二重整形と遺伝の間には医学的関連性はありません


二重整形を受けたとしても、生まれてくる子どもが二重まぶたになるとは限りません。

子どもは両親の遺伝子を引き継ぐので、親となる方が二重整形により後天的に二重まぶたになった場合も遺伝に影響は与えません。

遺伝の表れ方については一概には言えませんが、子どもが二重まぶたになるかどうかは両親の遺伝子によって決まります。

もし自分と両親が一重まぶたであるなら遺伝であると言えますし、自分とパートナーが一重まぶたである場合も生まれてくる子どもが一重まぶたである可能性は高いです。

子どものまぶたは両親からの遺伝で決まります

子どものまぶたが一重まぶたになるのか、それとも二重まぶたになるのかは、両親から受け継いだ先天的遺伝によって決まります。

親となる方が二重整形をして二重まぶたになったとしても、その子どもが二重まぶたになるとは限りません。

一重まぶたと二重まぶたの遺伝の表れ方は「メンデルの優性の法則」に照らし合わせて考えることができます。

表れやすい性質を優性遺伝、表れにくい性質を劣性遺伝と言いますが、優性遺伝が二重まぶた、劣性遺伝が一重まぶたであるとされています。
この法則に沿って簡単にまとめると、以下のようになります。

  1. 両親が一重まぶたの場合、生まれてくる子どもは全員一重まぶたとなる可能性が非常に高い
  2. 両親が二重まぶたの場合、生まれてくる子どもは二重になる可能性が非常に高いが、一重まぶたになる可能性もわずかにある
  3. 両親が二重まぶたと一重まぶたの人の場合、生まれてくる子どもは二重まぶたになる可能性が高いが、一重まぶたになる可能性もある

この法則通りに遺伝が表れる可能性は高いと考えられていますが、遺伝の表れ方にはばらつきが生じることもあります。

生まれ育った場所や住んでいる場所の気候の影響も受けます


遺伝の仕組みはとても複雑であるため、メンデルの法則だけでは説明しきれない部分も多くあります。

遺伝の表れ方に影響を与える要素として考えられているのが、生まれ育った場所の環境や住んでいる場所の気候などです。

たとえば寒いところに住んでいる人は寒さから瞳を守るために、まぶたが皮下脂肪をためやすくなる傾向があります。

そのため、寒いところで生活をしている人は一重まぶたになりやすいと考えられています。

反対に暑いところに住んでいる人のまぶたは流れ出た汗が目に入らないようにするため、二重であることが多いとされています。

一重まぶたは西洋人にはあまり見られず、東アジア圏内の人に多いという特徴があります。

日本人のルーツとされる縄文人は二重まぶたであり、日本人で二重まぶたである人の割合は30~50%という説もあります。

生活習慣により二重まぶたの幅が変化してしまうことがあります

生まれた時に一重まぶたであるか、二重まぶたであるかは人それぞれですが、その後の生活習慣によりまぶたが変化してしまうことがあります。

パソコンやスマートフォンによる目の酷使

パソコンやスマートフォンの画面を長時間見る習慣がある人は、利き目を酷使してしまいがちです。

そのため、二重のライン幅に変化が生じることがあります。

同じ方向に横向きになって寝るクセがある

毎日同じ方向で横向きに眠ると、下になっている側だけに血が流れやすくなります。

それを繰り返していると、二重のラインが左右でアンバランスになると言われています。

意識的に寝返りをうったり、寝る姿勢を変えたりする工夫が必要です。

このように二重まぶたに良くないとされる生活習慣は、私達のとても身近なところにあります。

目に負担がかかるような行為を避けることが先決ですが、それだけでは今ある二重まぶたをキープしたり、一重まぶたを二重にしたりするのは難しいことです。

遺伝による一重まぶたを、その人に合った二重まぶたに変身させてくれるのが二重整形です。

自分自身が一重まぶたで悩んでいる、または子どもが一重まぶたで悩んでいるといったケースもあるでしょう。

いずれの場合も遺伝だからといって諦めたり悩みを抱えこんだりせず、まずは信頼できるクリニックに相談してみましょう。

(まとめ)二重整形をしても一重まぶたは子どもに遺伝するの?

1.二重整形と遺伝の間には医学的関連性はありません

親となる方が二重整形を受けて一重まぶたから二重まぶたになったとしても、生まれてくる子どもが二重まぶたになるとは限りません。

子どもが二重まぶたになるかどうかは、両親となる方の遺伝子の影響によって決まります。

2.子どものまぶたは両親からの遺伝で決まります

子どもが一重まぶたになるか二重まぶたになるかは、両親の遺伝子によって決定します。

そのため両親のいずれかが二重整形を受けていても、子どもが二重になるとは断言できません。

幼少期に一重まぶただったとしても、その後二重まぶたになる可能性もあります。

3.生まれ育った場所や住んでいる場所の気候の影響も受けます

遺伝の伝わり方は複雑であり、生まれた場所や住んでいる場所の環境が大きく影響してきます。

寒いところに住んでいる人は一重まぶたに、暑いところに住んでいる人は二重まぶたになりやすいと考えられています。

4.生活習慣により二重まぶたの幅が変化してしまうことがあります

目に負担をかけるような生活習慣は、二重まぶたのバランスを崩してしまう原因になります。

生活習慣の改善も大切ですが、二重まぶたになる一番確実な方法としてクリニックに相談してみるというのも一つの手でしょう。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
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院長中村 大輔

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