腫れぼったいまぶたが生まれつきの場合もあればそうでない場合もあります


人の体は、親からの遺伝情報を受け継いでいます。

両親のどちらかがまぶたが腫れぼったい場合に、その子どものまぶたも腫れぼったくなる場合はありますし、その逆もありえます。

また、まぶたの内部には皮下脂肪と同じような脂肪組織があります。

そのため、幼いころからやや太り気味の人では、まぶた内部の脂肪組織が多く、まぶたが腫れぼったくなることもあります。

このような場合には、まぶた内部の脂肪を切除することで、まぶたを薄くすることができます。

まぶたの腫れぼったさが両親どちらかからの遺伝であれば、それは生まれつきと言えます

子どもの身体的な特徴は、親からの遺伝情報を受け継ぐことで形成されます。

そのため、両親のどちらかでまぶたが腫れぼったい場合に、自分のまぶたも腫れぼったくなる可能性があります。

親と子で、顔のつくりが似るのは周知の事実ですが、子どもが両親それぞれが持つ遺伝情報を受け継ぐためです。

人は皆23対、46本の遺伝子を持っています。

そして、生まれてくる子どもは、両親それぞれから23本ずつの遺伝情報を受け継ぎます。

その中には、顔のつくりに関する情報も含まれています。

もし、目元のつくりにおいて、まぶたの腫れぼったさを作り出す遺伝子情報が親から子へと受け継がれると、その子どももまぶたが腫れぼったくなる可能性が高くなります。

生まれて間もなくは体中すべてがぷっくりと膨れた状態になっており、まぶたも同様に腫れたような状態になっています。

その後、まぶたが薄い遺伝情報を受け継いだ子どもでは、成長と共にまぶたの腫れぼったさは消えていきます。

しかし、まぶたの腫れぼったくする遺伝情報を受け継いだ子どもの場合は、成長してもまぶたが腫れぼったいままになってしまいます。

このような場合には、まぶたの腫れぼったさは生まれつきと言ってよいでしょう。

まぶたの腫れぼったさが体型に影響されることもあります


まぶたの内部には、脂肪組織があります。

その脂肪組織は腕や脚、胴にある皮下脂肪と同様の組織です。

そのため、幼少期からやや太り気味の方の場合は、まぶた内部にも脂肪組織が多くなる傾向にあります。

そして、それによってまぶたが腫れぼったくなる可能性があるのです。

皮下脂肪の量は、脂肪細胞の数とそれぞれの大きさによって決まります。

脂肪細胞の数は、親からの遺伝によるものもありますが、7歳までの食生活によってその数が決まるとされています。

そのため、幼少期からやや太り気味の方では、脂肪細胞の数自体が多くなります。

そして、その後の食生活や運動の有無によって、脂肪細胞それぞれが大きくなります。

まぶたにおいてこれが起こると、まぶたが厚く腫れぼったくなるのです。

ですから、物心ついた頃に、体型としてやや太り気味の方ではまぶたが腫れぼったくなる傾向となり、生まれつきまぶたが腫れぼったいと考えることになります。

実際、中高生以降にダイエットをしたり、高齢になって痩せてきた人で、まぶたの脂肪細胞が小さくなってまぶたが痩せたり、たるみが出る方がいます。

このように、まぶたの腫れぼったさは幼少期からの体型的特徴に由来する場合もあるのです。

まぶたの腫れぼったさに悩んだら医師に相談してみましょう

まぶたが前へ出っ張ったような状態になり、腫れぼったく見えてしまうことに悩んだら、一度医師に相談してみましょう。

実は、まぶたが前に突出する原因にはまぶたの厚みのほかに、眼球が突出している場合もあるのです。

まぶたの腫れぼったい印象が、眼球の突出とまぶた自体の厚み、どちらに由来するのかは、自分で判断するのは危険ですし、困難です。

まぶたの厚みが脂肪組織に由来するのであれば、外科的な手術で薄くすることができます。

ですから、医師に相談することをおすすめします。

まぶた内部の脂肪には、隔膜前脂肪と眼窩脂肪があり、それぞれ別々の場所にあります。

隔膜前脂肪はまぶたの表面近くにあり、これが多いとまぶたがぷっくりと腫れたように見えます。

また、眼窩脂肪はまぶたの奥、眼球の近くにあって、これが多いとまぶたを前方へ押し出すことになります。

この両方を切除すると、まぶたを押し出すものと、まぶたを腫れぼったくみせるものの両方を解消できるので、まぶたを薄くすることができるでしょう。

このように、まぶたの状態が脂肪組織に影響されているのか否かを医師に診てもらうことで、まぶたの腫れぼったさを解消する方法を医師が提案してくれます。

(まとめ)まぶたが腫れぼったいのは生まれつきなの?

1.腫れぼったいまぶたが生まれつきの場合もあればそうでない場合もあります

まぶたの腫れぼったさが両親からの遺伝であれば、まぶたの腫れぼったさが生まれつきという事になります。

やや太り気味でまぶた内部の脂肪組織が多い場合にも、まぶたが腫れぼったくなります。

その場合には、脂肪の切除でまぶたを薄くすることができます。

2.まぶたの腫れぼったさが両親どちらかからの遺伝であれば、それは生まれつきと言えます

体のつくりは親からの遺伝情報で決まります。

両親どちらかでまぶたが腫れぼったい場合、その遺伝子を受け継いだ子どもでもまぶたが腫れぼったくなる可能性が高くなります。

このような場合には、生まれつきと言ってよいでしょう。

3.まぶたの腫れぼったさが体型に影響されることもあります

まぶた内部にも脂肪組織があり、これは体につく皮下脂肪と同様の組織です。

幼少期からやや太り気味の方ではまぶた内部の脂肪組織の量が多くなり、生まれつきまぶたが腫れぼったいように見えてしまいます。

4.まぶたの腫れぼったさに悩んだら医師に相談してみましょう

まぶたが腫れぼったいことに悩んだら、一度医師に相談してみましょう。

まぶたの腫れぼったさが脂肪の多さによるものであれば、脂肪を切除することでまぶたがすっきりします。

切らない二重術(埋没法)

極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。

切る二重術(切開法)

まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

目元形成

目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

眼瞼下垂

まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

目元のたるみ取り

目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

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運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
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院長中村 大輔

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