症例写真（No.351487）

今回のお客様は上顎叢生と着色が気になっておりました。
特に前歯から２番目の歯が奥に入り込んでおり、噛み合わせに関しても歯科治療にて改善が求められる部分でした。
噛み合わせが悪いと特定の歯にばかり強い力がかかり、その歯が摩耗したり、欠けたり、ひびが入ったりしやすくなります。
また、残りの歯にも不均等な力を加えさらに歯がバラバラになったり、傾いたり、すきっ歯になったりする原因となってしまいます。
噛み合わせの不調和は、歯周組織にも負担をかけ歯茎の炎症(歯肉炎)や骨の吸収(歯周炎)を悪化させることがあります。汚れがたまりやすい場所ができることも、歯周病のリスクを高めます。
さらに、『顎の痛み』『カクカクという音』『口を開けにくい』『頭痛、肩こり』などの要因が実は噛み合わせだった！という場合もあるのでひとえに噛み合わせと言えど、健康面を考えたときに放置できません。
問題を放置すればするほど、歯の損傷や周囲組織の悪化が進み、将来的に必要な治療がより複雑で大規模なものになる可能性があります。結果として、治療期間が長くなり費用も高くなる傾向があります。
そのため、今回のお客様の場合は見た目の改善だけでなく根本的な改善を見通して治療のご提案をいたしました。
上の歯6本をセラミック治療で清潔感のある将来的にも健康に過ごせるお口元をおつくりしました。