目の下のたるみを取る方法|自力で治せる?原因とセルフケア・美容医療

「鏡を見るたび、目の下のたるみが気になる」
「メイクでも隠せない皮膚のたるみのせいで、一気に老けて見えてきた…」

 

年齢とともに生じる目元の変化に、お悩みの方もいるのではないでしょうか?

 

目元のたるみには、単なる寝不足や一時的な不調ではなく、皮膚の弾力低下や脂肪の突出といった「目元の構造変化」が深く関係しているケースが多くあります。

 

原因を正しく理解しないまま、良かれと思って強い力でマッサージをしてしまうと、かえってたるみが強くなったり、色素沈着を悪化させたりしてしまうこともあるでしょう。

 

そこで本記事では、目の下のたるみが生じる理由から、自宅ケアで対応できる範囲とその限界、そして美容医療を検討する目安と、目元の状態に応じた施術の選び方を解説します。

 

目の下のたるみは自力で取れる?

乾燥や一時的なむくみで目元が疲れて見えている場合は、保湿や休息によって印象が変わることがあります。一方、前に出た眼窩脂肪によるふくらみ、余った皮膚、目の下から頬にかけてのくぼみや段差は、セルフケアだけで元の状態へ戻すことが難しい部分です。

 

目元の状態自宅ケアでできること自宅ケアで変えにくい部分
乾燥による細かな小ジワ保湿によって乾燥を防ぎ、目立ちにくくする保湿しても残る深いシワや余った皮膚
時間帯にかかわらず続くふくらみ乾燥や紫外線による皮膚への負担を減らす前に出た眼窩脂肪によるふくらみ
ふくらみの下にある影や段差乾燥による悪目立ちを防ぐくぼみや段差そのもの
皮膚の余りや深いシワ保湿や紫外線対策で追加的な負担を減らす余った皮膚そのもの

 

まずは、自分の目元で乾燥・ふくらみ・くぼみ・皮膚の余りのどれが目立っているかを確かめてみてください。ここがはっきりすると、選ぶべき対策も絞れます。

 

目の下のたるみ・ふくらみが起こる3つの理由

 

目の下にたるみやふくらみが生じる背景には、主に3つの理由があります。

 

【目の下のたるみが起こる主な原因】

  • 肌のハリ不足による皮膚のゆるみ
  • 眼輪筋など目元を支える組織の衰え
  • 脂肪が押し出される眼窩脂肪の突出

 

どのようなメカニズムで老け見えのサインが刻まれてしまうのか、次項から詳しく見ていきましょう。

 

肌のハリ不足による「皮膚のゆるみ」

 

目元のたるみは、肌の土台である「真皮層」の構造が崩れることで顕著に現れます。

 

皮膚は3層構造(表皮・真皮・皮下組織)になっていますが、ハリや弾力を直接支えているのは中間層の真皮層です。

 

真皮層にはコラーゲンやエラスチンなどが存在し、皮膚の弾力や形を保っています。しかし、加齢や紫外線の影響によってこれらの構造が変化すると、皮膚は元の形へ戻りにくくなり、たるみやシワが目立ちやすくなります。

 

日焼け止めや帽子などによる紫外線対策は、皮膚への追加的なダメージを減らすために大切です。

 

眼輪筋など目元を支える組織の衰え

 

目の周りを囲む眼輪筋は、まばたきや目を閉じる動きに関わる筋肉です。ただし、下まぶたを支えているのは眼輪筋だけではありません。

 

下まぶたには、眼窩脂肪の前方への突出を抑える眼窩隔膜や、周囲の組織を支える靭帯などもあります。これらの組織が組み合わさることで、下まぶたの形や脂肪の位置が保たれています。

 

加齢に伴って目元を支える組織が衰えると、眼窩脂肪が前へ出やすくなり、目の下のふくらみや頬との境目の段差につながることがあります。

 

脂肪が押し出される「眼窩脂肪の突出」

 

目の下のぽっこりとしたたるみは、眼球の周りにある「眼窩脂肪(がんかしぼう)」が前に押し出されることで目立つ場合があります。

 

眼窩脂肪は、眼窩隔膜や眼輪筋、周囲の支持組織によって前方への突出を抑えられています。しかし、加齢に伴ってこれらの組織が衰えると、眼窩脂肪が前へ出やすくなります。

 

ふくらみの見え方には、骨格や頬側のボリュームも影響します。前へ出た眼窩脂肪と頬との間に高低差ができると、その段差に影が生じ、黒クマのように見えることもあります。

 

一度前に出た脂肪はセルフケアで奥に戻すことが難しいため、目の下のたるみとして残りやすい点に注意が必要です。

 

関連記事:黒クマの原因は「疲れ」だけじゃない!スキンケアの限界を感じた大人のための目元アプローチ

 

