切な製剤を適量注入すれば、極めて自然にシワやタルミを補正することが可能です。

例えば、こちらの６０歳代後半のお客様の、施術前（向かって左側）をご覧ください。
なにかだけが悪いのではなく、全体的にシワやタルミがあるという状況です。額やこめかみはコケており、額のシワやまぶたのタルミがあります。目の下もタルミとシワがありますし、頬も落ちてきており法令線や口角下のシワが目立ちます。唇や口まわりも痩せています。

もしこの方が法令線だけにヒアルロン酸をしっかり入れたらどうでしょうか？法令線は目立たなくなっても、お顔全体のバランスの中では法令線だけがぷっくりとして不自然になってしまいます。
どこかだけを大きく改善すると、「あれ？なにかやった？」と、その不自然で不気味なバランスで周りからもバレてしまいやすいです。

アンチエイジング目的のヒアルロン酸注入は、決してどこかだけを治すのではなく、お顔のバランスをみてすこしずつ満遍なく補正し作り上げていくのがコツです。
こちらのお客様には、額、こめかみ、目の下、頬、法令線、マリオネットライン、口唇、顎にヒアルロン酸を少しずつ入れています。トータルではヒアルロン酸を６本使用していますが、非常にバランスよく自然にマイナス１０歳を目指せました。

（実は目隠ししてますが、目のひらきも、ヒアルロン酸注入によって改善し喜んでいただきました）
施術後は少なくとも５０歳代後半くらいには見えます、
※こちらの写真は、アフターの写真を左右反転させてミラーリングで編集しております。ボトックス注射やレーザー治療は今回併用していません。