どちらが良いかは、目元の状態や希望するデザインによって異なる
二重整形には「埋没法」と「切開法」の2つの主な方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
それぞれに特徴があり、どちらが良いかはあなたの希望や目元の状態によります。
この記事では、埋没法と切開法の特徴を比較してみますので、自分に合った方法を見つける参考にしてください。
目次
二重整形の埋没法はまぶたを切らない施術
二重整形は大きく分けると埋没法と切開法に分けられます。
埋没法は簡単にいうとまぶたを切らない施術で、比較的手軽に受けられることから、美容整形のなかでも人気の高い施術です。
特徴
医療専用の針と糸を使うのが特徴で、短時間で二重にすることができます。
医療用の糸は、髪の毛より細くしなやかなものでできており、そう簡単に切れることもない丈夫なものです。
この針と糸を使い、まぶたの内側を留めて二重のラインを作ります。
ですから、傷が見えることもありませんし、抜糸することもないようです。
メリット
埋没法のメリットは以下のとおりです。
手術時間が短い
埋没法の手術時間は10~15分と非常に短いです。カウンセリングと同日に施術を受けることも可能で、入院や通院の必要もありません。
忙しくてなかなか時間が取れない人も気軽にチャレンジできます。
ダウンタイムが短い
切開をともなわない埋没法は、腫れや内出血などのダウンタイムが短く、軽いのが大きなメリットです。
個人差はありますが、一般的に腫れは1週間程度、内出血は1〜2週間程度で落ち着きます。通常の埋没法であれば術後48時間後からメイクができるため、メイクでカバーすることも可能です。
手術跡が目立ちにくい
埋没法は切開する必要がありません。医療用の針と糸を使用して二重ラインを形成するため、埋没法の傷跡は針を刺した箇所のごく小さな傷跡のみです。
切開法に比べて手術跡が目立たないのも、埋没法のメリットといえるでしょう。
デメリット
ここまで埋没法のメリットについて解説してきましたが、埋没法にはデメリットも存在します。
埋没法のデメリットは以下のとおりです。
埋没法には向かない二重デザインがある
切開せず糸で二重を形成する埋没法では、平行二重や幅広二重を作りにくい場合があります。
無理して作ってしまうと、腫れや内出血などのダウンタイムが長引いてしまったり、まぶたや糸への負担が大きくなり糸が緩んだり取れたりリスクが高まるなど、トラブルのもとになり得ます。
埋没法には向いていない人もいる
もともとのまぶたの厚みや骨格の状態によっては、埋没法には向いていない場合があります。
まぶたが厚いと、そうでない人と比べてまぶたや糸への負担が大きくなるため、十分に固定できないのです。
その結果、デザインの自由度が低くなり、理想どおりの二重ラインが作れないことがあります。
糸が緩んだり外れたりすることがある
埋没法は、糸でまぶたを留めて二重ラインを形成します。そのため、気に入らなければやり直すことができる点は、メリットの1つといえるでしょう。
しかし、糸でまぶたを留めているだけなので、糸が緩んだり切れたりすることで二重ラインが取れてしまうことがあります。
二重整形の切開法はまぶたを切る施術
もう1つの方法である切開法は、メスを使用した施術です。
特徴
メスを使って深い二重ラインをつくることで、しっかりとした二重まぶたができます。
ポイントは、半永久的に効果が持続するということでしょう。
また、二重に自信を持っているのでもっと深くしたいという人も切開法をおこなっているようです。
メリット
切開法のメリットは以下のとおりです。
幅広い二重デザインを実現できる
切開法は、どのような目元でも幅広い二重デザインを実現できるのがメリットの1つです。
埋没法では作りにくい平行二重や幅広二重も、切開法であれば作ることができます。切開法は余分な皮膚や脂肪を除去しながら二重を形成するため、デザインの幅が広くなるのです。
まぶたの腫れぼったさも改善できる
前述したとおり、切開法では脂肪などを除去しながら二重を形成します。まぶたの腫れぼったさの原因である脂肪や筋肉などを同時に取り除くことで、腫れぼったさも改善できます。
効果が半永久的に持続する
切開法は、効果が長期間持続しやすいのが大きなメリットです。
メスを入れて内部構造にアプローチするため、二重のラインが比較的安定しやすく、持続性が期待できます。
デメリット
埋没法と同様、切開法にもデメリットが存在します。
切開法のデメリットは以下のとおりです。
手術時間が長い
切開法の手術時間は30分~60分程度と、埋没法に比べて長いです。
また、入院の必要はありませんが、切開部の皮膚を縫合するときに使用した糸を抜糸する必要があるため、施術から1週間後に一度通院しなければなりません。
