シリーズ 若返りの匠 Vol.7 シリーズ 若返りの匠 Vol.7

Vol.7

第7回

銀座一丁目院 院長 岩砂里美医師
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永峰幸子さん(45歳・スピリチュアルカウンセラー)

シリーズ 若返りの匠 Vol.7

美容医療スペシャリストが若返り複合施術でタルミや凹み、シワを解消!

執刀医:
銀座一丁目院 院長
岩砂里美医師

About Doctor

  • 2003年 宮崎大学医学部卒業、同大第一外科(現腫瘍制御外科)入局
  • 2006年 鹿児島大学心臓血管外科出向、宮崎大学関連病院勤務
  • 2011年 大手美容外科勤務
  • 2012年 大手美容外科分院院長就任
  • 20157月 湘南美容クリニック入職
  • 2015年 年間最優秀 新入職ドクター賞受賞
  • 20167月 湘南美容クリニック 名古屋栄院院長

フェイスラインのもたつき改善が若返りのポイント

中高年の方々のお悩みで多いのは、目の下のクマやフェイスラインのたるみです。特に女性として一番気になるところが口の横のもたつきです。
これは加齢によって仕方なく起こってしまうものですが、日頃からのケアで少しでも対処することが可能です。それは健康法とも一致するのですが、バランスよく栄養をしっかり取ることと十分な睡眠を取ることです。睡眠に関しては顔を潰してしまう「うつ伏せ寝」はたるみの原因にもなるので良くないでしょう。
また、計画性を持ったスキンケアもステップ・バイ・ステップで行っていくことが大切だと思います。
しかし、このようなケアを行ったり、高価な化粧品を使っても根本的に改善できないのが重く垂れ下がってしまったフェイスラインです。
40代になってくると、どうしても頬周りやフェイスラインに重さが出てきます。その対処として今回の施術でも行った「バッカルファット切除」です。バッカルファットとは、「ニッ」と笑ったときに頬が膨らむ部分のことで、若い時は頬の高い位置にありますが、年齢を重ねるにつれて下垂してブルドッグ状になります。将来を考えて美しさを保つためにも、バッカルファットは30代前半に除去するのが望ましいとも思っています。
このような頬やフェイスラインのたるみが年齢を感じさせるところですので、レーザー治療や糸リフトなどの美容医療施術で引き上げていくことが大切になってきます。最近の美容医療では腫れも少なく、ダウンタイムも短い施術もありますので、お気軽にご相談いただければと思います。

お客様の未来を考えた美容医療

今回は、様々な施術を複合的に行っていますが、必ずしもそれが良いとは思っていません。私が2つ以上の施術をおすすめする場合は、「1+1」が2以上の効果を発揮するときだけです。お客様それぞれのお悩みによって、複合施術が2以上の効果がないときもありますので、お客様のお時間やご予算に合わせて、1つずつやっていかれることが一番だと思います。
私は長らく一般外科の医師として病気を治療することに使命を感じてやっていましたが、今は美容医療のよりよく生きていきたいという「生」に主眼をおいた医療に魅力を感じています。
お客様のこの先の未来を、一緒に考えていけたらと思っていますので、ぜひご相談にいらしてください。

Doctor Interview

施術してもらったのは…
永峰幸子さん
(45歳・スピリチュアルカウンセラー)

今回美容整形を受けようと思ったきっかけは?

40代に入り始めた頃から、顔全体のタルミや目の下の脂肪がたるんできたのが悩みでした。
また、二重顎になってきたことや頬周りの脂肪など、10年前にはなかったタルミや脂肪が悩みで、相談に伺いました。ダイエットやエステ、化粧品で治るものではなかったので、
一念発起、クリニックにお伺いしました。

クリニックの雰囲気はいかがでしたか?

美容整形ということでとても心配していたのですが、クリニックの皆さんはきめ細やかな対応をして下さって、常に不安を察知したらすぐ対応をしてくれて、和ませてくれるような優しいスタッフさんばかりでした。
また先生も、悩みに対してとても丁寧に相談にのって下さり、きちんと説明して頂けたので、安心して施術を受けることが出来ました。
お二人とも、とても優しかったので、本当に良かったです。

Monitor Interview

目の周り

上瞼はタルミが強かったため、眉下に沿って切開し皮膚を切除する「眉下リフト(眉下切開)」を行い、耐久性の高い「クイックコスメティーク・ダブルNeo」でパッチリした二重にして目の開きを良くする。
目の下のタルミは、他院で注入したヒアルロン酸による膨らみを元の状態に戻すために、事前に「HIRAX 溶解注射」でヒアルロン酸を溶解。元の状態に戻った後、「目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り」で傷跡を残すことなく余分な脂肪を取り除き、その下の凹みに「SBCリッチフェイス法」によって、自分の太ももの脂肪を注入して頬をぐっと持ち上げる。
さらに、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの細胞外基質を増加させ、皮膚の弾力、保湿力、皮脂バランス、ハリを回復させる「リジュランi」を注射して、小じわをなくして若返りを実現。

