症例写真（No.303513）

賛否両論ありますが、「ヒアルロン酸治療で顔をリフトアップする」というのは私は可能と思っています。ただし、�@注入治療だけにこだわると’やり過ぎ’な顔になってしまう、�A注入治療で効果を出しやすい方と出しにくい方がいる、という2点に気をつける必要があります。
なので注入治療を得意とするドクターほど、実は注入治療に固執しない美的感覚が、求められるなと思います。

さて、症例の紹介です。タルミを主訴に来院なさったモニター様。医師向け注入講義の講師として私が務めるにあたって、講義資料作成のためのモニター様として協力いただきました。
額・こめかみ・頬・下顎といった輪郭において骨痩せを補うようにヒアルロン酸をまず注入しています。実はこの輪郭補正は、顔の組織を支える靭帯も補強するような注入テクニックをしているので自然とお顔がリフトアップもされていきます。（ヒアルロン酸必要量の目安はお顔全体で3-6cc）

そしてそこから、目まわりの凹みやシワ、唇といったパーツの細かいバランス調整を行なっていきます。（ヒアルロン酸必要量の目安は2-3ccほど）

今回は注入治療以外は一切やっていません。
アンチエイジングに定期的にHIFUや糸リフトなどされるのがおすすめですが、顔が痩せているのを補わずにHIFUや糸リフトしても変化がわかりにくいので、この方においてはまず注入治療を受けていただいてます。ここから更にマリオネットラインやフェイスライン改善にはハイフや糸リフトが良いと思います。

お顔が、リフトアップされて若々しくなってますし、頬の重心が上がりフェイスラインも引き締まって、お顔のコケがなくなり立体的になることで女性らしい優しく明るい印象になりました！