右目のまぶたが腫れぼったい原因を探ってから、改善策を考えましょう


片方のまぶただけ脂肪組織が多いために、まぶたが厚くなってしまう方もいます。

また、注意したいのはある時期から急にまぶたが厚く、腫れぼったくなる場合です。

この場合、まぶたに関する何らかの病気がある場合が考えられます。

まずは原因を探り、必要なら治療を行いましょう。

それでもまぶたの腫れぼったさが治まらない場合は、美容整形などの施術を受けると良いでしょう。

片方だけまぶたが腫れぼったい場合、主に2つの病気が疑われます

片方のまぶただけ脂肪組織が多く、まぶたが厚く、腫れぼったく見えてしまう方がいらっしゃいます。

しかし、その場合は、幼少期からそういった状態であることが多く、突然まぶたの厚みや腫れ具合が酷くなるというのは、考えにくいです。

ですが、ある時突然、急に片方のまぶただけが厚くなってしまうという方もいらっしゃいます。

そのような場合は、2つの病気が疑われるでしょう

一つは「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と呼ばれるもので、一般的には「ものもらい」と呼ばれています。

まぶたの内側には、「マイボーム腺」と呼ばれる器官がありますが、この出口付近に細菌などが感染することで炎症を起こし、まぶたの腫れや痛みを引き起こします。

もう一つは、「眼瞼下垂」です。

まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋を支配している神経の麻痺がおこることで、筋肉が働きにくくなる病気です。

まぶたを持ち上げる力が弱って、常に眠たそうな目、まぶたが目に覆いかぶさったような印象の目となり、まぶたが腫れぼったくなったような印象を周囲に与えてしまいます。

麦粒腫や眼瞼下垂は、両方とも治療が必要な病気です


まぶたにあるマイボーム腺の出口に細菌が感染し、炎症が起こるのが麦粒腫です。

このマイボーム腺は脂を分泌している器官で、まばたきと共に油を眼球表面に分泌して、涙や眼球を乾燥から防いでくれています。

ちなみに、マイボーム腺内部に感染が起こった場合を、「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」と言います。

麦粒腫になると、まぶたが腫れぼったくなります。

また、痛みやかゆみ、違和感が強くなります。

感染が原因の病気なので、抗生剤入りの目薬を点眼したり、薬の内服をしたりすることで治療が行われます。

麦粒腫による腫れの原因の多くは、膿です。

膿が収められている袋が破れて膿が排出されると、多くの場合まぶたの腫れぼったさが改善されます。

眼瞼下垂は、上まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋につながる「動眼神経」の麻痺がおこる病気です。

眼瞼挙筋が収縮できなくなると、まぶたの重みを上に持ち上げられなくなり、程度によってはまぶたが眼球(黒目)にかかって、まぶたが腫れぼったくなったように見える場合があります。

この場合は、眼科へ行って、その原因を見つけ治療を受ける必要があります。

まぶたの腫れぼったさの原因には、まぶた内部の脂肪の量も関係します

特別な病気がないのに、片方だけまぶたが腫れぼったくなっている場合には、脂肪組織の量が多いことが考えられます。

まぶたが腫れる病気があって、その治療を受けて治ったのに、まぶたの腫れが片方だけ強い場合にも、これが考えられます。

まぶたの腫れぼったさが脂肪組織による場合は、まぶたの脂肪組織を除去する施術で、状態を改善できる可能性が高いです。

また、まぶたの腫れぼったさは、まぶたを一重にしてしまうことが多いのですが、腫れを抑えることで二重になることもあります。

しかし、脂肪除去でまぶたがややすっきりしても、一重まぶたのまま変わらないという場合は、二重整形を受けると良いです。

脂肪除去と二重整形は、同時に施術が可能です。

ただし、気を付けていただきたいのは、片方のまぶただけ施術を受ける場合は、もう一方の目と印象が同じになるようにすることを心がけることです。

施術を受けることで、その側だけ目が大きくなったり、左右で二重のラインが異なったりしてしまうと、アンバランスな印象の顔になってしまいます。

施術前に十分に医師と相談をして、施術を受けるようにしましょう。

(まとめ)右目だけまぶたが腫れぼったいのは何故?

1.右目のまぶたが腫れぼったい原因を探ってから、改善策を考えましょう

まぶたが急に腫れぼったくなった場合、しかもそれが片目だけだった場合には、何かの病気を疑ったほうが良いです。

もし原因があるのであれば、それを解決し、それでもまぶたの腫れぼったさに左右で違いがあるようなら、美容整形などの施術を検討しましょう。

2.片方だけまぶたが腫れぼったい場合、主に2つの病気が疑われます

まぶたが急に腫れぼったくなった場合、麦粒腫や眼瞼下垂の病気が疑われます。

片方だけまぶたが腫れぼったく見える方では、隠れている病気がないかを調べてもらってから、適切な施術を受けるようにしましょう。

3.麦粒腫や眼瞼下垂は、両方とも治療が必要な病気です

「ものもらい」になるとまぶたが腫れる他に、痛みや痒み、不快感といった症状が出ます。

眼瞼下垂の場合も、腫れたようなまぶたに見えます。

どちらも、治療が必要な病気なので、眼科を受診して適切な治療を受けましょう。

4.まぶたの腫れぼったさの原因には、まぶた内部の脂肪の量も関係します

まぶたの病気を治療しても腫れぼったさが続く場合、まぶたの脂肪を除去することで腫れが治まる場合があります。

また、左右のまぶたで一重、二重に違いがあるようなら、脂肪除去と二重整形の施術を同時に行うことができます。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

運営者情報

運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
住所〒163-1324
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー24F
お問い合わせ0120-5489-40
院長中村 大輔

東京都内から二重・目元整形の相談ができるクリニックを探す

都道府県から二重・目元整形の相談ができるクリニックを探す