症例写真（No.358481）

「口横のたるみやほうれい線が気になる」と仰せのお客様。
詳しくお話を伺うと、実際には顔全体が老けて見えてしまう印象を気にされていました。

まず私が注目したのは、輪郭のゆるみだけではなく、チークエリア（頬上部）のボリューム低下です。
この部分が萎むと、正面だけでなく横顔・斜め方向から見た際にも立体感が失われ、のっぺりとした印象になりやすくなります。

そこで今回は、メインのお悩みである口まわりのたるみやほうれい線に対してデンシティによる引き締めを行いつつ、
全体の若返り効果を重視して、チークエリアおよびほうれい線へのヒアルロン酸注入を併用しました。

まずデンシティで顔全体の土台を整え、そのうえでヒアルロン酸を骨格に沿って適切に配置することで、ここまでの変化を出すことができます。
特にチークエリアのボリュームを補うことで、クマの陰りが軽減し、顔全体の重心が引き上がるため、自然なリフトアップと小顔効果につながります。

こちらの写真は施術直後ですが、ご覧の通り内出血はありません。
高周波治療とヒアルロン酸注入の組み合わせは、ダウンタイムを抑えつつ、即時的な若返り効果を得られる点が大きな利点です。

今後は、ボトックスやレーザー治療による定期的なシワ予防・肌質改善を組み合わせることで、より完成度の高い仕上がりを目指せるでしょう。