自分でできる!目の下のたるみ対策

 

たるみの原因を理解したところで、次に自宅でできる対策をチェックしていきましょう。

 

ここからは、毎日の生活に無理なく組み込める、セルフケアを紹介します。

 

アイクリームで目元を保湿

 

目元の乾燥が気になる場合は、目元に使用できるアイクリームなどの保湿製品を取り入れる方法があります。

 

製品を選ぶ際は、特定の成分だけで判断せず、目元への使用が認められているか、どのような効能が表示されているかを確認しましょう。

 

効能評価試験済みの化粧品には、「乾燥による小ジワを目立たなくする」と表示されているものがあります。保湿によって乾燥による小ジワを目立ちにくくすることは期待できますが、眼窩脂肪によるふくらみや余った皮膚を変えることはできません。

 

アイクリームを塗る際は、指で何度もこすって伸ばすのではなく、少量を置いてからやさしくなじませましょう。

 

マッサージや体操は慎重に

「目の下のたるみ」と検索すると、マッサージやツボ押し、眼輪筋トレーニングを紹介する情報が多く見つかります。

 

目の疲れを感じたときに目を閉じて休んだり、画面から視線を外したりすることは、疲労感をやわらげる習慣として取り入れられます。

 

一方、前へ出た眼窩脂肪や、ゆるんだ眼窩隔膜・靭帯、余った皮膚を、マッサージや眼輪筋トレーニングで元の状態へ戻すことは難しいでしょう。

 

さらに、目元を頻繁にこする習慣は、目の周囲の色素沈着と関連する要因として報告されています。脂肪を押し戻そうとして、指や美顔器のローラーで強く押したり引っ張ったりするのは避けてください。

 

マッサージなどを取り入れる場合も、「こすらない」「引っ張らない」「強く押さない」ことを意識し、目元を休ませる範囲にとどめましょう。

 

紫外線対策と眼精疲労の予防

 

日々の生活習慣を見直すことも、たるみの進行を遅らせる重要なステップです。

 

紫外線は、真皮にあるコラーゲンやエラスチンなどの構造へ影響を与え、シワやたるみを目立たせる光老化の要因になります。外出時は、日焼け止めや帽子、サングラスなどで目元を守りましょう。

 

室内でも窓際で過ごす時間が長い場合は、紫外線対策を意識しておくと安心です。

 

また、スマートフォンやパソコン作業が続くと、目元に疲れがたまりやすくなります。作業の合間に遠くを見る、目を閉じて休ませるなど、こまめに目元を休めることを意識してみてください。

 

美容医療を検討する目安

 

保湿や紫外線対策は、目元の皮膚を良好な状態に保つために大切です。一方、前へ出た眼窩脂肪や余った皮膚、くぼみや段差そのものを、セルフケアだけで元へ戻すことはできません。

 

目元のたるみがセルフケアで対応できる状態なのか、美容医療の相談を検討した方がよい状態なのか、まずは以下の表で目安を確認してみましょう。

 

目元の状態のサイン美容医療を検討すべき理由
ぽっこりとしたふくらみが常に目立つ眼窩脂肪が突出している可能性があり、化粧品やマッサージでは元に戻しにくい
コンシーラーで隠せない段差や影がある脂肪の突出により段差が生じている可能性があり、メイクではカバーしきれていない可能性がある
顔を上に向けるとふくらみが目立たなくなる上を向くとたるみが目立たなくなる場合は眼窩脂肪が突出している可能性が高く、根本改善には医療のアプローチが必要
目袋が目立ち、疲れた印象が定着している筋肉の衰えや脂肪の下垂など複合的な要因が絡んでいる可能性があり、専門医による正しい診断が推奨される

 

突出した眼窩脂肪を無理に押し込んだり、こすったりすると、摩擦によって色素沈着や小ジワを招くリスクもあります。

 

目元のたるみが改善せずにお悩みの方は、ぜひ気軽に美容クリニックのカウンセリングで今の状態を正しく理解することから始めてみましょう。

 

 

目の下のたるみにアプローチする美容医療3選

 

美容クリニックでは、セルフケアでは改善が難しい目の下のたるみにも、原因に合わせて的確な施術が用意されています。

 

ここからは目元の状態や、希望する仕上がりに合わせた3つの代表的な施術を見ていきましょう。

 

ふくらみを切らずに取る「クマ・たるみ(ふくらみ)取り」

 

「目の下のふくらみをスッキリさせたい」という方には、原因となる脂肪に直接アプローチする、切らないクマ取り施術が選ばれています。

 

まぶたの裏側から余分な眼窩脂肪を取り除くため、顔の表面に傷跡を残さず、フラットで自然な目元に整えることが期待できる施術です。

 

