症例写真(No.249560)

当院の症例写真は、画像処理により形や大きさをかえるような処理は一切おこなっておりません。

西川礼華 医師

No.249560【若返り】シークレットリフトとヒアルロン酸治療のコンビネーション症例のダウンタイムについて。

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術前です。
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施術担当者からのコメント

「糸リフトに興味があるけれど、ダウンタイムが不安で踏み切れない」…そんなお声をお客様より聞くことがありますので、糸リフトの経過について詳細を説明します。

?痛みについて。
痛みは術直後は麻酔液の影響でほぼ無痛。数時間して麻酔が切れてきた頃に念のため痛み止めを内服される方もいますが、痛みというよりも、ご飯を食べたりするときに口を大きくあけにくい感じ、という感覚です。この違和感は施術当日をピークに、数日で消失します。ご飯は食べられますが、大きく口をあけたり大笑いすると、あ、糸入れたんだった、と思い出します。

?腫れについて。
髪の毛の生え際(耳の前あたりや、こめかみのあたり)に局所麻酔をしてから糸を挿入するため、施術直後は麻酔液の分やや腫れた仕上がりになります。この麻酔液はおよそ数時間で吸収されますので、当日の夜くらいにはお顔がスッキリしてきます。翌日はだいぶスッキリするので喜んでくださる方が多いですが、実はまだ多少浮腫んでますので、1週間ほどするともっとスッキリしてきます。

?内出血について。
内出血が出ることは稀です。局所麻酔時に、マイクロカニューレを使用することで内出血のリスクは限りなく低くできます。また、万一、内出血が出ても髪の毛の生え際なので目立ちにくいです。

?針跡について。
針跡は徐々に目立たなくなるまでは厳密にいうと1ヶ月くらいはかかるかもしれませんが、私は髪の毛の生え際で目立たない部分から糸を挿入するようにしています。

?凹凸について。
糸で思い切り組織を持ち上げようとすると、糸の引きつれが生じて糸の入っている部分が線状に陥凹してしまうことがあります。糸は徐々に馴染んでくるので安心いただきたいのですが、ただ、術後1週間ほどは陥凹が目立つ場合があります。これを予防するためには、糸で極端に引き上げすぎないこと、また、糸の本数を多くすることで糸1本にかかる負荷を減らすこと、ヒアルロン酸注入と併用すること、が挙げられます。

特に私はヒアルロン酸注入が得意なので、注入治療とのコンビネーションによって必要最小限のダウンタイムで最大限効果を出します。ここが美容皮膚科医としての腕の見せどころです。

こちらの症例は、こめかみ、頬、口角下のあたりの組織の痩せいる部分をヒアルロン酸2ccで補いつつ、シークレットリフトという糸リフトの治療を10本行っています。