顔全体

肌の全体的なクスミ、美白、小ジワ、ちりめんジワの改善のため「フラクショナルCO2レーザー」を実施。また、レーザー治療を行うと肝班が濃くなりやすくなるため飲み薬「美容内服」(28日分)を2ヶ月服用。

アゴ下

重くもたついて見えるアゴしたの脂肪を除去して引き締めるために「VASER脂肪吸引」を行う。

アゴ

凹つき、筋肉の動きによって古い傷跡が目立つようになったアゴを滑らかにするため「ボトックス(アラガン)」を注入し、さらに「クレヴィエル コントア」を注入して顎先を尖らせEライン(鼻骨の先と顎骨の先を直線で結んだライン)を美しく見せる。

老化による衰えが見えやすい首には「ウルトラリフト」でSMAS筋膜を引き締める。

ゴルゴライン

加齢によって目立ち始めたゴルゴラインは目の下のくぼみと同じく「SBCリッチフェイス法」で解消。

頬・フェイスライン

頬やフェイスラインのたるみを解消するため、まずは「サーマタイトニング」で真皮層を引き締め、さらに皮膚の奥のSMAS筋膜に集中的に熱を与えて引き締める治療「ウルトラリフト」を実施。
次に「VASER脂肪吸引」を施して頬の外側の余分な脂肪を除去し、頬の内側の余分な脂肪は「バッカルファット切除」によって口の内側から取り除く。余分な脂肪が取れた後、「シークレットリフト」をフェイスライン側に入れ(片頬3本)、口横には仕上がりがよりナチュラルになる「シルキーリフト」(片頬3本)でリフトアップ。

施術POINT〈上顔部〉

永峰さんの施術を行ううえで、ポイントはどこでしたか?

今回、私は目の周りからゴルゴライン辺りまでを担当させていただきましたので、そこに絞ってお話させていただきます。永峰さんのお悩みは、やはり多くの中高年の方と同じように加齢によって、年々目の周りが重くたるんできていることが気になっていらっしゃいました。
そこでまず、上瞼のたるみに対しては「眉下リフト(眉下切開)」を行いました。たるんでいる、余分な皮膚を切り取ることで目の開きを良くし、重い感じをなくすことができます。眉下に沿って切開するので、傷もほとんど目立ちません。
そして、若さのポイントとして重要な、パッチリとした目にするために「クイックコスメティーク・ダブルNeo」で二重にしました。これによって格段に目の開きが良くなり、若返った印象を与えることができるでしょう。

次に、目の下のたるみですが、永峰さんは他院で目の下にヒアルロン酸を注入されていましたので、「HIRAX 溶解注射」によってヒアルロン酸を溶かして元の状態に戻すための処置を事前に行いました。数日後、ヒアルロン酸が溶けた状態を確認し、たるみの原因である余分な脂肪を取り除くために「目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り」を施しました。
その後、余分な脂肪を除去した後の凹みをなくす処置を行います。これは、ご自身の良質な脂肪とコラーゲンを活用する「SBCリッチフェイス法」を採用しました。この凹みに良質なご自分の脂肪を注入することにより、クマの対策はもちろんのこと、合わせて頬やゴルゴラインにも同様の施術を行う事で、高さや溝を無くし、凹凸のない綺麗なお顔が実現できます。
さらには、皮膚の弾力、保湿力、皮脂バランス、ハリを回復させるために「リジュランi」を注射することで、より目の周り全体の若々しさが実現できたと思います。

今回は、目の周りの若返りのための複合施術を行いましたが、上瞼のもたついた重みが消え、目の下もすっきりと滑らかに生まれ変わり、頬の高さも出たことで若返りを実感していただけたと思います。

先生がお客様をカウンセリングする際に心がけていることはなんですか?

さまざまなお悩みをお持ちになってご来院されるお客様の中には、ご自身のお悩みを解決するには「この施術しかない」と決めていらっしゃる方が結構いらっしゃいます。ところが、実際にお悩みを伺い診察させていただきますと、別の施術が適切な場合が多々あり、お客様へご提案させていただいております。
このようなお客様の思いと、専門家である医師の診断のギャップを埋めてすり合わせ、お客様にご理解いただけるようにするのがカウンセリングの役目だと思っております。

若返りたい女性へのメッセージをお願いします。

当院では、中高年の方々の若返りに力を入れており、その施術を得意とするドクターがたくさんおります。
若返りに関するお悩みをお持ちの方は、無料でカウンセリングを行っておりますので、ぜひ当院へいらっしゃってください。
お待ちしております。

施術POINT〈下顔部担当・岩砂医師〉

永峰さんの施術を行ううえで、ポイントはどこでしたか?

