デリケートゾーンへミョウバン水などを使ってもよいですが濃度に注意しましょう


古代ローマからミョウバンはデオドラントケアアイテムとして用いられてきました。これはミョウバンが持つ、水に溶けて酸性になる性質が雑菌の繁殖を抑える効果を利用しているためです。

デリケートゾーンのニオイケアには、湯船に1つまみのミョウバンを加えてよくまぜ、入浴しましょう。ミョウバン水をつけたガーゼで拭く時は優しく傷つけないようにします。

よりデオドラント効果を上げたい時は、アロマオイルを加えてみましょう。たとえばティーツリーやラベンダーなどがあります。

ミョウバンは大昔からデオドラント対策に使われてきました

ミョウバンとは簡単に説明すると硝酸塩で結ばれた金属のことで、その金属にはカリウム・アンモニウム・アルミニウムがあります。お店などで売られているものは人工的に合成されたものが多いですが、天然のものもあり温泉の成分に含まれているためご存知の方もいるでしょう。

古代ローマ人も使っていた

日常生活の中で古代ローマ人は使っていたと言われるほど歴史のある成分で、ミョウバンが自然界で結晶となったものを使っていました。その成分は現代の日本でもデオドラントケアグッズの成分として配合されています。

酸性が雑菌の繁殖を抑える

ではなぜミョウバンにニオイケアが期待できるかと言うと、水に溶かすと酸性になり肌につけると酸性の性質になるからです。酸性の状態はニオイの元になる雑菌の繁殖を抑えることから、ミョウバンをニオイケアに使う方法があります。

ただしデリケートゾーンのデオドラントケアにミョウバンを使う時、体のように直接つけることは刺激が強い恐れもあり、避けましょう。

水に溶かして酸性にしたミョウバン水を使うとよいでしょう

水へ溶かすと酸性になる性質を生かし、入浴する時には湯船へミョウバンを加えるとデリケートゾーンに優しいニオイケアになります。使うミョウバンの量は1つまみ程度で、デリケートゾーンだけでなくお湯に浸かった全身のケアも合わせて可能です。

自分に合った濃度に調整する

ミョウバン水で入浴する場合、3つまみまで入れる量を増やすことができますが、人によって肌の強さは違うためまずは1つまみからにしましょう。そして腕など体で肌に合うか確かめたあと、大丈夫そうであればデリケートゾーンにも試すと安心です。

ガーゼにつけて拭く

ミョウバン50gを1.5リットルの水に入れて、よく溶かしたものをガーゼにつけて脇などを拭くニオイ対策もあります。

ただしデリケートゾーンを拭く時、ガーゼでは刺激が強い場合もあるため、こすらないようにし、粘膜部分にはつかないようにしましょう。

またスプレーでミョウバン水を吹き付ける方法もありますが、デリケートゾーンには行わない方がよいでしょう。体へ吹きかける場合でも全身に行ってしまうと、発汗作用に影響の出る恐れがあります。

アロマオイルを併用してニオイケアする方法もあります


ミョウバンを使ったデリケートゾーンのニオイケアをさらに高めたいとお考えの場合、そこへアロマオイルをプラスしてもよいでしょう。

デオドラント対策に役立つアロマ

ラベンダーやティーツリー、ローズウッドなどがあり、組み合わせて湯船へ入れます。

その組み合わせとは、ラベンダー3滴とティーツリー2滴、もしくはローズウッド3滴とティーツリー2滴などです。ティーツリーには抗菌効果が期待されているため、さらなる雑菌の繁殖予防が可能でしょう。

アロマでリラックス

体臭対策だけでなくアロマは香りによるリラックスなども期待でき、ラベンダーは癒しや安眠の働きがあるとされています。そしてローズウッドはリラックスや抗菌作用が期待されるアロマです。

それからどちらにも含まれているティーツリーは、気持ちをスッキリさせ集中力をアップすると言われています。ちなみにティーツリーは産地によって成分に違いがあるため、品質のよい製品を選びましょう。

(まとめ)デリケートゾーンのニオイにはミョウバンが効くの?

1.デリケートゾーンへミョウバン水などを使ってもよいですが濃度に注意しましょう

古くからニオイ対策にミョウバンは使われ、それは水に溶けて酸性になり雑菌の繁殖を抑制するからです。デリケートゾーンのニオイ対策には入浴時湯船に1つまみミョウバンを入れましょう。

さらなるニオイケアを目指したければアロマオイルを加えてもよいです。

2.ミョウバンは大昔からデオドラント対策に使われてきました

古代ローマの時代からニオイ対策にミョウバンが使われてきました。ミョウバンは水に溶けると酸性になる性質があり、酸性は雑菌の繁殖を抑えるためニオイの元のケアになるのです。

しかしデリケートゾーンへ直接ミョウバンをつけることは避けましょう。

3.水に溶かして酸性にしたミョウバン水を使うとよいでしょう

湯船にミョウバンを溶かすと酸性のお湯になりデリケートゾーンにも優しい入浴ができます。濃度は3つまみまで増やしてもよいのでその間で調整しましょう。

またガーゼに染み込ませて拭く方法もありますが、スプレーする方法は控えましょう。

4.アロマオイルを併用してニオイケアする方法もあります

湯船にミョウバンを加えるだけでなく、アロマオイルもプラスするとさらなるニオイ対策になります。たとえばラベンダー、ティーツリー、ローズウッドなどを活用しましょう。

とくにティーツリーは抗菌作用が期待されており、リフレッシュ効果もあるとされています。

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