産後に女性ホルモンの分泌が落ち着くとデリケートゾーンの黒ずみも改善していきます


妊娠すると女性ホルモンの分泌が増えるため、デリケートゾーンなどに黒ずみができやすくなります。産後になれば薄くなっていきますが残ることもあるでしょう。

妊娠中や産後のデリケートゾーンケアには、体に優しい安全性の高い製品を選びます。購入時に成分表示を確かめたりメーカーなどに使用可能か尋ねたりしましょう。

また積極的な改善方法として施術を受ける場合は産後1か月検診で入浴の許可が出てからになります。いつになれば施術可能かはそれぞれ違うため、カウンセリングで専門医と相談しましょう。

妊娠で女性ホルモンの分泌量が増えるため黒ずみやすいです


まず妊娠すると女性ホルモンの分泌量は10~100倍にもなると言われており、出産するまで増え続けています。女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンは、メラニン色素をつくるメラノサイトという細胞を刺激するため、女性ホルモンの分泌量が増えるとデリケートゾーンは黒ずみやすくなってしまいます。

では産後になれば女性ホルモンの分泌は落ち着くかというと、たしかに分泌量は少しずつ減っていくことが多いです。しかしそれにともなって同じように黒ずみもなくなっていくとは限りません。

またデリケートゾーンだけでなく、乳輪部分の黒ずみが濃くなるとも言われています。これは赤ちゃんが母乳を飲むために乳首を見つけやすくする働きとされているのです。

同じ姿勢も黒ずみを悪化させる

妊娠してもデスクワークをしている、体が重くて動きづらいなどの理由から座った姿勢を取り続けていると、デリケートゾーンの黒ずみが濃くなりやすいでしょう。そのため意識して立ち上がることを増やし同じ姿勢を避けることです。

産後すぐは激しい運動は控えますが、産褥体操などを行い姿勢を変えることで黒ずみ悪化を防ぎましょう。

デリケートゾーンケアは産後や妊娠中の体に合うものを使いましょう

デリケートゾーンのケアアイテムは顔や体用より刺激が少ないものの、産後や妊娠中には適さない成分を含んでいる場合もあります。そのため購入する時は産後や妊娠中に使えるかパッケージで確認し、わからなければメーカーなどへ尋ねてから使いましょう。

保湿は妊娠中も行う

産後になってから黒ずみで慌てないためには妊娠中も引き続き保湿ケアを続けることです。デリケートゾーンだけでなくお腹の皮膚も柔らかく保っておくと妊娠線予防にもなります。

そして産後すぐにデリケートゾーンの黒ずみをケアすることは控えましょう。膣や子宮が傷ついた状態にあり、悪露が出ている間は回復を優先して特別なケアは控えた方が安心です。

産後1か月は清潔さを優先

傷を石鹸で洗うことは避けるため、産後すぐはデリケートゾーン用ソープでも使用は避けましょう。入浴許可が出るまではシャワーで洗う、トイレの後もビデや洗浄綿で清潔さを保ちます。

回復が遅くなるほどデリケートゾーンケアの再開も遅れてしまうため、ムリにソープで洗うことは避けましょう。

専門医による黒ずみ改善施術は産後1か月検診を終えてからです

妊娠出産によりデリケートゾーンの黒ずみが濃くなった時、確実に改善するには専門の美容クリニックで施術を受ける方法があります。しかし施術にもよりますが産後1か月の検診で入浴許可が下りてからになることが多いです。

ですが体調やデリケートゾーンの状態などによって許可が下りていても施術できない場合もあるため、黒ずみ改善の施術を希望する時は必ず産後であることを伝えましょう。安全性を確保して黒ずみ改善を行うためにも必要です。

カウンセリングで施術時期を相談

産後にデリケートゾーンの黒ずみ改善を目指してレーザー照射などを受けたい時、まずは問い合わせをしてみましょう。施術する医師と直接話をすると産後の状態によりいつ頃なら適切かを判断してもらえます。

そのためにはカウンセリングを予約することがおすすめで、都合のよい日時を検討し行きたいと思うクリニックへ連絡しましょう。赤ちゃんが寝ている間などにも予約ができるウェブ予約のあるクリニックが便利です。

(まとめ)デリケートゾーンの黒ずみは産後に良くなる?

1.産後に女性ホルモンの分泌が落ち着くとデリケートゾーンの黒ずみも改善していきます

妊娠で増えた女性ホルモンの影響でデリケートゾーンは黒ずみやすいですが、産後は次第に薄くなるでしょう。妊娠中のケアでは安全な成分かを確認して使います。

専門の美容クリニックで施術し改善を図れるのは、産後1か月の検診で入浴OKと言われてからです。

2.妊娠で女性ホルモンの分泌量が増えるため黒ずみやすいです

妊娠すると女性ホルモンの分泌量が大幅増えるため、メラニン色素も増えやすくデリケートゾーンの黒ずみが濃くなります。産後は徐々に落ち着いてきますが全くなくなるわけではありません。

妊娠中は同じ姿勢を避けることも黒ずみ悪化の予防になります。

3.デリケートゾーンケアは産後や妊娠中の体に合うものを使いましょう

妊娠中や産後にデリケートゾーンケアをする時は、安全かどうかを確認してからにしましょう。保湿は妊娠中からしておくと、黒ずみだけでなく妊娠線予防にもなります。

また産後すぐはデリケートゾーン用ソープも使用を避け、入浴許可が出てからにしましょう。

4.専門医による黒ずみ改善施術は産後1か月検診を終えてからです

妊娠中にできたデリケートゾーンの黒ずみ改善するには専門の施術を受ける方法もあり、産後1か月の検診で入浴OKが出たら相談しましょう。ただし体調によっては受けられないこともあります。

産後に施術を考える時はカウンセリングで時期などを尋ねましょう。

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