シリーズ 若返りの匠 Vol.14 シリーズ 若返りの匠 Vol.14

Vol.14

第14回

博多院 仲村将幸院長
 × 
富永静香さん(50歳・自営業)

シリーズ 若返りの匠 Vol.14

全国でも指折りの若返り施術マスターが
低侵襲治療で-10歳を目指す!

執刀医:
博多院
仲村 将幸 院長
(なかむらしょうこう)

About Doctor

  • 佐賀大学医学部卒業
  • 福岡和白病院入職
  • その後、グループ関連病院で整形外科勤務
  • 湘南美容クリニック入職
  • 日本整形外科学会認定専門医

中高年のお客様のなかで多いお悩みは?

中高年のお客様の悩みで多いのは、やはりシワや目の下のたるみ、全体的なたるみで、その部位によってベストな対応が違います。
一般的には、手術の方がはっきりとした効果が出やすかったりしますが、反面ダウンタイムが長くなるので、効果を求めて手術を行うのか、ダウンタイムの短いレーザーや注射などの施術を行うのか、そこの判断が一つのポイントとなります。
その基準になるのは“症状の度合い”です。一定以上の症状となると、「切開系の手術でないと厳しいかもしれません」というご説明をすることもあります。
もう一つの基準は、お客様がダウンタイムの時間が取れるかどうか、という点と同時に、手術に抵抗がないかどうかという点です。両方問題ない方は積極的に手術を考えていいと思いますし、逆に休みがまったく取れない方は、手術がベストだったとしても低侵襲な処置をお勧めすることも多いです。
いずれにしましても、お客様が置かれている環境を考慮しながら、個別にお話して決めていくことになります。

若さを保つために日頃から気をつけるポイントは?

お顔の場合ですと、老化を感じるのはシワやシミ、たるみなどになりますが、いずれも紫外線が大きく関与してきますので、紫外線をなるべく浴びないようにすることが重要なポイントの一つです。
老化というのは顔だけではなくて体にも表れます。一般的に言えば、筋トレなど高負荷な運動を行うと成長ホルモンが分泌され、肌の艶がよくなったり、髪の毛も多少増えたりなど、若返り効果を発揮します。成長ホルモンが分泌されるような運動も若さに効果的なポイントになると思います。

最近の治療、トレンドは低侵襲治療

最近、当院では「SBCプリマリフト」という低侵襲の新しい糸リフト治療を行うようになりました。たるみの分野においては、以前であれば「フェイスリフト」という皮膚を切って引き上げ縫い付けるという手術が多かったのですが、昨今は糸リフトが主流となってきています。 その理由としては、施術料金が下がったということと、性能が上がったこと、そしてなによりお客様になるべく負荷をかけない低侵襲ということが大きいと思います。 また、目の下のたるみの分野では、今までたるみが強い方には「アイバックリムーブ」という手術で皮膚を切り、シワやたるみを無くす方法を行っていたのですが、最近は「ナノリッチ」という脂肪幹細胞を使って皮膚を再生するような治療を多く行っています。同様の治療で「コンデンスリッチ」がありますが、「ナノリッチ」は皮膚を再生して綺麗にしてくれる効果が大きいので、以前なら皮膚を切開するかどうか悩んでいた方でも「ナノリッチ」だけで結果を出すことができるケースが増えてきています。

Doctor Interview

今回先生に施術してもらったのは…
富永静香さん(50歳・自営業)

今回美容整形を受けようと持ったきっかけは?

10年以上前から、目の下のたるみが悩みでした。やはり年齢を重ねていくごとにシワやたるみが目立ってきて、その中でも特に目の下のたるみは凄く気になってて。
目の下のたるみを改善できるという化粧品は、ほぼすべて検索しては買って試しましたが、全然効果が無くて、それでもまた他の商品を探して使っての繰り返しでした。
これはもう美容整形で何とかしないと治らない!と思ったのがきっかけです。
目の下をスッキリさせて、たるみも改善して-10歳の昔の自分に戻りたいと思いました。

クリニックの雰囲気はいかがでしたか?

博多院は雰囲気も明るく、スタッフの方達もとても親切で対応も丁寧でした。
カウンセラーさんから「自分も受けたんですよ」という糸リフトのお話を聞き、ダウンタイムのことや仕上がりのことなど、施術するにあたって不安が払拭されました。先生もザ・ドクターって感じでは無く、とても気さくで優しくお話しやすい方でしたので、色々細かく相談ができて、安心してお任せできました。

Monitor Interview

目の下

目の下のたるみは、目の周りにある眼窩脂肪(がんかしぼう)が加齢により目の下から押し出されて出来る現象で、この押し出された余分な脂肪を「目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り」によって除去。
脂肪を取った目の下には、ご本人の太ももから採取した脂肪を特殊な機械で濃縮した脂肪「コンデンスリッチ」を注入してフラットに。

「コンデンスリッチ」をさらに、ナノ化して良質な幹細胞を抽出した脂肪「ナノリッチ」を皮膚の薄い目の下へ注入することによって、凹みや小じわを改善。自然な膨らみを持たせると同時に、皮膚の再生を促す。

