まぶたの筋トレを行うことで二重まぶたになるのは難しいです


二重まぶたか一重まぶたかは遺伝によって決まるものだと考えられています。

また、それぞれのまぶたの構造には違いがあるため、まぶたの筋トレを行うことでその構造を変えるのは難しいといえるでしょう。

なかには二重まぶたの構造をもっていながら、まぶたを持ち上げる力が弱いために一重まぶたという人もいます。

そういった人の場合は、まぶたの筋トレで二重まぶたになる可能性があります。

一重と二重のまぶたの構造は上眼瞼挙筋に違いがあります

「まぶたの筋トレを行えば二重まぶたになれる」という話を聞いたことがあるでしょうか。

実際に、まぶたの筋トレを継続することで一重まぶたから二重まぶたになったという人はいます。

しかし、まぶたの筋トレで二重まぶたになるという医学的根拠はないとされています。

そもそも、二重まぶたか一重まぶたかは生まれた瞬間に決まる、つまり遺伝によるものだと考えられています。

さらに、二重まぶたと一重まぶたには明確な構造の違いがあるといいます。

その構造の違いを決定づけるのが、「上眼瞼挙筋」と呼ばれる筋肉だといわれています。

上眼瞼挙筋はまぶたを開くときに使う筋肉で、この筋肉の分岐点が瞼板と一か所で接合しているか、二か所で接合しているかでまぶたの種類が異なるという考え方が一般的です。

瞼板と一か所で接合している場合は一重まぶたになり、瞼板と皮膚の二か所で接合している場合は二重まぶたになると考えられています。

そのため、筋トレを行うことでまぶたの構造を変えることは難しいといっても良いでしょう。

ただし、まぶたが厚い、脂肪が多いなどの理由から二重のラインが消失しているケースでは、まぶたの筋トレを行うことで二重まぶたになる可能性があります。

まぶたの筋トレやマッサージで二重になるケースはあります


一重まぶたの人でも、二重の構造を持っていれば、まぶたを持ち上げる筋力が鍛えられることで二重まぶたになる可能性があります。

ここでは、二重になれるかもしれないといわれる「まぶたの筋トレ」の方法をご紹介します。

  1. ウインクを左右交互に20回ずつ行います
  2. 目を上下、そして左右に30回ずつ動かします
  3. 顎を上げた状態で目を見開き、5秒間保ちましょう

この動作を5回程度繰り返します。

この筋トレ方法では、まぶたの脂肪を落とす効果が期待できます。

また、「眼輪筋」と呼ばれる、目の周りの筋肉を鍛えることも可能といわれています。

また、もともと二重まぶたの人がむくみや体重の増加などで一重まぶたになってしまったケースでは、温冷マッサージも有効とされています。

電子レンジで40℃前後に温めた蒸しタオルを目の上に乗せ、その後水で濡らしたタオルを目の上に乗せます。

これによりまぶたのむくみが改善され、まぶたをすっきりさせることが可能です。

その後、眉間の下にある骨の凹み部分を指で15秒間プッシュすると、血行促進効果が高まるでしょう。

美容整形で二重まぶたになることが可能です

二重まぶたと一重まぶたには構造上の違いがあるため、遺伝で一重まぶたになった人が筋トレで二重まぶたになることは難しいです。

しかし、二重まぶたになる方法がないわけではありません。

日本人は二重まぶたの人よりも一重まぶたの人の方が多いといいます。

そのため、美容整形で二重まぶたの施術を行う人は非常に多いといわれています。

特に、プチ整形としてメイク感覚で行われる「埋没法」の施術は、施術にかかる時間も短く、入院の必要もありません。

会社に勤めている方や学生の方でも二重まぶたの施術を受けることが可能です。

生まれつきの二重まぶたはデザインすることができませんが、美容整形で形成する二重まぶたはある程度は希望通りにデザインできます。

「生まれつき腫れぼったい一重まぶただから……」「まぶたが厚いから二重まぶたにはなれない」などと、二重まぶたになることを諦める必要はありません。

一度、クリニックで相談してみることをおすすめします。

(まとめ)まぶたの筋トレをすれば二重まぶたになれるって本当?

1.まぶたの筋トレを行うことで二重まぶたになるのは難しいです

人のまぶたは遺伝により決まるものであり、二重まぶたと一重まぶたには構造の違いがあると考えられています。

そのため、生まれつき完全な一重まぶたの人がまぶたの筋トレを行うことで二重まぶたになるのは難しいといえます。

2.一重と二重のまぶたの構造は上眼瞼挙筋に違いがあります

二重まぶたか一重まぶたかは遺伝で決まると考えられています。

そして、それぞれのまぶたでは上眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉が接合している数に違いがあるといいます。

そのため、まぶたの筋トレで二重まぶたになるという医学的根拠はありません。

3.まぶたの筋トレやマッサージで二重になるケースはあります

二重の構造を持っている人であれば、まぶたの筋トレや温冷マッサージなどを行うことで一重まぶたから二重まぶたになることがあります。

まぶたの脂肪を落としたり、眼輪筋と呼ばれる目の周りの筋肉を鍛えたりすることが効果的です。

4.美容整形で二重まぶたになることが可能です

遺伝的な一重まぶたを筋トレで二重まぶたにすることは難しいといえます。

しかし、美容整形であればある程度は希望通りのデザインで二重まぶたにすることが可能です。

一重まぶたでも二重まぶたになる方法はあります。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

運営者情報

運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
住所〒163-1324
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お問い合わせ0120-5489-40
院長中村 大輔

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