症例写真(No.294958)

当院の症例写真は、画像処理により形や大きさをかえるような処理は一切おこなっておりません。

西川礼華 医師

No.294958【美容皮膚科】【ボツリヌストキシン】エラボトックスでコケずに小顔に

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施術後1ヶ月後

1ヶ月後(ベクトラ)(寒色:増加 暖色:減少)
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施術担当者からのコメント

先程の投稿の斜め横の角度でみても、頬骨の下の痩せている部分は術後悪化しておりません。つまり、頬がコケた、ということもなく、自然と小顔効果を出せていると思います。

1.エラボトックスはどこに効くのか?
ベクトラというボリューム評価をできる特殊機器を用いて、施術後にどのように顔のボリュームが変化したのかを解析してみました。暖色が濃いほどボリュームが減少している所、寒色が濃いほどボリュームが増加している所です。
こうやって視覚的に評価してみると、エラボトックスは実は意外とこんなに広い領域のボリュームダウンに寄与しています。ちょっと私自身も驚きでした。というのも今回ですね、咬筋の下側・外側に注入ポイントを限局して投与しました(たしかにその領域が等高線的に最もボリューム減ってます)のに、それ以上に実際には咬筋全体が広くボリュームダウンしました。しかもボトックスは片側20単位ずつで両側で計40単位のみです。
つまり注入デザインによっては、元々頬骨の下の痩せコケている領域が更にげっそり凹んでしまいかねないんだな、ということでもありますね。たかがエラボトックスと甘く見ず、的確に注入ができる経験豊富なドクター選びをおすすめします。

2.1回でも効果があるのか?
はい、効果あると思います。ご覧の通りこちらの症例は1回の施術結果です。ただしご本人が期待されるほどの効果にまで至らないケースはあるかもしれません。また元々の筋肉の大きさによっては、複数回に分けて治療を推奨することもありますので、事前に医師にご相談ください。

3.タルミが悪化しないか?
結論から言うとタルミが悪化する可能性はあります。咬筋のボリュームが減った分、口横やフェイスラインにタルミが出る方がいらっしゃいます。こちらのベクトラ画像でも、口横が青く変化しているということは、そこのボリュームが増えているということですね。ですが、この症例では顎にもボトックスを打っており、顎の筋肉の緊張を緩めることによって顎先をスッと斜め下方に出す作用が生じ、フェイスラインをシャープに形成する工夫をしています。知識と経験ある医師でしたら、本症例のようにタルミに関して事前に予測をして対処する(或いはむしろ更にタルミを綺麗にする)提案が可能です。ですからタルミを気にされるミドル世代の方々でもエラボトックスが出来ないわけではない、と私は思います。