ゴルゴライン

中顔面のボリュームが少なくなってきた為に目立ってきたゴルゴライン。「SBCリッチフェイス法」でご本人の濃縮した脂肪をゴルゴラインに注入してふっくらとさせる。

ほうれい線

くっきりと刻まれたほうれい線にはヒアルロン酸の中でも長持ちし、自然な仕上がりを実現する「ジュビダームVISTAウルトラプラスXC」を注入。左右バランス良く注入して、ほうれい線がすぐに薄くなり分からなくなる。

頬・フェイスライン

全体的にたるんだ顔を引き締めるレーザー(超音波)治療の「ウルトラリフト」で皮下脂肪層より深いSMAS筋膜に働きかけて頬やアゴのたるみを改善。
その後に「シークレットリフト」(片頬8本・計16本)による糸リフトでしっかりとたるんだ皮膚を引き上げる。

施術POINT

富永さんの施術を行ううえで、ポイントはどこでしたか?

富永さんのお悩みですが、まず一番は目の下のたるみで、次にほうれい線と顔全体のたるみが気になっていらっしゃるということでした。
特に目の下のふくらみが気になっていらっしゃいましたが、ここは眼窩脂肪(がんかしぼう)が突出することで出っ張り、さらにその下に段差が出来る事で凹みの原因となっていました。これは中顔面あたりのボリュームが減ってくることも原因の一つで、中顔面全体をふっくらとさせることが必要になります。ですので、今回は顔全体のたるみと合わせて改善していくことがポイントです。

施術ですが、まず一番のお悩み“目の下のたるみ”の原因である眼窩脂肪を「目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り」でしっかりと除去しました。
眼窩脂肪を取った後は、脂肪注入法「コンデンスリッチ」で濃縮脂肪を注入し凹みを無くし、さらにはボリュームロスした中顔面へ脂肪を注入して、ふっくらさせていきます。そして幹細胞の含まれた「ナノリッチ」を皮下すぐの場所に注入することで、目の下の皮膚の再生やシワの軽減を図ります。これによって、3カ月ほどで皮膚が再生され、術後も残ってしまいがちな小ジワの軽減にも効果を発揮します。

次に“顔全体のたるみ”に関しては、「ウルトラリフト」というレーザーの治療を行いました。この治療は、SMAS筋膜という脂肪層よりもう少し深いところにレーザー(超音波)を照射して刺激を与えることによって、深い層からの引き上げを行っていく治療になります。
従来の浅い層にだけ効くレーザー治療に比べると効果も長く、約半年〜1年程度の引き締めの効果が続きますし、半年ごとに繰り返していただくことで、永続的にたるみの進行が予防できますので、将来的に大きなメリットになる治療です。

そして、レーザーと併せて糸によるリフトも行います。かなりのたるみがある方には「フェイスリフト」など切開系の治療をおすすめする場合もありますが、富永さんに関しては、糸リフトで十分引き上げることが可能でしたので、低侵襲ということも考えて、「シークレットリフト」という溶ける糸の糸リフトを選択しました。術後も腫れや引きつれが少なく、1週間程度で違和感のない綺麗な状態に仕上がります。

“ほうれい線”の治療は、底からきちんと持ち上げることで目立たなくするヒアルロン酸「ジュビダームビスタ」を注入しました。ほうれい線両方で2cc(2本分)使用しましたが、注入してすぐに目立っていたほうれい線が消えて無くなりました。
ただ、ヒアルロン酸は1年〜1年半程度で吸収されていきますので、定期的に注入していただくとよいでしょう。

先生がお客様をカウンセリングするときに心がけていることはなんですか?

まずお客様が何を求めて当院にいらっしゃったかということ、それを一番最初に見極めて解決することだと考えています。その中でお客様のご希望される方法に沿った形で治療が可能なのか、もしくは治療ができる状態なのか、というところをしっかりご相談させて頂きます。
私の場合、お客様が診断室に入ってきた時点、または数分お話をうかがった後に、すでに施術や対応イメージが出来上がっていますが、それだけをお伝えするのではなく、必ず2つ3つの選択肢をご紹介し、それぞれのダウンタイムや料金、デメリット、効果の違いをしっかりと説明させて頂きます。
その上で、お客様が納得でき安心して受けていただける施術内容を最終的に決めています。

若返りたい女性へのメッセージをお願いします。

湘南美容クリニック博多院院長の仲村です。当院では多くの若返りの施術を行っています。手術はもちろんのこと、レーザーやボトックス、ヒアルロン酸などの低侵襲な処置系の治療も数多く行っています。
当院は全国に比べても、若返りの施術症例が多いクリニックです。
特に目の下のたるみ・クマ取りや糸リフト等、また比較的低侵襲で、なおかつダウンタイムが短い治療をほぼ毎日、その方に合わせて対応しております。
今後も、若返り治療に力を入れていきますので、加齢によるお悩みのある方は是非ご相談にいらして下さい。カウンセリングは無料ですので、気軽にご予約ください。お待ちしております!