ダウンタイムを抑えやすく、疲れを感じさせない健康的な目元に近づけるため、「まずは手軽に若々しい印象を取り戻したい」という方にぴったりです。

 

 

 

目の下の凹みにボリュームを補う「脂肪注入」

 

目の下の「くぼみ」も気になる方には、肌に厚みを持たせる注入施術が効果を発揮します。

 

「ナチュラル脂肪注射ナノリッチ」は、ご自身の太ももなどから採取した脂肪から不純物を取り除き、極小で滑らかな脂肪(幹細胞)のみを目元に注入する施術です。

 

ご自身の組織を使うため定着率が高く、長期的なボリュームアップが期待でき、肌質そのものの若返りも目指せる点もメリットの一つです。

 

 

 

余った皮膚や脂肪を整える「ハムラ法」

 

ハムラ法は、ふくらみの原因となる眼窩脂肪をくぼみ部分へ移動させ、目の下の凹凸をなめらかに整える施術です。

 

お顔の表面に傷を残したくない方には「裏ハムラ法」が選ばれています。

 

下まぶたの裏側から切開することで、ふくらんでいる眼窩脂肪をくぼんだ部分へ移動させて、目元全体の凹凸をなめらかに整えます。表面に傷跡を残さず、涙袋のふくらみはキープしながら自然でスッキリとした印象を目指せるのが大きなメリットです。

 

 

 

一方、脂肪のふくらみだけでなく、皮膚のたるみも強く出ている場合に向いているのが「切開ハムラ(表ハムラ法)」です。

 

目の下を丁寧に切開し、脂肪を移動させると同時に、余分で大きくたるんだ皮膚を引き上げて取り除くことができます。年齢とともに目の下のたるみがメイクでも隠しきれなくなってきたとお悩みの方に人気の施術メニューです。

 

 

 

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目の下のたるみを取る方法に関するよくある質問

目の下のたるみを取る即効性のある方法はありますか?

 

セルフケアで目の下のたるみをすぐに取ることは難しく、美容医療でも施術直後は腫れや内出血が生じます。大切な予定がある場合は、最低でも1〜2週間の余裕をみておきましょう。

 

目の下のたるみは自力で治せますか?

 

乾燥や一時的なむくみによる見え方は、保湿や休息によって変わることがあります。

 

一方、前へ出た眼窩脂肪や、たるんだ皮膚・眼窩隔膜・靭帯といった構造の変化を、自宅ケアだけで元の状態へ戻すことは難しいでしょう。

 

アイクリームで目の下のたるみは取れますか?

 

アイクリームは、目元を保湿し、乾燥による小ジワを目立ちにくくする目的で使用できます。

 

ただし、「乾燥による小ジワを目立たなくする」という効能は、適切な試験で効果が確認された製品に限って表示できるものです。すべてのシワや構造的なたるみに効果があるという意味ではありません。

目の下のたるみは美顔器で改善できますか?

 

美顔器はハリ不足のケアやたるみ予防のサポートには役立ちますが、すでに目立つ目の下のたるみを根本的に改善することは難しいでしょう。EMSなどで一時的に引き締まって見えても、突出した眼窩脂肪や皮膚の余りを整える効果は期待できないためです。

 

年齢を重ねた目の下のたるみでも改善できますか?

 

年齢を重ねて目立ってきた目の下のたるみでも、状態に合った施術を選べば改善を目指せます。

 

例えば「表ハムラ法(切開ハムラ)」は適応年齢層が30代〜60代までと広く、皮膚のたるみや凹みに複合的にアプローチできる施術です。他にも年代を問わずに受けられる施術が多数あるため、ぜひ無料カウンセリングでご自身に最適なたるみ改善方法を見つけてみてください。

 

 

まとめ

 

目の下のたるみは、皮膚のハリ低下、眼輪筋など目元を支える組織の衰え、眼窩脂肪の突出などが重なって目立ちます。

 

自宅でできるのは、目元をこすらないこと、保湿、紫外線対策、十分な休息によって、皮膚への負担を減らすことです。一方、前へ出た眼窩脂肪や余った皮膚、目の下のくぼみや段差を、セルフケアだけで元の状態へ戻すことは難しいでしょう。

 

ふくらみが目立つのか、くぼみが目立つのか、皮膚の余りもあるのかによって、候補となる施術は異なります。マッサージの力を強めるのではなく、まずは自分の目元で何が起きているのかを確認することが大切です。

 

湘南美容クリニックでは、医師が目元の状態を確認したうえで、脱脂・脂肪注入・ハムラ法など、原因に応じた施術を提案しています。

 

まずは無料カウンセリングで、自分の目元にどのような変化が起きているのかを確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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