奥二重が遺伝することもありますが、場合によっては一重で生まれることもあります


目だけに限らず、身体的な特徴は多くの部分において遺伝が関係していることが多いものです。

まぶたの現れ方も遺伝によるものが多いとされています。

奥二重の場合も同様に遺伝して、似たような目の形、まぶたの形で赤ちゃんが生まれることもあります。

しかし、両親ともに二重や奥二重の場合でも、遺伝子のパターンによっては一重で生まれてくる場合があります。

二重や奥二重は遺伝されやすいものです

医学上、一重と二重とでは、二重のほうが優性遺伝とされ一重よりも受け継がれやすいという特徴が認められています。

しかしながら、二重や奥二重で生まれている方の場合でも、遺伝子のパターンを調べると、一重の要素をもちながらも結果的に二重または奥二重として生まれてきたという方も多いものです。

そのため、両親ともに二重であっても、遺伝子のタイプによっては、生まれてくる赤ちゃんが一重である可能性も少なくありません。

また、日本人だけで区別を付けた場合でも、二重の多い地域や一重の多い地域など、ある程度地域差もあるとも言われています。

地域差があることには所説あり、日本の縦に長い地形が影響しているという人もいます。

その土地の気候に対応するために脂肪をたくわえ一重が多い地域があるという説や、人種のルーツが異なるためだとする説もあります。

遺伝は一定の法則があると考えられていますが、生物の進化によって遺伝にも変化が見えられることもあります。

まぶたに現れる状態にしても、遺伝による部分とそうでない部分が混ざり合っていると考えられます。

日本人は一重の割合が高めだとされています


二重・奥二重の人と一重の人の割合を比べたときの数値は、世界で共通のものではありません。

日本でも二重率の高い地域と一重率の高い地域があるのと同じように、世界で見えても、二重の人が多い国や一重の人が多い国があるとされています。

その中で、日本は比較的一重の人の割合が高い国だと言われています。

日本人に一重が多いことは、人種のルーツのほかにも眼瞼挙筋の発達が影響しているとも言われています。

眼瞼挙筋とは、まぶたの内側にある筋肉の一種で、目を開くときにまぶたの皮膚を引っ張る作用をしています。

眼瞼挙筋が十分に発達し、まぶたを開くときに強い力で皮膚を引っ張ることで、皮膚が折りたたまれて二重になります。

日本人のまぶたの特徴として、二重の人が多い国の人のまぶたに比べて、眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉の発達が弱いためだとする説もあります。

前述したように、二重の人でも一重の要素を持っていると子供が一重で生まれる可能性があります。

日本人は一重の人が多く、比例して二重の人でも一重の要素をもって生まれている人も多いため、結果的に一重の人が多くなると考えられます。

奥二重の赤ちゃんが成長とともにぱっちり二重になることもあります

子供のころは一重だったのに、大人になるにつれて、いつの間にか二重になっていたという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

これは前述したように、本来二重の要素がある場合でも、赤ちゃんの時期は眼瞼挙筋が未発達であるために一重に見えていた場合です。

成長するにしたがって眼瞼挙筋が発達し、しっかりと二重が作られるという場合にありえる話だと言えるでしょう。

奥二重で生まれた赤ちゃんが成長するにしたがって、ぱっちりとした二重になることも比較的よくある話です。

奥二重は、まぶたの内側にある脂肪の量が多く、二重ラインの上に皮膚がかぶさっているために奥二重になっているというケースがあります。

赤ちゃんの時期、特にねんねの時期は運動量も少ないため、脂肪の量が多いということが言えます。

成長して活動量が増えると、自然に脂肪が筋肉にかわり、全体的に丸みが取れてスッキリとした面持ちになるのは容易に想像が付くのではないでしょうか。

奥二重も、赤ちゃんの成長に比例してまぶたの脂肪が減ることで、本来あった二重のラインが目立つようになり、奥二重からぱっちり二重になるということがあります。

(まとめ)奥二重は遺伝するって本当?

1.奥二重が遺伝することもありますが、場合によっては一重で生まれることもあります

目の形やまぶたの状態は遺伝により引き継がれることが多いものです。

しかし、遺伝子のパターンには複数あり、両親ともに二重や奥二重であっても、生まれてくる赤ちゃんが一重である可能性もあります。

2.二重や奥二重は遺伝されやすいものです

まぶたの場合は、一重よりも二重のほうが優性遺伝とされ、二重まぶたのほうが出現しやすくなるとされています。

しかし、両親ともに二重や奥二重であっても、遺伝的に一重になる要素を含んでいる場合は、生まれてくる赤ちゃんが一重である可能性があります。

3.日本人は一重の割合が高めだとされています

日本人は欧米の国々と比較して、一重の人の割合が高めだとされています。

日本人の人種的なルーツのほかに、二重が多い国の人よりも眼瞼挙筋があまり発達していないことが一重が多い理由ではないかとされています。

4.奥二重の赤ちゃんが成長とともにぱっちり二重になることもあります

上まぶたの脂肪の量が多いことが原因で赤ちゃんが奥二重である場合は、赤ちゃんが成長し、活動量が増えて脂肪の量が減ると、自然と奥二重からぱっちりとした二重になることがあります。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
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院長中村 大輔

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