一般的な電気メスは400kHz前後の周波数帯を用いるElectrosurgeryです。一方、4.0MHzの高周波を採用しているRFメスであるサージトロンはRadiosurgeryの領域となり、電波的な性質を強く持つことから電波メスとも呼ばれます。
この高い周波数により組織細胞中の水分子へ高密度に作用することで、侵襲を抑えた切開・凝固を可能にします。
目の下のクマ・たるみ(ふくらみ)を改善させ、目まわりの印象を若返らせる治療です。目立ちづらい下まぶたのまつ毛の際から皮膚を切開・除去し、膨らんでいる眼窩脂肪(眼球を支えている脂肪)をくぼんでいる部分に移動させることでクマを改善させます。
COMMENT 切開ハムラ法を医師が分かり易く解説
ハムラ法は下まぶたの凹凸と皮膚のたるみを治す手術です。まつ毛の直下の皮膚を数ミリ切除してたるみを改善させるとともに、目の下のふくらみの原因である脂肪をその下のへこみに移動させて凹凸を均します。これにより平坦で張りのある下まぶたができあがり、手術前にあったクマのような影がなくなって若々しく明るい目元になります。膨らみの脂肪を利用して凹みを治すので他の部分から吸引した脂肪を移植する操作を省略でき、お体のダメージを最小限に抑えられます。まつげ直下の傷は1-2ヶ月間は赤みがありますが化粧で十分隠すことができます。目の下の影で疲れた印象が強い方、年齢より老けて見える方にはぴったりの手術です。
辻堂アカデミア院長
飯田 秀夫 医師