埋没法の施術後に顔の筋肉に負荷がかかることで、まぶたの痙攣が起こることもあります
埋没法でまぶたの開き具合が変わると、眉の下などのあまり使っていなかった筋肉に負荷がかかって痙攣することがあります。
埋没法は糸でとめてまぶたを持ち上げることで二重を作ります。
しかし、幅を広くとりすぎた二重整形を行うとまぶたの筋肉で目が開きにくくなることがあります。
するとまぶた以外の顔の筋肉を使うことになり、筋肉の緊張状態で痙攣が起きることがあるのです。
目次
筋肉の疲れによってまぶたの痙攣が起きることがあります
まぶたは目を保護するとともに、目の開閉をするという大切な役割を持っています。
顔の表情を作り出すのもまぶたの役割です。
しかし、埋没法で二重整形をした後に違和感があるという人もいるようです。
なぜそのようなことが起きるのでしょうか？
私たちのまぶたの上にはまぶたを上げるための筋肉があり、腱膜（けんまく）とミュラー筋という組織にわかれます。
これらの筋肉が連動して動くことでまぶたの開閉をおこなっています。
しかし、まぶたに手を加えることで顔全体の筋肉の動き方も変わります。
例えば、あまりに太い二重を作ると理論上、目が開きにくくなってしまうことがあります。
すると視野を確保するために眉を持ち上げるように目を開いて、軽く上を向くような姿勢になってしまうでしょう。
その結果、顔の筋肉や首の周辺に負担がかかってしまいます。
人によっては眼精疲労や肩こりが生じたり、まぶたが痙攣してしまったりといった症状に繋がるかもしれません。
そのような症状が出た場合は、埋没法の糸を除去して留めなおす方法も検討する必要が出てきます。
手術後に違和感に気づいたときは、早めに担当の医師に連絡して診察を受けると良いでしょう。
二重整形で頭痛や肩こりが解消することがあるという報告もあります
写真を撮るときや、気合を入れるときにまぶたを上げて目をぱっちりと開くことがあるでしょう。
しかし、その行動が実は身体の疲れの原因になっているかもしれません。
実はまぶたを上げることによっておでこの筋肉に力が入って、頭全体の筋肉が緊張してしまうことがあるのです
しかも首の周辺にある後頭部と前頭筋は同じ皮で繋がっています。
目をぱっちり見せるために目を見開くことで、頭だけでなく首周辺の筋肉までこることがあるのです。
逆にまぶたが常に下がっている人は、目を見開くのではなく首を上げてものを見る癖があります。
すると、首や肩の筋肉を使いすぎによって身体のコリや心身のトラブルを起こすことがあると言われています。
このような場合は眼瞼下垂の手術や二重まぶたの整形手術によって症状が改善することがあります。
目が開きにくくて困っているという人も、一度医師に相談してみましょう。
頭痛や肩こりの原因はたくさんあるため、整形して必ず改善するわけではありません。
しかし、無理して顔を作らなくても良い環境は、精神的にも肉体的にもプラスになると考えられるでしょう。
目の使い過ぎで起きる症状にも注意しましょう
目が疲れるとまぶたがぴくぴくする、目がしょぼしょぼして見えづらいと感じることはないでしょうか。
自分の意思と関係なくまぶたの痙攣が起きる場合は眼瞼ミオキミアなどの可能性もあります。
眼瞼ミオキミアは眼輪筋という目の周りの筋肉の痙攣で起こります。
原因はストレスや過労と言われていますが、完全に解明されているわけではありません。
さらに眼精疲労や睡眠不足も眼瞼ミオキミアの原因と言われています。
一説ではまぶたと脳や心身の健康状態には密接な関係があるとされています。
日常生活でパソコン作業が多い人や車の運転が多い人は、目に負担をかかっていることを自覚して、意識して目の休憩をとりましょう。
作業中などに眼球を軽く下に向けるだけでも、目の筋肉を休ませることが出来ると言われています。
コンタクトレンズを使っている人や目をこする癖がある人も要注意です。
まぶたの病気を防ぐためには、目の筋肉動かすトレーニングをしたり、こまめにマッサージをしたりすることで目の休息をとりましょう。
（まとめ）埋没法を受けてまぶたがぴくぴく痙攣するのはなぜ？
埋没法でまぶたを糸でとめたとき、目が開きにくくなることがあります。
無理に開くと眉毛の筋肉を使うことになり、眼精疲労や肩こりの原因になるのです。
埋没法で顔の筋肉が疲れるときは、顔の筋肉の緊張をとるようにしましょう。
まぶたは筋肉が連動して動くことで目の開閉をおこなっています。
二重整形で目の筋肉に手を加えることで、目の開閉に変化が生じるかもしれません。
場合によっては目を開けにくくなって、筋肉の痙攣などを起こすことがあります。
大きくまぶたを開く動きは、おでこの筋肉に力がかかります。
さらにおでこの筋肉と首周辺の筋肉はつながってるため、結果としてコリや不調の原因にもなることがあります。
整形することで顔の筋肉の負担がなくなって、トラブルもなくなることもあり得ます。
普段パソコン作業が多い人や車の運転をする人は目の周辺にある筋肉を酷使しています。
まぶたや目元に痙攣が起きるときは、意識して目を休ませましょう。
仕事やパソコン作業の合間には、目の休憩をはさむことも大切です。
切らない二重術（埋没法）
極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。
切る二重術（切開法）
まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。
目元形成
目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。
眼瞼下垂
まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。
目元のたるみ取り
目の下のふくらみ（脂肪）やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。
