分厚いまぶたの原因は脂肪のこともありますが、ほかに原因があることもあります


まぶたが分厚くなる原因としてよくあるのは脂肪ですが、場合によっては筋肉や皮膚が分厚いことが原因のこともあります。

まぶたが分厚くなっている原因によって対処法も異なるので、原因をきちんと突き止めるのは大切です。

自分で原因を突き止めるのは困難な場合が多いので、信頼できるクリニックで相談するとよいでしょう。

脂肪以外に皮膚や筋肉のせいでまぶたが分厚くなることがあります

日本人などの東洋人は、西洋人と比較して皮膚や脂肪が分厚い傾向にあります。

そのため、まぶたが分厚くなりがちです。

この点を比較してみると、西洋人は肥満の人でもまぶたは薄く、目はぱっちりしているケースが多いものです。

まぶたが分厚い原因は脂肪や皮膚の厚みだけでなく、眼輪筋という筋肉が厚いせいであったり、むくみが原因になっていたりすることもあり、決して一概には言えません。

そのため、まぶたの厚みを解消したい場合は、まずクリニックで医師の診断を受ける必要があるでしょう。

見た目が明らかに変化する程度にまぶたの厚みを解消したい場合、まぶた内の脂肪と筋肉を除去することもあります。

このような手術は切除する部分が大きいため、ダウンタイムは2週間程度の長めの期間を見積もる必要があるでしょう。

しかし実際のところ、まぶたの厚みの原因で最も多いのは脂肪です。

そのため、まぶたの厚みを解消するために筋肉を切除するケースは少なく、脂肪除去のみですっきりすることも多いようです。

厚いまぶたには全切開法による脂肪除去がすすめられることがあります


まぶたの厚みを解消する施術としてよくすすめられるのは、まぶた内のROOFという脂肪を除去する施術です。

ROOFは隔膜前脂肪とも呼ばれ、まぶたの皮膚の浅い部分にある皮下脂肪を指します。

まゆ毛のすぐ下を指で触ると脂肪でふわふわしているのが分かることがあります。

ROOFとは、この脂肪を指すといえるでしょう。

ROOFを切除するためには、眉下を切開する「眉下切開法」か、まぶたを切開する「全切開法」がすすめられます。

このROOFを切除すると、場合によってはまぶたが薄くなり、すっきりとした印象に変わることが期待できます。

このように切開をしてまぶたの内部処理を行った場合のダウンタイムは、1週間が目安といわれています。

完全に腫れが引いて落ち着くまでには1ヶ月~数ヶ月かかることもあるようです。

施術後数週間は多少腫れが残り、違和感があるかもしれませんが、時間の経過と共に自然な感じに落ち着いていくことが多いので、焦らずに経過観察することがすすめられます。

こうしたダウンタイムや術後の違和感といった疑問点は、カウンセリング時に質問しておくとよいでしょう。

脂肪除去は二重整形やたるみ取りと同時に行われることが多いです

まぶたの厚みをすっきりさせるために行われる皮下脂肪(ROOF)の除去は、二重整形やまぶたのたるみ取りと同時に行われるケースが多いです。

ひとつずつ説明します。

二重整形と同時に行う場合

二重整形と同時に行われるケースでは、二重ラインを形成したい部位に沿ってメスを入れ、そこからROOFの除去を行います。

その後、二重を形成しつつ傷口を縫合します。

このようにして二重を形成した場合、まぶたが分厚いまま行う埋没法と比較して無理やり感が出にくく、すっきりとした印象に仕上がる傾向にあります。

また、まぶたが分厚いまま埋没法を行うと、糸にかかる負担が大きくなるためとれやすいのですが、切開法であれば元に戻ってしまう心配もないため、メリットといえます。

たるみ取りと同時に行う場合

まぶたのたるみ取りと同時に行われるケースでは、まゆ毛の下側の生え際に沿ってメスを入れ、そこからROOFを除去します。

同時にまぶたの余った皮膚を切除し、縫合します。

こうすることにより、まぶたのたるみを改善でき、すっきりとした目元に整えられる可能性があります。

こちらの施術方法では、二重ラインの部分はいじらないため、元の目の形を変えたくない方にもおすすめです。

このように、ROOFの切除は、同時にどのような施術を行うかで切開の部位が変わってきます。

理想のデザインを手に入れるため、また、できるだけ効率よく施術を受けるために、カウンセリング時に要望を伝え、どのような施術方法があるのか相談してみましょう。

(まとめ)まぶたが分厚いのは脂肪が原因なの?

1.分厚いまぶたの原因は脂肪のこともありますが、他に原因があることもあります

まぶたが分厚い原因は、脂肪以外にも、まぶたの奥にある筋肉であることがあります。

または皮膚が分厚いことが原因の場合もあります。

クリニックで診てもらい、原因にマッチした対処方法を見つけましょう。

2.脂肪以外に皮膚や筋肉のせいでまぶたが分厚くなることがあります

まぶたの厚みを解消するために、脂肪除去、眼輪筋の切除、余分な皮膚の切除などが行われることがあります。

この中で最も多いのは脂肪除去です。

まぶたを切開し、まぶたに蓄積した脂肪を除去することによって目元をすっきりとさせる施術です。

3.厚いまぶたには全切開法による脂肪除去がすすめられることがあります

まぶたの皮膚表面から浅いところにある脂肪をROOFといいますが、これを切除することでまぶたが薄くなり、すっきりとした目元に整えられる可能性が高いです。

一般的にROOFの切除は切開法や眉下切開法によって行われます。

4.脂肪除去は二重整形やたるみ取りと同時に行われることが多いです

ROOFの除去は単独で行われることは少なく、たいてい二重整形やまぶたのたるみ取りと同時に行われます。

どのような施術を同時に行うかによって切開の位置も変わってきます。

医師とよく相談し、理想のまぶたに近くなるよう施術方法を選びましょう。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
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院長中村 大輔

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