ハードコンタクトの長期使用はまぶたのたるみの原因になります


コンタクトレンズの長期使用が、まぶたのたるみを引き起こす原因になるとされており、さまざまな報告があります。

なかでもハードコンタクトを使用している人は、使用していない人に比べて、眼瞼下垂になる確率が約20~100倍になるという研究結果もあります。

レンズを外すときにまぶたをひっぱることや、まぶたとレンズの周縁部や表面との摩擦が起こることが主な原因だと言われています。

ハードコンタクトを使用するとまぶたがたるみやすくなります

ハード、ソフトに関わらず、コンタクトレンズを数年~数十年の長期に亘り使用することがまぶたのたるみを引き起こす原因になるという様々な報告があります。

中でもハードコンタクトを長期的に使用している人は、使っていない人に比べて眼瞼下垂になる確率が約20~100倍になるという研究結果もあるのです。

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋が弱まり、正常に目が開かず、まぶたが瞳の一部に被った状態のことを言います。

目をしっかり開けられないことによって、まぶたがたるんで見えてしまうようになるのです。

ハードコンタクトが眼瞼下垂を引き起こす原因になるという研究結果は、1990年代半ばから報告されていました。

ハードコンタクトを外すときにまぶたをひっぱることでまぶたが少しずつ伸びてしまうということと、レンズの周縁部や表面とまぶたが摩擦を起こし、まぶたを上げる筋肉に負担がかかってしまうことの、この2つが主な原因だとされています。

ハードコンタクトを使用する場合の対策は2つあります


ハードコンタクトを使う人ができる、まぶたのたるみへの対策は2つあります。

一つは、レンズを外す際にまぶたをひっぱらないこと、もう一つの対策は、表面と周縁部が薄くてなめらかなハードコンタクトを使用することです。

まぶたをひっぱる習慣をやめる

ハードコンタクトレンズを外す際には、まぶたをひっぱりまばたきをすることでレンズを外す方が多いかと思います。

しかし、まぶたを強くひっぱることが習慣化されてしまうと、まぶたの筋肉に負担がかかるほか、皮膚が伸びて弾力を失い、まぶたがたるんでしまいます。

そこでおすすめなのが、ハードコンタクトを外すためのスポイトを使用することです。

専用のスポイトを使用することで、まぶたをひっぱることなくレンズを外すことができるため、まぶたのたるみ対策として効果的なのです。

薄くてなめらかなレンズの使用

周縁部が薄くなめらかなハードコンタクトを使うことで、レンズの動きもスムーズになり、角膜にフィットしやすくなります。

レンズの表面がなめらかであれば、まばたきの際の結膜(まぶたの裏の粘膜)との摩擦も減るため、まぶたの筋肉への負担も軽減され、まぶたが下がるリスクも低くなります。

まぶたのたるみを改善するにはクリニックでの施術がおすすめです

まぶたのたるみや眼瞼下垂の改善するのであれば、信頼できるクリニックでの施術をおすすめします。

まぶたのたるみには眉下切開法

たるみの原因となっている余分な皮膚を除去する「眉下切開法」という施術なら、眉の下ギリギリを切開するので傷跡が目立ちません。

眉の下なのでメイクでもカバーしやすいのもメリットです。

また、整形したことがわかりにくいというのも特徴で、一重なら一重のまま、元々の目の形を変えずにたるみだけを解消することができます。

「たるみは解消したいけど、まわりに整形がばれるのは嫌」という人にも大変おすすめです。

眼瞼下垂にも適した施術があります

眼瞼下垂には、挙筋を縫い縮めることで引き上げる力を強くする施術をおすすめします。

これはどのようなまぶたの形でも施術が可能で、二重の場合は二重のラインに沿ってメスを入れ、一重の場合はまつ毛の上を少し切って施術を行います。

こちらも元々の目元の印象をあまり変えることなく整形することが可能なため、手術したことに気付かれにくいというメリットがあります。

また、眼瞼下垂は視野障害や肩こり・頭痛を引き起こすため、重度の眼瞼下垂の場合は施術に保険が適用される場合もあります。

(まとめ)まぶたのたるみはハードコンタクトの長期使用が原因?

1.ハードコンタクトの長期使用はまぶたのたるみの原因になります

ハードコンタクトを長期的に使用している人は、非使用者に比べ眼瞼下垂になる確率が約20~100倍になるという研究結果があります。

レンズを外す際にまぶたをひっぱることや、レンズとの摩擦が起こることが主な原因だと言われています。

2.ハードコンタクトを使用するとまぶたがたるみやすくなります

コンタクトの使用によって引き起こされる眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋が弱まり、目がしっかり開かなくなる状態のことを言います。

目がしっかりと開けられなくなることで、まぶたがたるんでいるように見えてしまうでしょう。

3.ハードコンタクトを使用する場合の対策は二つあります

まぶたをたるませないためには、ハードコンタクトを外す専用のスポイトを使用し、まぶたをひっぱらないようにすることが大切です。

また、表面と周縁部が薄くてなめらかなレンズを使用し、摩擦を減らして、まぶたの筋肉への負担を軽減しましょう。

4.まぶたのたるみを改善するにはクリニックでの施術がおすすめです

まぶたのたるみや眼瞼下垂を改善するのであれば、信頼のおけるクリニックで施術を行うのも良いでしょう。

眉下切開法は傷が目立たないというメリットがある施術です。

一方、眼瞼下垂の手術は、挙筋を縫い縮めることで引き上げる力を強くするというものです。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

運営者情報

運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
住所〒163-1324
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院長中村 大輔

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