まぶたの薄い厚いは目をつぶった状態でわかります


まぶたが薄い厚いは、近視が強い人は黒目が盛り上がりやすく通常目をあけたまま判断すること難しいでしょう。

正確にまぶたの薄い厚いを判断するなら、目を閉じて周りの人に見てもらいましょう。

自分で判断したいときには、目をつぶった状態を撮影してもらうと、わかりやすくなります。

目をつぶってから黒目を左右に動かし、目玉の動きがはっきりわかればまぶたは薄いといえるでしょう。

逆に目玉の動きがわかりにくい場合は、脂肪が多く厚いと判断できます。

まぶたの脂肪の構造を正しく理解する必要があります

二重手術の際に脂肪を一緒に除去したいと思う方は、最初にまぶたの脂肪の構造を正しく理解するようにしましょう。

なぜなら、ただまぶたの脂肪を除去してしまっても、患者さんの希望通りの目元に近づくとは限らないからです。

まぶたの脂肪を除去することによって、将来年齢を重ねた後、まぶたがくぼんでしまうという可能性も考えておかなければなりません。

まぶたに厚みがあるように感じられるのは、単にまぶた内に脂肪が多いだけではない可能性があります。

もともと東洋人は眼球が前に出ている人が多く、まぶたに厚みがあると勘違いしやすいのです。

まぶたには上から、皮膚、皮下組織、まぶた板前組織という構造になっています。

眼球は頭蓋骨の目のくぼに収まっていますが、眼球を保護する目的のために脂肪が存在するのです。

患者さんが感じるまぶたの厚みとは、この部分の脂肪のことで、脂肪を除去してもまぶたの厚みは改善しにくい場合があります。

まぶたに厚みがあるように感じられるのは、脂肪が原因というより、眼窩骨というふくらみが原因のことも少なくありません。

そのため、ただまぶたの脂肪を除去しても思ったように改善することはできず、満足のできない整形術となってしまう可能性もあります。

施術を行う際は、専門医としっかり話し合って、自分の状況と施術が適切かどうかを判断する必要があるでしょう。

本当に脂肪が多いかは日中の変化でわかります


まぶたが薄いか厚いかの違いが分かりにくい方は、日中でまぶたの厚みに変動を感じやすいかで考えてみましょう。

寝ているときは重力の影響で血液は水平に流れていきます。

すると寝起きはまぶたに水分が多い状態となりむくみ、腫れぼったいまぶたになるでしょう。

ところが日中活動することによって重力が上から下にかかり、頭の血液が少なくなって、まぶたのむくみも改善されていきます。

まぶたに脂肪が多いとより水分を吸収してむくみやすいため、日中の変動が大きいほど、脂肪の蓄積が高いといえます。

朝はまぶたが脂肪によって下がりやすく、夜は目元がすっきりして脂肪を感じにくい方は、脂肪除去による効果が高いと予想可能です。

このように脂肪の影響を受けやすい方でも、将来のことを考え、安易に脂肪除去の手術を選択しないようにしましょう。

年齢を重ねるごとに目がくぼんでくる人は少なくないのですが、もともとあるまぶたの脂肪を除去した方は、この影響を受けやすいといえます。

将来目がくぼんでしまうと、二重のラインも出にくくなってしまうため注意が必要です。

本当に脂肪によりまぶたが腫れぼったく感じられる方でも、除去することで得られる効果は、朝のむくみが多少改善される程度です。

そのことを理解したうえで、適切な脂肪除去手術を受けるようにしましょう。

脂肪を除去しなくても二重にすることですっきり見えます

一重の方でまぶたの脂肪除去と二重手術を考えているなら、まずは二重手術のみを検討してみてください。

まぶたの厚みがあると感じてしまうのは、一重のため重たそうな雰囲気があるためです。

本来まぶたの脂肪はそれほど影響しておらず、二重手術をすることで重たい雰囲気は解消されやすいでしょう。

重たい雰囲気はまぶたの脂肪が原因のことはそれほど多くなく、二重手術をすることで改善できる可能性があります。

二重手術は黒目が大きく見えるようになり、すっきりとした見た目を手に入れるためにおすすめです。

まぶたの腫れぼったさを気にされる方は、幅広の二重を希望される方もいます。

平行型の二重はまぶたの脂肪が少ないことが前提で、脂肪が多いと希望の仕上がりとならない可能性があるでしょう。

さらに平行二重にすることで、余計にまぶたの厚みが気になってしまうこともあるため注意が必要です。

二重手術は患者さんの希望だけを優先するのではなく、その人のまぶたの薄さや厚さを考慮しながら、黒目の見え方も考えながら選ぶと、結果的に良い仕上がりとなります。

好みを優先させるだけでなく、その方が似合う二重にするよう勧めてくれる医師のもと手術を受けるようにすることが大切でしょう。

(まとめ)まぶたの薄い厚いの違いはどう見分ければいいの?

1.まぶたの薄い厚いは目をつぶった状態でわかります

まぶたが薄い厚いを判断するには、目を閉じて黒目を左右に動かし、目玉の動きがわかりやすいかで判断できます。

動きがわかるなら薄い、動きがわかりにくい場合は厚い状態です。

2.まぶたの脂肪の構造を正しく理解する必要があります

もともと東洋人は眼球が前に出ている人が多く、患者さんが考えるまぶたの脂肪を除去しても、思ったような仕上がりとならない可能性があります。

脂肪を除去すれば将来まぶたのくぼみの原因にもなるため、まぶたの構造を正しく理解しましょう。

3.本当に脂肪が多いかは日中の変化でわかります

自分が本当にまぶたの脂肪が多いのか確かめるには、朝と夜でむくみの違いが大きいか考えてみてください。

日中の変動が大きい方は、まぶたの脂肪が多いと判断できます。

ただし、脂肪除去は将来目のくぼみの原因となりやすいため注意してください。

4.脂肪を除去しなくても二重にすることですっきり見えます

まぶたの厚みを気にされている方でも、脂肪を除去せず二重手術をするだけで、すっきりとした仕上がりとなることはよくあることです。

その人のまぶたの薄さや厚み、黒目の見え方などを考慮しながら、最適な手術を選択するようにしましょう。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
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院長中村 大輔

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