私は、永峰さんのフェイスラインを含めた頬から下の部分を担当させていただきましたので、今回はその範囲でお話させていただきます。
永峰さんは、全体的なたるみがお悩みということでした。そこでお顔を拝見しまして、フェイスライン、頬、アゴ、首のもたつきを解消させ、トータルで若返らせる施術をいくつか組み合わせて行いました。
まず、フェイスラインと首が若さの象徴でもあるので顔全体に「サーマタイトニング」で、皮膚の下にある真皮層を引き締めます。そして、皮膚の奥のSMAS筋膜を引き締める「ウルトラリフト」を同じく顔全体と首へ行いました。

次に、頬の余分な脂肪を取り除く施術を行います。頬の脂肪は、表情筋を挟んで外側の皮下脂肪と、内側(口内側)の脂肪があります。この2つの脂肪を少なくする事で、頬の落ち・たるみを解消することができます。頬の外側の皮下脂肪は「VASER脂肪吸引」を行いました。「VASER(ベイザー)波」は血管などの組織に影響しにくく、最小の出血で済む為、 術後のダウンタイム(腫れ・痛み)が少なく安全なのが特徴です。頬の内側の脂肪は「バッカルファット切除」で取り除きます。これは、口の中からの施術になりますので、傷口はまったくわかりません。
こうして筋肉を引き締め、余分な脂肪を取り除いた後、糸を使ったリフトアップを行います。

糸リフトも、2つの種類を部位によって使い分けました。
フェイスラインに沿った外側の部位には「シークレットリフト」を片頬3本ずつ入れます。「シークレットリフト」は持ち上げる力は強いのですが、凹つきやすいという面もあるので、比較的皮膚が厚い部位に向いています。
そして、柔らかい頬の部位には「シルキーリフト」を片頬3本ずつ入れてリフトアップを行いました。
次にアゴです。古い傷跡が筋肉の動きによって目立っていることと、多少凹ついているので「ボトックス(アラガン)」で筋肉の動きを抑えると同時に滑らかな状態にします。さらには、Eラインを整えるために、アゴ先を少し前に出してあげる「クレヴィエル コントア」を注入しました。

アゴ下のもたついた脂肪は「VASER脂肪吸引」で取り除き、トータルで若返りを実現させる施術を複合で行いました。
また、若返りのポイントでもある肌の治療「フラクショナルCO2レーザー」を顔全体に施し、くすみや小じわなどを改善させています。ただし、「フラクショナルCO2レーザー」治療後、肝班がある人は濃くなる可能性もありますので、飲み薬の「美容内服」を約2ヶ月服用していただきました。
今回は、まず筋肉を引き締めて余分な脂肪を取り除き、糸リフトで持ち上げて、最後に肌の再生を促す施術を行うという、若返りのフルコースの施術を行いました。特に永峰さんの場合、非常に柔らかい肌質でしたので、脂肪吸引や「バッカルファット切除」には細心の注意を払いました。
これらの施術によって、今の状態を4〜5年は維持することができると思いますが、経年によって筋肉はどうしても緩んでしまいます。現状の美しさをキープするためにも、半年に1回程度「ウルトラリフト」を行った方がよいでしょう。

先生がお客様をカウンセリングする際に心がけていることはなんですか?

私は、お客様の将来も一緒に考えた施術をご提案しています。どういうことかと言いますと、例えば20代、30代のお客様の中にすでにフェイスリフトを経験されている方が結構いらっしゃいます。しかしながら、フェイスリフトは生涯で3回、4回と繰り返しできる施術ではないのです。
カウンセリングにいらっしゃったその時のお悩みも重要ではありますが、目前のことばかりだけではなく、未来のことも考えた施術を提案することが私のモットーなんです。
また、お客様がお気づきになっていない、隠れたお悩みの原因を一緒に考えることを大切にしています。例えば、お客様が「口の横の脂肪を取りたい」というご要望があったとします。確かに脂肪は多少増えてはいますが、根本的な原因はたるみにあったりすることが多々あります。このようなことをカウンセリングで発見して、お客様と問題点をすり合わせ、将来のことも考えた提案ができればと思っています。

若返りたい女性へのメッセージをお願いします。

私は、若返りの施術を年間4,000例も担当しています。
私のモットーは、「今のあなたも、将来のあなたも大切にする医療」です。
美容整形を受けてつらい思いをしたり、悲しい気持ちになったことはありませんか?
それは、もしかしてあなたの未来を考えてくれた施術ではなかったのかもしれません。
私は、貴方と将来を一緒に考えていきます。どうぞ、一度カウンセリングにお起しください。