挙筋法とは二重整形にて自然に近い二重を作る方法です


二重整形の方法の一つに、埋没法があります。

埋没法の中でも、「瞼板法」と「挙筋法」とがあります。

挙筋法とは、糸の一方はまぶたの皮膚に通し、もう一方を上眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉に通すという方法です。

自然な二重は、上眼瞼挙筋から伸びる筋肉の枝がまぶたの皮膚を引き上げることで形成されます。

ですから挙筋法では、より自然に近い二重を形成することができます。

また、上眼瞼挙筋は瞼板よりも上方にあるので、まぶたの皮膚をより上に持ち上げることができることから、まぶたに膨らみがある方でも切開をせずに二重を形成することができる方法なのです。

挙筋法では、より自然に近い二重の形成ができます

二重整形の方法には、切開法と埋没法があります。

これら二つの施術には、それぞれで細かな手法の違いによる術式があり、埋没法では「瞼板法」と「挙筋法」とがあります。

挙筋法における「挙筋」とは、目を開ける際にまぶたを持ち上げる「上眼瞼挙筋」のことを指しています。

まぶたの外側の皮膚とこの上眼瞼挙筋とを糸で結ぶことで、二重を形成するという方法が挙筋法なのです。

挙筋法は、自然な二重ができるメカニズムからヒントを得ています。

自然な二重の場合は、上眼瞼挙筋から伸びる筋肉の枝のうちの一つが、まぶたの皮下組織に伸びており、目を開ける際にまぶたの皮膚の一部を周囲の皮膚よりも強く上に引き上げることで出来上がります。

挙筋法での術式は、この上眼瞼挙筋から伸びる枝の代わりに糸を用いて瞼を引き上げることになるので、自然な二重を形成することができるのです。

挙筋法の場合、糸を筋肉に通すことになるので、瞼板法と比べて腫れや炎症が続く期間、ダウンタイムがやや長いと言われていますが、それでも1週間から10日程度で収まると言われています。

また、まぶたのたるみや膨らみがある方では、場合により切開法が適用されることもありますが、挙筋法ではそのような方でも埋没法での二重整形が可能です。

瞼板法と挙筋法、それぞれにメリットがあります


二重整形の埋没法では一般的に、糸の結び目はまぶたの皮膚側ではなく、瞼板側、もしくは挙筋側に作ります。

もし、まぶたの皮膚側に結び目を作ると、細い糸ですが結び目部分がわずかなまぶたの膨らみをつくり、整形がばれてしまう恐れがあります。

また、まぶたにかかる力が軽微であっても、結び目が外れてしまう恐れもあるでしょう。

瞼板法の場合、まつ毛に近い、瞼板がまぶたの中でもより薄い部分に結び目を作ることになります。

そのため、さほど多くはないのですが、結び目が眼球に接触してしまうということがあります。

ですが、挙筋法では、その心配がありません。

また、時に、整形した二重のデザインには満足できず、抜糸することで元に戻そうとする方がいらっしゃいます。

瞼板法では抜糸は可能ですが、挙筋法の場合は筋肉と糸に癒着が生じるために、抜糸が難しくなります。

ですから、二重整形で挙筋法を選択する場合、もちろん瞼板法を選択する場合も同様ですが、施術前に二重のデザインをしっかりと医師と相談することが大切になります。

一重まぶたの人と、自然に二重まぶたになる方とでは、まぶたの構造にやや違いがあります

目を開けたときのまぶたの形状は、一般的には一重と二重とがあります。

また、実際には二重まぶたですが、上方のまぶたの皮膚が覆いかぶさることで二重が隠れてしまう、奥二重というものもあります。

二重整形をせずとも、自然に二重まぶたになるのは、なぜなのでしょう。

また、一重まぶたになってしまう方も、どうしてそのようになるのか、不思議に思うのではないでしょうか。

まぶたの眼球に近い部分には、まぶたを持ち上げるための「上眼瞼挙筋」と呼ばれる筋肉があります。

そして、まぶたの先、まつげに近い部分には軟骨組織である瞼板があり、上眼瞼挙筋の多くはそこに付着しています。

二重まぶたになる方は、上眼瞼挙筋の筋肉の一部が枝分かれし、まぶたの皮膚に付着しています。

そのため、上眼瞼挙筋が収縮してまぶたを上に引き上げる際、まぶたの皮膚の一部を強く引き上げることで二重が形成されるのです。

奥二重になってしまう方の場合も、二重が形成されるのとまぶたの構造は同様です。

しかし、まぶたの皮膚にたるみがあるか、もしくはまぶたの脂肪組織が多くて膨らんでいるために、二重部分に上方のまぶたが覆いかぶさることで、奥二重になってしまうと言われています。

(まとめ)二重整形の挙筋法とはどんな方法?

1.挙筋法とは二重整形にて自然に近い二重を作る方法です

二重整形における挙筋法とは、埋没法の施術法の一つです。

まぶたの皮膚とまぶたを引き上げる上眼瞼挙筋を糸で結ぶ方法で、より自然に近い二重を形成することができます。

まぶたのたるみや膨らみがある方でも、効果が期待できると言われる施術でもあります。

2.挙筋法では、より自然に近い二重の形成ができます

挙筋法とは、埋没法の中の一つの術式です。

まぶたの皮膚と、まぶたを引き上げる上眼瞼挙筋とを糸でつなぐ方法です。

自然な二重が出来る状態と同じメカニズムで二重を作り出すので、自然な形の二重にすることができます。

3.瞼板法と挙筋法、それぞれにメリットがあります

瞼板法と挙筋法にはそれぞれ特徴があります。

たとえば挙筋法であれば、糸の結び目は挙筋にあるため、眼球と糸が接触する心配もいりません。

また、瞼板法の場合は挙筋法に比べて抜糸がしやすく、二重の施術がやり直しやすいという点が挙げられます。

4.一重まぶたの人と、自然に二重まぶたになる方とでは、まぶたの構造にやや違いがあります

自然な二重の場合、まぶたを引き上げる上眼瞼挙筋の枝がまぶたの皮膚に伸び、強く持ち上げることによって二重がつくられています。

一重になる方では、この上眼瞼挙筋の枝がない場合や、あっても力が弱いといったことが起こっているとされています。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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院長中村 大輔

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