シリーズ 若返りの匠 Vol.12 シリーズ 若返りの匠 Vol.12

Vol.12

第12回

湘南美容クリニック医師
 × 
上木京香さん(42歳・会社員)

顔全体のたるみを糸リフトのスペシャリストが改善する!

執刀医:
湘南美容クリニック医師

中高年のお客様から多いお悩みは?

中高年のお客様のご相談で多いのは、たるみとしわの改善についてです。
たるみは、深いところのたるみと浅いところのたるみの2種類があります。深いところのたるみは、筋肉や脂肪が重力に負けて下りてきてしまうというたるみで、浅いところのたるみは皮膚が風船がしぼんだようにやわらかくなってしまうたるみです。
深いところのたるみに関しては、糸によるリフトアップを使うことが多く、こめかみ辺りから糸を入れて、皮膚の下を走らせ、脂肪や筋肉を持ち上げて引き上げてあげます。これを定期的にやることによって、重力に負けていた状態から改善することが出来ます。
浅いところについては、例えば「サーマクール」のようなレーザー治療や、美容針やエレクトロポレーション(イオン導入)等を用いて、皮膚自体のコラーゲンを増やしてあげることで、たるみを解消して引き締めるというのがメインの治療になると思います。

若さを保つために日頃から気をつけるポイントは?

人間は年齢を重ねるとともに老化していくものですが、日頃から気をつけるポイントとしては、まずバランスのいい食事を摂り、肌や筋肉にいい栄養素もきちんと摂るということが重要です。
また紫外線を浴びると肌が老化してしわが増えてしまうとか、コラーゲンが減ってたるみが出てきたりするので、日頃から日焼け止めクリームを塗るなどの日焼け対策をしっかりとすることが大切になってきます。
このような対応を行っていても老化自体を止めることは出来ないので、どこかのタイミングで美容医療を受けていただき、適切なメンテナンスをすることで、より若々しさを保つことが出来ると思います。
昨今では、切るような外科的な施術よりは、日常生活での予防や、ダウンタイムの短い施術を早い時期に行い、自然に老化を改善していくというのがトレンドになってきています。私も今後さらにアンチエイジング、若返りの分野に力を入れていきたいと思っています。

今回先生に施術してもらったのは…
上木京香さん
(42歳・会社員)

今回美容整形を受けようと思ったきっかけは?

まず、年齢を重ねてきて、上瞼が凹んできた事とたるんできたことで目の開きが悪くなってきたことが悩みでした。また、頬回り全体がたるんできたことと、全体的に角張ってゴツゴツしてきたことも悩みでした。10年前では考えられなかったくらい急に老化が進んで、今では年齢以上に見られることも多くなり、昔の自分の顔に戻りたいと思い相談に伺いました。

クリニックの雰囲気はいかがでしたか?

まず、とても綺麗で驚きました。また、カウンセラーさんや看護師さん、皆さん笑顔でとても優しく対応して頂いたので、緊張も解けてカウンセリングや施術に臨めました。院長の佐藤先生はとても気さくで優しく、美容医療が初めての私にも分かりやすい言葉で丁寧に説明してくださいました。施術も無理強いすることはいっさいなく、むしろなるべくダウンタイムの少ない施術を勧めて頂いたので、安心してお任せしました。

Monitor Interview

加齢によって皮膚がたるみ、凹み始めた上瞼を改善するため、「クイックコスメティーク・ダブルNeo」で二重にすることで余った皮膚を折り込み、目元をすっきりさせる。さらに「SBCリッチフェイス法」で脂肪を注入して凹みを改善、自然なふくらみを出す。
目の下のクマは、「目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り」で余分な脂肪を取り除き、「SBCリッチフェイス法」で脂肪を注入してハリを持たせる。

こめかみ・ゴルゴライン・ほうれい線・頬・口角

脂肪のたるみやボリュームロスによって凹んできたこめかみ、さらにゴルゴラインから口角までのゾーンのしわ・たるみを改善するために「SBCリッチフェイス法」でご本人の脂肪を注入して自然なふくらみを持たせる。

顎の筋肉によってできる梅干しシワには「韓国製ボツリヌストキシン」を注入して改善。さらに、顔のセンターラインをはっきりさせ、フェイスラインを整えるために顎先にヒアルロン酸「ジュビダームビスタ」を注入。

頬・フェイスライン

たるんでしまった脂肪と筋肉を引き上げるために、「シークレットリフト」(左右各8本)を行い、全体を引き上げて定着させる。

薄い唇をぽってりとさせるためにヒアルロン酸「RHA1」を注入。ヒアルロン酸の中で最も粒子が小さく、ソフトなため、皮膚へのなじみがよく、薄い皮膚に最適な「RHA1」を使用。

施術POINT

上木さんの施術を行ううえで、ポイントはどこでしたか?