ダウンタイムが長い
切開法で特に注意しなければならないのは、ダウンタイムです。まぶたを切って二重を形成する切開法は、埋没法に比べてダウンタイムが長くなります。
個人差はありますが、1ヵ月程度で腫れはおおよそ改善し、内出血は1〜2週間程度で落ち着くでしょう。
メイクは施術の1週間後におこなう抜糸の翌日から可能です。
手術跡が目立ちやすい
切開法はまぶたを切開するため、傷跡や手術跡が目立ちやすいです。
しかし、強く残るのは3ヵ月から6ヵ月程度で、時間の経過とともに徐々に目立たなくなります。
二重整形で埋没法か切開法か決める際の注意点
二重整形で埋没法か切開法か決める際は、以下の点に注意しましょう。
自分のまぶたのタイプ
埋没法か切開法かを決める際は、まず自分のまぶたのタイプを確認しましょう。
前述したとおり、もともとまぶたが厚い人やまぶたに脂肪や筋肉が多い人は、埋没法では理想の二重ラインを作れないことがあります。
ダウンタイムの長さ
埋没法と切開法では、ダウンタイムの長さに違いがあります。
埋没法は1〜2週間程度と短く、切開法は1ヵ月程度と埋没法に比べて長いです。周囲にバレたくない人が切開法をおこなう場合は、長期のお休みを取る必要があります。
費用の違い
埋没法と切開法には、費用にも違いがあります。
クリニックによりさまざまですが、埋没法の費用目安は4〜25万円程度。使用する糸や糸の留め方などによって前後します。
切開法の費用目安は10〜30万円程度。部分切開か全切開、まぶたの脂肪や筋肉を切除するかなどによって前後します。
このように、埋没法と切開法の費用を比較した場合、埋没法のほうがお手頃であることが多いです。
埋没法と切開法どっちが向いているの?
埋没法と切開法には、それぞれメリットとデメリットの両方が存在します。そのため、埋没法が向いている人もいれば、切開法が向いている人もいます。
ここでは、それぞれに向いている人の特徴を解説します。
埋没法が向いている人とは
埋没法が向いている人の特徴は以下のとおりです。
前述したとおり、埋没法は切開法に比べて手頃な価格で施術を受けることができるため、費用を抑えたい人におすすめです。
埋没法は、メスは使わず糸と針で二重を形成します。そのため、メスを使う手術に抵抗がある人に向いています。
また、切開をともなわないためダウンタイムが短いのがメリットの1つです。長期のお休みが取れない人にも向いているでしょう。
なお、埋没法は比較的まぶたの皮膚が薄くて脂肪が少ない人に向いている方法です。
切開法が向いている人とは
切開法が向いている人の特徴は以下のとおりです。
切開法は、半永久的な効果が得られるのが大きなメリットです。一度の施術で半永久的な二重形成効果を希望される人は、切開法が向いています。
また、切開法では、皮膚を切開する際に余分なまぶたの皮膚や脂肪を切除するため、まぶたの腫れぼったさが改善されます。そのため、まぶたの分厚さに悩んでいる人には特に向いています。
なお、糸で二重ラインを形成する埋没法にはデザインに限界があります。平行二重や幅広二重を希望される場合は、切開法のほうが適しているでしょう。
埋没法と切開法どっちが向いているの?
二重整形の埋没法と切開法のどちらが向いているかは、個人差があり一概にはいえません。
二重整形を検討されている人は、まず医師のカウンセリングを受けて最適な施術方法を確認してもらうとよいでしょう。
二重整形ならSBCがおすすめ
湘南美容クリニックは埋没法・切開法ともに豊富な実績があり、二重術の症例数は累計875,657件(2024年6月末現在)にも上ります。
医師の技術力が高く、学会発表などをおこなう医師が多数在籍しております。
これまでに培われた知識や経験をもとに、最適な施術方法をご提案いたします。
二重整形の症例写真
ここでは、実際のSBCの症例写真をご紹介します。
埋没法(クイックコスメティーク・トリプルNeo)
執刀医:赤尾 健 医師
ご紹介するお客さまは20代女性の方です。長年一重まぶたでお悩みで、二重のりで二重にされていました。その影響でまぶたの皮が伸びてしまい、たるみが生じていました。
手術直後、とても自然できれいな二重に仕上がっています。目を閉じても糸玉や傷跡がないので、写真のとおり生まれつきの二重のようです。
クイックコスメティーク・トリプルNeoの施術はこちら>
切開法(目頭切開プレミアム)
執刀医:太田 恵介 医師
目が離れていて幼い印象なのをコンプレックスとして抱えていたため、手術目的に来院されました。1ヵ月前に他院で全切開二重術を施行されたうえでの手術となります。術後は、目の開きもよく、全体的に目の印象が拡大しています。
目頭切開プレミアムの施術はこちら>