ワキガのピーク年齢は大体10代後半から20歳にかけてだとされています


ワキガはアポクリン汗腺から出る脂質などを含んだ汗が、雑菌に分解されることできつい臭いを放ちます。

アポクリン汗腺は思春期から分泌される性ホルモンの作用によ活性化するので、ピーク年齢は10代後半から20歳頃だとされています。

また20歳以降も食生活の乱れやストレスなどでワキガが悪化することがあります。ワキガ軽減には、食生活の改善やストレス解消などがよいと考えられます。

ワキガがピークになるのは、アポクリン汗腺が活発化する時期です

思春期の頃になると、徐々にワキガが気になり始めるという人もいるでしょう。ワキガのピークの年齢というのは、アポクリン腺という汗腺の発達度合と深い関係があります。

アポクリン汗腺は、全身に分泌している汗を出す器官です。主にタンパク質や脂質などを含んだ粘着性のある乳白色の汗が特徴でワキガ特有の臭いの元となります。

一方で体内には体温の調節のためにエクリン汗腺という無色透明で、さらっとした汗を出す汗腺もあります。エクリン汗腺からの汗は、ほぼ水分でできており、臭いがありません。

ワキガの原因となる、アポクリン汗腺の数は誕生時から決まっており、赤ちゃんにも存在します。アポクリン汗腺の数が多いと、ワキガになりやすい体質であるとも言えます。

ただ汗の分泌にはホルモンの分泌が関係しています。ホルモン分泌量が増え始める思春期になると、徐々にワキガが気になり始めます。

年齢でいうと、大体女性の場合は16歳前後と言われており、10代後半から20歳頃にかけてが、ワキガ発症のピーク年齢だと考えられています。

その後、年齢を重ねるとホルモン分泌量が減っていくので、ワキガの臭いも自然の収まってくると言われています。

20歳以降でワキガがひどくなる場合もあります

ワキガのピーク年齢は、20歳頃までなのが一般的です。しかし中には20歳を超えて、20代でワキガがピーク時よりもひどくなる、または発症するというケースもあります。

それは、年齢的に一人暮らしを始めたり、就職して仕事が忙しくなったりと生活環境や生活習慣が変わることが関係しています。忙しくて時間がない、自由に自分の好きなものが食べられるという環境では食生活が乱れやすくなります。

肉や揚げ物、甘いものなど脂肪分や油分、糖分が多いものばかりを食べていると体内で分解しきれない脂肪などが汗となって排出され、ワキガの原因となるからです。

また仕事などでプレッシャーを感じたり、責任ある立場になったりするとストレスが溜まりやすくなります。

アポクリン汗腺からの汗は、ストレスにより発汗が促されます。そのためストレスの蓄積によりアポクリン汗腺からの汗の量が増えるので、ワキガを誘発することになるからです。

アポクリン汗腺自体の発達は、20歳前後位で収まると言われています。しかしその後の生活習慣により、ワキガが再度ピークを迎える可能性もあるので注意は必要です。

食生活の改善やストレス発散などのワキガ軽減に効果的だとされています


ワキガの臭いの悪化を防ぐにはまず、生活習慣の見直しから始めましょう。とくに食事において、動物性たんぱく質や脂肪分はワキガ臭をひどくさせます。

肉やバターなどの乳製品などの過剰摂取は控え、魚・野菜・きのこなどを中心とした栄養バランスのよい食事を心がけましょう。甘いものや揚げ物も控えめにし、量を決めて摂取することが大事です。

またストレスはアポクリン汗腺からの発汗を促すので、ストレスを発散させる機会を作ることも大事です。平日の夜や休日はゆっくりお風呂につかったり、マッサージに行って体を解したり、アロマを焚いたりして心身をリラックスさせましょう。

スポーツなどで体を動かすことも、体内の嫌な汗がしっかり排出され、ストレス解消にもつながります。

それでもワキガ臭がきつい場合は、一度ワキガ改善専門の美容クリニックで相談してみるのも解決法の一つです。

美容クリニックでは、軽度から重度まで症状や程度のあった施術法が色々とあります。まずは気軽に無料のカウンセリングを受けてみるのもよいでしょう。

(まとめ)ワキガがピークとなる年齢とは?

1.ワキガのピーク年齢は大体10代後半から20歳にかけてだとされています

ワキガは性ホルモンによって活性化するアポクリン汗腺から出る汗が原因なので、ピーク年齢は10代後半から20歳位にかけてだとされています。

20歳以降も脂質などの摂りすぎやストレスなどでワキガが悪化するケースもあります。

2.ワキガがピークになるのは、アポクリン汗腺が活発化する時期です

ワキガのピーク年齢は、ワキガの原因とされるアポクリン汗腺が活発化する時期だと考えられています。

アポクリン汗腺は、性ホルモンの分泌量が増えると活発化するので、大体10代後半から20歳位の思春期の時期だとされています。

3.20歳以降でワキガがひどくなる場合もあります

ワキガのピーク年齢である20歳以降に、ワキガがひどくなるのは食生活に乱れによる脂質や油分の過剰摂取が要因の一つです。

またアポクリン汗腺はストレスにより活発化するので、ストレスを受ける環境に置かれることで、ワキガが悪化する場合もあります。

4.食生活の改善やストレス発散などのワキガ軽減に効果的だとされています

ワキガの悪臭を軽減するには、食生活を見直し動物性たんぱく質や脂質の摂取を控えめにし、栄養バランスのよい食事を摂ることが大事です。

さらにストレスを溜めないように、体を動かすなど気分転換できることを取り入れましょう。

湘南美容クリニックにはあなたに合う治療法を多数ご用意しています

医療の力で汗やニオイの悩みを根本解決

切らないから傷跡が残らない ワキガ・多汗症治療 ミラドライ

監修医情報

監修医情報はこちら

運営者情報

運営クリニック 湘南美容クリニック 新橋銀座口院
住所 〒105-0004 東京都港区新橋1-12-9 A-PLACE新橋駅前9F
お問い合わせ 0120-546-695
院長 竹田啓介医師