上木さんのご希望は全体的に若返りたいということで、特に気になるポイントとして、目元(上瞼の凹み・たるみ、目の下のクマ)、ゴルゴライン・ほうれい線、またフェイスラインのたるみも進行していて、顔が四角っぽくなっていました。
40代以降の若返り施術の場合、切開する外科的手術も効果的ですが、上木さんのご希望でダウンタイムは余り長くない方法をお選びしました。

まず上瞼の凹みとたるみですが、これに対しては、ボリュームアップを図るために「SBCリッチフェイス法」による脂肪注入を行いました。同時に瞼の皮膚のたるみについては、本来は切開をして余分な皮膚を切り取るのが適しているのですが、今回はダウンタイムをできるだけ少なくするということで、皮膚をいっさい切らない「クイックコスメティークNeo」で二重を作ることによって余った皮膚を折りたたみながらたるみの無い若々しい目元にする方法を選択しました。次にゴルゴラインは、頬のボリュームが下がり、たるみが原因で起きていますので、「SBCリッチフェイス法」による脂肪注入で対応しました。

フェイスラインに関しては、年齢を重ねるとともに頬骨の下が下がってきて頬がこけて、その分、頬の下部がたるんで俗にブルドッグと言われるような、四角い顔になってきます。

それを改善するためには、リフトアップが必要です。今回は糸リフトの「シークレットリフト」で、こめかみから左右各8本の糸を入れて引き上げる治療を選択しました。頬のこけが目立っていると、糸リフトの後も四角さが残る可能性があるので、「SBCリッチフェイス法」によってご自身の脂肪を注入してボリュームを出してあげることで、フェイスラインを丸く卵型に整えて、若々しいフェイスラインに仕上げました。
糸リフトの効果をしっかり出すためには、まず正しい層に入れなければいけません。

深い層でも浅い層でもなく、皮膚の真皮の下あたりで一番引き上がるところに一本一本糸を入れることが大事です。また、正しい層に糸を入れても、ちゃんと力が伝わっていないと引き上がりませんので、一本一本引っ張る力を調整してバランスを見ながら引き上げることで、凸凹すること無く、安全で綺麗に引き上がります。
このように、フェイスラインが糸リフトと脂肪注入で整ってきたところで、顎にヒアルロン酸「ジュビダームビスタ」を注入。顎先をほんの少し長く、形を整えることで、頬から顎のフェイスラインがすっきりとシャープになり若々しくなります。また、上木さんは口を閉じたときに顎の筋肉が収縮して梅干しジワが出来るので、「ボツリヌストキシン」を注入して筋肉の動きを抑えてしわを改善しました。

先生がお客様をカウンセリングするときに心がけていることはなんですか?

どこが気になるのか、どう変わりたいのか、具体的にこうなりたいというご希望があるのか、などお客様の要望をしっかりと聞き出そうと思っています。
ただそれだけですと、お客様の理想と私の理解がずれていたり、適切ではなかったりする可能性もありますので、お悩みを聞きつつ、それに対するベストな提案をするように心がけています。
お客様の中にはいろいろ調べて知識の多い方もいらっしゃいますが、より理解を深めるためにも、出来る限りわかり易い言葉でご説明するように心がけています。

若返りたい女性へのメッセージをお願いします。

私は若返りの治療を得意としております。
例えば目の下のクマの治療やリフトアップの治療をメインにしています。
目の周りのたるみが気になるとか、顔のたるみが気になるという方は、目立ってくる前に早めのご相談をおすすめします。
カウンセリングは無料で行っていますので、気軽にご予約ください。
スタッフ一同、お待ちしております。