まぶたが腫れぼったい原因はまぶたの構造物の厚みです


まぶたの構造物には皮膚、筋肉と脂肪組織があります。

それらの一部、もしくはすべてが厚い場合に、まぶたは腫れぼったくなります。

ただし、まぶたにむくみやアレルギー等の炎症による腫れがある場合にも、まぶたは腫れぼったくなってしまいます。

まぶたの腫れぼったさがまぶたの組織が厚いことによるのか、あるいは炎症による腫れなのかは、自分で判断するのは困難です。

きちんと医師に診てもらうことが重要です。

まぶた内の組織が厚いとまぶたが腫れぼったく見えます

まぶたを構成するものそれぞれが厚いと、まぶたは厚くなります。

そして、まぶたの奥には眼球があり、まぶたが厚くなっても眼球側に組織の逃げ場がないため、前方へ押し出される形となり、まぶたが腫れぼったくなってしまいます。

まぶたには皮膚と筋肉、脂肪組織があります。

筋肉はまぶたを閉じる眼輪筋と、まぶたを引き上げる眼瞼挙筋とがあります。

この筋肉は腕や脚の筋肉と構造は同じですが、動かすものが腕や脚よりも非常に軽いため、筋肉が大きく発達することは考えにくいです。

一方、脂肪組織では、まぶたの表面近くにある隔膜前脂肪と、眼球近くにある眼窩脂肪とがあります。

この脂肪組織は皮下脂肪と同じものです。

ですから、肥満気味の人では脂肪細胞が大きくなって、まぶたを厚くする原因となります。

皮膚の厚みも人それぞれ異なりますが、まぶたを腫れぼったくするほどの厚みまでは達しないことがほとんどです。

ですから、まぶたが腫れぼったく見える原因には、まぶた内部の脂肪組織の多さが考えられます。

まぶたの腫れぼったさ解消に脱脂という方法があります


まぶたの腫れぼったさがまぶた内部の脂肪の多さに由来するものであれば、脂肪を除去する方法で対応できます。

脂肪組織を取り除く方法のことを、脱脂と言います。

脱脂は主にまぶたの皮膚を切り開く切開法で行われますが、切開の大きさによって取り除ける脂肪の量や場所が異なります。

まぶた内部の脂肪には、2つあります。

1つはまぶたを閉じる眼輪筋のすぐ裏にある、ROOFと呼ばれる隔膜前脂肪です。

もう1つは、それよりも奥にあり、眼球やまぶたを引き上げる眼瞼挙筋のそばにある眼窩脂肪です。

眼窩脂肪は、まぶたの上の方、眉毛の直下付近を小さく切開することで、取り除くことができます。

隔膜前脂肪の場合には、小さな切開での除去が困難です。

そのため、まぶたを大きく切開する必要があります。

まつ毛の生え際付近で切開し、除去していきます。

まぶたの奥には、眼球があります。

まぶたに脂肪組織が多い時、眼球側にまぶたの組織を押し出すことは不可能です。

そのため、まぶたが厚いと、どうしても前方へ飛び出さざるを得ないため、まぶたが腫れぼったくなってしまうのです。

切開により脱脂を行うと、まぶた自体の厚みを減らして腫れぼったさを解消できます。

まぶたが腫れぼったくなる原因には、炎症などもあります

まぶた内部の脂肪が多いこと以外の理由で、まぶたが腫れぼったく見える場合があります。

それは、まぶたの皮膚やまぶた自体の炎症によるものです。

皮膚に付ける化粧品が肌に合わず、アレルギー様の症状を起こした場合、まぶたが腫れてきます。

あるいは、メイクを落とす際にゴシゴシと擦ってしまうことがまぶたへの刺激となり、まぶたが腫れることもあります。

また、泣いた後にまぶたが腫れるのは多くの人が経験したことがあるでしょう。

花粉によるアレルギーなどで涙の量が多い場合にも、同様の症状を呈します。

さらに、まぶた内部のリンパ液や血液の流れが悪く、むくんでしまう場合にもまぶたは腫れぼったくなってきます。

うつぶせ寝が多い場合にも、まぶたは張れることが多いです。

さらには、そもそも眼球自体が突出している場合にも、まぶたを前方へ押し出すために、まぶたが腫れぼったく見えてしまいます。

まぶたが腫れぼったくなる理由には、まぶた内部の物以外も関与します。

何が主原因なのかを自分で判断することは困難ですから、まぶたの厚みに悩んだら、まずは医師に相談してみましょう。

(まとめ)まぶたが腫れぼったい原因には何がある?

1.まぶたが腫れぼったい原因はまぶたの構造物の厚みです

まぶた内部の構造物である皮膚や筋肉、脂肪組織が厚いと、まぶたは腫れぼったくなります。

ただし、まぶたがむくんでいたり、炎症によって腫れていることで、腫れぼったく見えたりする場合もあります。

原因がどちらなのかは、医師に判断してもらうことが大切です。

2.まぶた内の組織が厚いとまぶたが腫れぼったく見えます

まぶたの構造物では筋肉や皮膚、脂肪組織が主なものです。

このうち、脂肪組織の量がまぶたの厚みを左右していて、これが多いとまぶたが腫れぼったくなります。

皮膚や筋肉が厚い方もいますが、まぶたを腫れぼったく見せるほどにはならないことが多いです。

3.まぶたの腫れぼったさ解消に脱脂という方法があります

まぶたの内部には隔膜前脂肪と眼窩脂肪があります。

小さな切開では眼窩脂肪が、また大きな切開では隔膜前脂肪の除去が可能です。

まぶたが厚い場合、その奥にある眼球によってまぶたが前方へ押し出されてしまい、どうしても腫れぼったく見えてしまうのです。

4.まぶたが腫れぼったくなる原因には、炎症などもあります

まぶたの皮膚に、アレルギーによる炎症が起こった場合、涙の分泌量が増えた場合、あるいはリンパ液や血液の流れが悪くむくんでいる場合にも、まぶたは腫れぼったく見えます。

主な原因を突き止めるには、きちんと医師に相談しましょう。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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