厚いまぶたを薄くすることが可能な場合もあります


まぶたが厚くなる理由は、まぶたの構造物の厚みに由来します。

そのため、まぶた内部の脂肪が原因であれば、脂肪組織を除去することで薄くすることができるでしょう。

しかし、まぶたの内部には脂肪以外にも皮膚や筋肉があります。

皮膚を外科的な施術で削ることはできません。

また、筋肉を薄くすることも、まぶたを引き上げる力を弱めるだけではなく、筋肉自体を傷めてしまうことになるため、あまり推奨できないでしょう。

ただし、二重整形などの施術を応用することで、目元の印象を変えることはできます。

脂肪が多いためにまぶたが厚い場合にはこれを除去してまぶたを薄くします

まぶたが厚い場合、その原因はまぶたの構造物にあります。

構造物のひとつに、脂肪組織があります。

これには、表層にあるものと、筋肉よりもさらに奥にある眼窩脂肪とがあります。

脂肪組織が多いとその分、まぶたが前方へ押し出されるので厚く腫れぼったいまぶたになってしまいます。

この脂肪組織を除去することで、まぶたを薄くすることができます。

しかし、まぶたが厚いことに悩む方の中には、皮膚や筋肉に厚みがあることでまぶた全体が厚くなっている方がいます。

皮膚も筋肉も、基本的にはある程度の再生能力があります。

そのため、まぶたを薄くするためにこの両者を削いだとしても、また厚みが回復してしまうのです。

また、皮膚には体内部の構造物を保護するという役割がありますし、筋肉にはまぶたを引き上げて眼球を露出させ、視野を確保するという大切な役割があります。

そのため、この両者を削ぐということは危険なことでもあるのです。

まぶたにも多くの血管とリンパ液が循環していて、特にリンパの流れが滞るとまぶたに厚みが起こり、腫れぼったいまぶたになります。

まぶたの厚さに悩んだら、まずはまぶたを軽く冷やしたり、表面をさすったりなどして、血液やリンパの流れに刺激を与えてみましょう。

まぶたの脂肪を取り除く場合には注意点もあります


まぶた内部にある脂肪組織は眼窩脂肪と呼ばれるものとROOFと呼ばれるものの2種類があります。

眼窩脂肪は、目の奥にあり、まぶたを閉じるための筋肉と引き上げる筋肉の2つの筋肉よりも、さらに奥にあります。

ここの脂肪組織は柔らかいために、部分切開での除去が可能です。

この場合は、施術後の痛みは2日ほどと短期間でおさまっていきます。

また、腫れも2週間ほどで引いていくというのが一般的です。

一方、まぶたの浅い部分にあるROOFという脂肪の除去には、まぶたの全切開法が用いられます。

これは、この部分の脂肪が固めで、かつピンセットなどで引っ張り上げて除去する方法をとるのが難しいためです。

これらのまぶたの脂肪ですが、もともとはまぶたの筋肉を潤滑するために存在しているため、施術の際には細心の注意が必要になります。

そのため、脂肪の除去を行う施術を検討する場合は、実績のある腕の確かなクリニックを探すことが非常に大切となるでしょう。

事前のカウンセリングやシミュレーションなどが綿密なところであればより安心です。

皮膚や筋肉によりまぶたが厚い場合でも目元の印象を変えることができます

まぶたが厚い方の場合には、一重まぶたであるか、もしくは二重であったとしても浅めである方が多いように見受けられます。

これは、二重ラインよりも上のまぶたが重たく乗っているように見えるため、まぶたの厚さが際立って見えてしまうのです。

まぶたの脂肪を除去する施術と二重のラインを形成する施術は、同時に行うことが可能です。

まぶたを大きく切開して、浅い部分と深い部分の両方の脂肪を除去すると共に、内部に糸を掛けてまぶたの皮膚をより上に持ち上げるようにすると、幅の広い二重を作ることができます。

また、目そのものが小さい、つまり目頭から目じりまでの幅が狭い方では、蒙古ヒダと呼ばれる目頭付近の皮膚を下方向へ引き下げるような結合が見られます。

これがあると、まぶたが下へ引っ張られるために、まぶたの厚みがより強く見えてしまいます。

このような場合には、目頭の切開を併用してまぶたが上へ開きやすくなるようにすることで、まぶたの厚い印象を軽減することができます。

(まとめ)厚いまぶたを薄くしたい場合はどうすればよい?

1.厚いまぶたを薄くすることが可能な場合もあります

まぶたの厚みが脂肪組織に由来するものなら、それを除去することで厚みは解消できます。

しかし、筋肉や皮膚の厚みが原因の場合、それを薄くするという施術は推奨できません。

ただし、二重整形を応用することで目元の印象を変えることは可能です。

2.脂肪が多いためにまぶたが厚い場合にはこれを除去してまぶたを薄くします

まぶた内部の脂肪が多くて厚い場合には、これを除去してまぶたを薄くします。

皮膚や筋肉が原因の場合は、外科的にこれを削ぐことはとても難しく、危険でもあります。

まず、まぶたの血液やリンパの流れを改善する冷却やマッサージを行ってみましょう。

3.まぶたの脂肪を取り除く場合には注意点もあります

まぶた内部にある脂肪のうち、比較的浅いところにある脂肪は硬いため、まぶたの全切開による施術が行われます。

まぶたの奥にある脂肪を除去する場合は、部分切開での脂肪除去が可能です。

痛みは2日程、腫れも2週間ほどで治まります。

4.皮膚や筋肉によりまぶたが厚い場合でも目元の印象を変えることができます

まぶた内部の脂肪の除去に二重整形を併用すると、二重の幅が広くなりまぶたの厚く重たい印象を軽くすることができます。

また、目頭の切開を併用すると、目頭付近の皮膚が上へ引き上げられやすくなるため、まぶたが重たくのしかかるような印象も解消できます。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
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院長中村 大輔

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